前回も、反響が大きかった「#わたしの作業机」。新たに5名の作家さんの作業机をご紹介します。次にここから生まれるのは、どんな作品でしょうか。
イラストレーター「瀨頭 陽」さんの机
「長年使用している、黒い木製の作業机です。クールな雰囲気、そしてよく見るとインクや絵具がいくつも飛んでいるところが気に入っています」
植物や魚、風景などを独特のビビッドなカラーで描く瀨頭陽さん。シルクスクリーンを刷る時にも使用しているというこの机は、動きやすいよう部屋の真ん中に配置されているんだとか。植物や魚はそれぞれの特徴を捉えるため、図鑑を手もとに置いて作業しているそうです。
化学構造式アクセサリー作家「st drop」さんの机
「お気に入りのガラスシャーレに必要なパーツだけを出して、机の上はスッキリと。好きな音楽を聴きながら心地よく制作しています」
“化学や科学の美しさ”をデザインに取り入れた、st dropさんのアクセサリー。薬剤師として働きながら作家活動を行なっているst dropさんは、道具を持ち運んで外出先で制作されることも多く、たくさんの場所を作業机として活用されているそう。
刺繍作家「kanaecco」さんの机
「日々、明るいナチュラルな木目がお気に入りの作業机で刺繍をしています。刺繍糸や使いかけの細かい糸たちは小分けの袋に収納すると、机の上も散らからず、使いやすいんです」
動物や植物を、やさしい風合いで紡ぐkanaeccoさんの作業机には、必要最低限の道具だけが並んでいてとってもすっきり。使用しているピンクッションもご自身でつくられたそうです。
ジュエリー作家「KAMIZA」さんの机
「作業机がある部屋には、自分の好きなものをたくさん置いています。作業机にも作品に彩色する絵の具や、木を削する道具などがずらりと並んでいてお気に入りの場所です」
木を加工して、「石」そっくりに仕上げたアクセサリーが人気のKAMIZAさん。本物そっくりの質感は、たくさんの絵の具を使って表現されていることがよくわかりますね。
キャンドル作家「comfort」さんの机
「机はあまり広くないので『整理整頓』を心掛けています。キャンドルを灯し、ラジオに耳を傾けながら、たのしんでキャンドルをつくっています」
いくつも集めたくなってしまう、美しいデザインが魅力のcomfortさんのキャンドル。お部屋の中には、キャンドルを溶かすホーロービーカーがたくさん並んでいます。ご自身の作品に火を灯しながら作業をしている、というのがなんとも素敵ですよね。
今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「作業机」「お道具箱」を募集しております。「#わたしの作業机」「#わたしのお道具箱」(「#minneとものづくりと」をお忘れなく!)の投稿をお待ちしております。