部屋の一角に設えた「癒しの間」
休日の朝や平日の夜、お香を焚いたり、キャンドルに火を灯して、キッチンカウンターの前で過ごすことが多くなりました。
中でも、最近使い始めた「茶香炉」がお気に入り。お茶の葉のいい香りが、あたり一帯にほのかに広がります。
茶葉を熱して香りをたのしむ茶香炉。陶芸作家として活動しているANさんのギャラリーを眺めていて、この丸っこくてかわいいシルエットに興味を持ったのが出会いのきっかけでした。
目覚めの悪い朝や疲れた夜も、広がるお茶のいい香りにうっとりします。ANさんにおすすめの茶葉をうかがってみたところ、「ほうじ茶もいいですよ」とのこと。さっそく茶葉を買ってきて試してみました。焙煎された茶葉がまさに香ばしく香って、すーっと吸い込むと体の芯から癒されていくのを実感します。
器の模様からゆらゆらと揺れる火が見えるのも、癒し効果に一役買っているよう。普段は器を制作されることが多いANさんに、器づくりと茶香炉の制作の違いをうかがってみました。
お団子のあの子
茶香炉の隣にちょこんと腰かけているのは、作家・naotoogaさんがつくる「ルルさん」シリーズの「ルルさんのむすめ」。
実は、夏場はお団子ヘアにしていることが多いわたしは、以前同僚に「そっくりだね」と言われたことがあり、「いつか部屋に…」とずっと憧れていました。数ヶ月待って、ようやく出会えたときはとってもうれしかったです。
窓際のキッチンカウンターにいつもちょこんと座っていて、植物に水をやっているといつもなんだか目が合ってかわいいです。
作品ページには「なかよしのくまちゃんをさそいに森へでかけた、ルルさんのむすめ。」との説明が。
そんな物語をうかがうと、途端にルルさんのむすめがたくましく見えてくるから不思議です。わたしが部屋にいないときは、どんな時間を過ごしているのでしょう…(笑)。