今回は、イラストレーター・アクセサリー作家のkurogoma.(くろごま)さんのキットをご紹介します。
プロフィール
kurogoma.さん
プラバンアクセサリーを中心に制作。“シンプルだけど存在感のあるもの”をテーマに、手描きのぬくもりある作品を展開。
大人かわいい北欧風プラバン
kurogoma.さんのアクセサリーといえば、手描きならではのぬくもりある絵柄、テイストが魅力。そんな魅力を存分にたのしむことができる、北欧風のプラバンレッスンキットが発売されました。
完成したキットをご覧になったときはいかがでしたか?
1ヶ月目に送られてくるキット「花・蝶・鳥のアクセサリーとまち針」の中身。
kurogoma.
とてもうれしかったのと同時に、ひと月ずつ「ボリュームあるなあ!」と思いました。4ヶ月分のキットでつくることができるのは、アクセサリー、まち針、ヘアゴム、ブローチ、キーホルダー、サンキャッチャー。つくりごたえのある内容になっています。
ここで、各月のラインナップをご紹介。
1ヶ月目:「花・蝶・鳥のアクセサリーとまち針」
シンプルな赤と青の油性ペンを使い、花や蝶、鳥といった小さなモチーフでアクセサリー、まち針をつくります。
2ヶ月目:「北欧パターンのヘアゴムとブローチ」
赤と青に緑と黒を加えた4色で、心踊る北欧パターンのヘアゴム、ブローチをつくります。
3ヶ月目:「フルーツのブローチとキーホルダー」
カラフルな色味の油性ペンを使い、北欧ファブリック風のフルーツブローチ、キーホルダーをつくります。
4ヶ月目:「お花と北欧模様のサンキャッチャー」
プラバン、水晶玉、つぶし玉をワイヤーでつなげ、北欧デザインのサンキャッチャーをつくります。
今回の作品(シリーズ)の特徴や、注目してほしい部分をおしえてください。
kurogoma.
「普段の作品」を意識したデザインになっているので、受講していただければ、kurogoma.で販売しているアクセサリーをほぼ全部つくっていただくことができるんです。
kurogoma.
中でも、4ヶ月目に届く「プラバンのサンキャッチャー」はワークショップでも大変な人気があります。完成後は、お部屋のインテリアとして永く眺めて愛でることができますので、ご期待ください。
本当にさまざまな作品をつくることができますね。キットの内容を決める上で、特にこだわった部分をおしえてください。
kurogoma.
全4回で、できるだけ色々な種類のプラバン作品をつくることができるように、とバリエーションを考えました。また、何度もたのしんでいただけるように図案は多めに用意しました。
お好きな図案を選んでおたのしみいただけます。慣れてきたら、異なる絵柄を組み合わせたり、アレンジを加えても◎。
キットには油性ペンも同封されます。4ヶ月で揃う色味はこちらの7色。お好みでオリジナルの色使いをおたのしみください。
プラバン初心者でも上手につくれるポイントをおしえてください。
kurogoma.
キットには、つくり方を丁寧にまとめた説明書が同封されているほか、ミニ動画もあるので、初心者の方でも安心いただけると思います。難しいことは考えず、じっくりと手順を眺めながらチャレンジしてみてください。
kurogoma.
とは言え、必ずしも「上手につくる必要」はないと思っています。リラックスした気持ちで、たのしんでつくっていただけたらうれしいです。
今後、作品づくりや販売において挑戦されたいことはありますか。
kurogoma.
今回、はじめて「人につくり方を伝える」ということを意識して制作をしました。自分自身が改めて学んだことも多く、とてもたのしかったので、この経験を活かしてワークショップを開きたいです。「つくるよろこび」をたくさんの方と共有していけたらいいですね。
最後に、テナライの受講を考えている方々にメッセージをお願いします。
kurogoma.
絵が得意なひとはもちろん、絵を描くのが苦手という方にこそ受講をおすすめします。「うまく描けなかったな…」、「色塗り失敗しちゃったな…」と感じても、焼いてみると意外とそこがいい味になってしまうのが、プラバンのおもしろいところです。完成した作品だけでなく、「つくる時間」そのものがたのしみとなりますように。
kurogoma.さんの北欧風プラバンキットをはじめ、「テナライ」にはさまざまな手づくりにまつわるミニレッスンがずらりと取り揃えられています。新しい趣味をおさがしの方にもおすすめです。ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。
取材・文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸