特集

【キットをつくる】耳もとでひらりと舞う「リーフの耳かざり」

自宅で過ごす趣味の時間に、「つくるよろこび」を体感できる手づくりキットはいかがですか。今回は、風に吹かれて耳もとで揺らめくリーフの耳かざりづくりに挑戦してみました。

エミリー
メンズライクなアクセとユニークな作品収集が趣味のminneスタッフ。休みの日はハンドメイドイベントによく出没します。

オーガンジー刺繍に初挑戦

・ACEさんの「リーフの耳飾り オーガンジー刺繍キット

今回挑戦するキットはこちら。
前々から気になっていた、オーガンジー刺繍のアクセサリーです。これまで、minneでは作品を購入するばかりでしたが、身につけるものを「自分でつくる」というのは、とてもうれしい体験になりそうです。

キットの中身と道具たち


キットの中には、写真付き説明書とオーガンジー、刺繍糸、丸カンなどの金具類に加え、針や楊枝まで入っていました。
お店でそろえるとなると、メートル単位や束で購入しなければいけないオーガンジーや刺繍糸が、こうして使う分だけセットになっているのも、キットのうれしいポイントです。

自分で用意したのはこちらの5点。左から、シャープペンシル、ほつれ止め筆ペン、平ヤットコ、裁ちばさみ、糸切りばさみ。

それではさっそく、はじめていきます。

ACEさん
作品づくりをしていく中で、お客さまに「わたしもつくってみたい」という声をいただくことが多くなったのが、オリジナルキットの制作を始めたきっかけです。

ゆっくり、丁寧に


まずは図案の上にオーガンジーを重ね、シャープペンシルで写します。シンプルな形だからこそ、すこしでも曲がってしまうとまったく違う印象になってしまうので、丁寧になぞります。

写し終えたら、いよいよ縫い始めます。

リーフを縁どるように縫っていきます。同じ幅で隙間なく縫う、という作業は簡単そうに見えてなかなか難しい工程です。しかし、針を進めるにつれて浮かび上がってくる模様がうれしくて、気づけば、先へ先へと縫い進めていました。これぞ刺繍の醍醐味ですね。

ACEさん
ACEのオリジナルオーガンジー刺繍は、刺繍枠を使わずに縫うものです。布を浮かせて縫うと綺麗に幅をそろえて縫うことか難しいので、縫い進める際に、キットに含まれている厚紙にオーガンジーを置いて縫うと、幅が均一にそろいやすいですよ。

葉脈部分を縫うと、途端に“葉っぱらしく”見えてきます。素朴な雰囲気が愛らしく、すでに作品への愛着が湧いてきてしまいました。

4枚すべてを縫い終えたら、ほつれ止め筆ペンの液を糸に染み込ませて固め、液が乾いたら、モチーフの外側ぎりぎりをオーガンジーから切り取ります。

リーフの先端につまようじで穴を開け丸カンを通します。そこに、淡水パールとピアスチェーンをつければ完成です。

刺繍枠を使わないことで「布がよれてしまいそう…」と、すこし不安に思っていましたが、コツをつかむと上手く縫い進められるようになりました。はさみなど、自宅にあるものだけで準備することができたので、だれでも気軽に始められそうです。

素敵なアクセントに

実際につけてみると、つけていることを忘れるくらい軽いつけ心地にびっくり。動くたびに表情豊かにゆらゆらと揺れ動くので、ショートヘアのわたしにもぴったりです。

ACEさん
オーガンジー刺繍のアクセサリーはとても軽く、耳への負担が少ないものですので、日常のコーディネートと合わせてお使いいただけるとうれしいです。ご自身で刺繍糸の色を変えて縫っていただくと、印象を変えてたのしむことができると思います。

さらにACEさんのギャラリーを覗くと、リーフのほかにビオラマーガレットモチーフのキットもありました。こうして並べて眺めているだけでも、顔がゆるんでしまうほどのかわいらしさ。今回学んだことを活かして、ほかのモチーフもつくってみたいと思います。

「ACE」さんのギャラリーはこちら

 
ほかにも素敵なキットがたくさんあります。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

キットの記事を見る

【キットをつくる】
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