身近な材料である消しゴムを使って、オリジナルのはんこを作るtoirohanko▽ヒトミさん。今回は初めての人でもつくれる、基本的な消しゴムはんこの作り方を教えていただきました!レシピを参考に、自分だけのデザインはんこに挑戦してみませんか?
用意するものはこちら
- はんこ用消しゴム
- デザインナイフ
- カッターナイフ
- シャープペンシル、もしくはBまたは2Bなど、濃いめの鉛筆
- トレーシングペーパー
- カッティングシート
- 練り消し
- インクパッド
オリジナルキャラクターの「消しゴムはんこ」
好きな図案を紙に描き、トレーシングペーパーをのせてなぞっていきます。細かい図案の場合は、シャープペンシルでなぞると上手にできます。はんこを押したときにインクの色を付けたいところは、塗りつぶします。
はんこ用消しゴムの表面についている薄い粉を、練り消しでとっていきます。
トレーシングペーパーの図案を写した面をはんこ用消しゴムに当てて、ペーパーの上からこすって転写します。こするときは写真のように印鑑など、何か固いものでこするのが◎。
図案のまわりを残してカッターナイフではんこを切り取ります。
図案のアウトラインに沿ってデザインナイフで切り込みを入れます。ナイフの刃を斜め45度程度に入れていくのがポイント!彫る際は、ナイフではなく、はんこを手で動かしながら掘り進めていきます。
5で入れた切り込みの外側3mm程度の位置に切り込みを入れていきます。5とは反対向きに斜め45度程度でナイフの刃を入れます。
5と6を繰り返し、溝をつくっていきます。
5の切り込みに、同じ角度で深く切り込みを入れます。このとき刃の深さは、消しゴムの半分くらいの位置に先端がくるようにします。
8で入れた切り込みの先端と同じくらいの位置に、横からカッターナイフで切り込みを入れます。
これで、まわりの余白がきれいにとれました。
図案の内側を彫っていきます。彫り方はアウトラインを彫ったときと同じように5と6の繰り返し。最終的に図案の線が山型になるように意識しましょう。目や鼻、口など細かい部分は一つひとつ彫るともげてしまうので、一気に外側を彫って最後に中を彫るのがコツです。
彫り終わったら練り消しで、転写した図案をとっていきます。
インクパッドにはんこを押して、できあがりです!
プロフィール
toirohanko▽ヒトミさん
JESCA(日本イレイサースタンプ協会)認定クリエイター。オリジナルキャラクターをはじめさまざまな消しゴムはんこを数多く制作する。