誰かを想ってつくる喜び
誰もが知る定番アイテム「ニベアの青缶」を飾り付け、作家さんに「世界にひとつのニベアクリーム缶」をつくっていただきました。テーマは「大切なひとへの想い」。
感謝や愛情を形にした作品は、作り手にも幸運を運んでくれるアイテムになるかもしれません。
毎日をご機嫌に
不思議な画材アクセサリー「いろいろ出てくる絵の具ブローチ」をはじめ、パンダやアヒルをモチーフにした作品を、原型から丁寧に制作しているMaHoMeさん。「毎日をご機嫌に過ごせるアイテム」が、ものづくりのテーマです。
今回は、そんなMaHoMeさんが、生後4ヶ月の息子さんを想ってニベアクリーム缶をデコレーションしてくれるそう。
いったい、どんな作品が完成するのでしょうか。
陽当たりのいいアトリエで
デザイン・試作が完成したとのことで、特別にMaHoMeさんのアトリエにうかがわせていただきました。
息子さんは、お昼寝中。
息子さんを想ってつくる作品は、「お風呂をテーマにしようと思っています」とのこと。実際に、お風呂上がりにはニベアクリームをいつも塗ってあげているんだとか。
息子さんの寝顔を見ながら
「ラフ案ができているんです」とMaHoMeさん。普段からタブレットやノートにアイデアや構想をあれこれと書き留めているといいます。
素材をつくる
それではまず、パーツづくりから。
MaHoMeさんといえば、アヒルちゃんやパンダ。樹脂粘土で形をつくっていきます。このパーツはそのまま装飾に使うのではなく、型抜き用だそうです。
型ができたら、樹脂粘土を詰めて型抜きをしていきます。
お次はレジンを流し込んで、クリアなパーツをつくっていきます。
手がぷるぷると震えてしまいそうな細かい作業です。
レジンをライトで固めると、こんなパーツが完成しました。
そして、最後に湯船を思わせる、透明感のある「お湯」をつくります。
色を混ぜ合わせて着色。
ブルーに染まったレジンを、用意していた型へとろ〜りと流し込んでいきます。ライトを当てて、しっかりと固めて完成です。
これで、飾り付ける素材がすべて出揃いました。
ニベアクリーム缶に想いを乗せる
丁寧につくったパーツを、いよいよニベアクリーム缶の上に乗せていきます。
こうして、MaHoMeさんの「アヒルちゃんとおふろ」が完成しました。
「アヒルちゃんとおふろ」
数年後まで見据えた、やさしくあたたかいお母さんの想い。お話をうかがいながら、うらやましい気持ちでいっぱいになってしまいました。
この先のおふたりの、たのしいお風呂時間を願っています。
誰かを想って、つくりませんか?
家族や友達、ペットなど、大切な誰かへの想いを込めた、あなたの手でつくる「世界にひとつのフォーチュンデコ缶」を募集します。
応募はこちらから
協力 ニベア花王株式会社
取材・文 / 中前 結花 撮影 / 真田 英幸