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用意するものはこちら
バスケット(花かご)
麻布
カッター
はさみ(ニッパーもあるとなおよい)
わりばし
地巻ワイヤー(グリーン #24〜#28)
花材(プリザーブドフラワー)
・アジサイ
・カスミソウ
・ブッシュラベンダー
・ペッパーベリー
・コットンブッシュ
・チューベローズ
・ハッカク
土台をセットする
バスケットに麻布を敷き、セックをセットします。
セックはナチュラルな大地をイメージし、あらかじめ縁をカッターで軽く削っておきます。セックの高さはバスケットの高さより低く収まるように調整しましょう。
わりばしをはさみでカットし、2㎝のパーツをふたつつくります。
わりばしの真ん中に#24のワイヤーを巻きつけ、ねじって固定します。
ワイヤーを隠すように割り箸とワイヤーの上からフローラルテープを巻きつけ、割り箸からワイヤーが抜けないように固定します。
ワイヤーをセックに突き刺し入れ、バスケットの隙間に貫通させたら、底裏でワイヤーをねじって固定します。
ワイヤー端は2〜3㎝程度を残してカットし、先端をねじりながらバスケットの隙間にしっかりと入れ込みます。
これで土台となるセックが固定されました。
割り箸止めをもう片側にも設置しましょう。バスケットを逆さまにしてセックが落ちてこなければOKです。
セックの上に、色味のバランスをみながらアイランドモスを敷きつめます。
リングを乗せる位置を想定し、その場所はアイランドモスを厚めに敷きましょう。
地巻ワイヤーをはさみで5㎝にカットし、折り曲げて先端をU字にしたものを10個つくります。
U字ワイヤーでセックとアイランドモスを固定します。モスの端と端を押さえるようにU字ワイヤーで固定していきます。アイランドモスでセックの全体を覆いましょう。
アイランドモスを固定し終えたところ。
花材のパーツをつくる
アジサイは房を細かく分け、大体同じくらいの高さになるようお花を揃えて持ちます。
地巻ワイヤーをはさみで約10㎝にカットし、先端をU字に曲げたら、アジサイの枝分かれしている部分にU字ワイヤーの片側を差し込んで茎にワイヤー1本を沿わせます。もう片側のワイヤーで、茎と沿わせたワイヤーを一緒に巻き下ろし、お花の茎を補強します。
カスミソウを少量とり、あじさいに合わせて巻きつけていくなど、お好みでアレンジを加え、数パーツをつくります。同様に他の花材にも、それぞれの特徴に合わせてワイヤーを巻きつけていきましょう。ペッパーベリーは実が落ちやすいので、そうっと。
ハッカクのように、茎のないものは中央にU字ワイヤーを使って茎をつくり、うしろで固定します。
チューベローズは花芯の中央から茎に向かってワイヤーを通します。ワイヤーの先端は、はさみで斜めにカットしておくと刺しやすいです。花芯側のワイヤー先端はできるだけ小さいフック型に整え、そっと下からワイヤーを引っ張ります。フックが花芯から見えなくなるようにするときれいです。
それぞれの花材に、地巻ワイヤーを隠すためのフローラルテープを根元に巻いていきます。テープはよく伸ばすことで接着剤が出る仕組みになっているので、伸ばしながら巻きつけていきましょう。
各花材のワイヤー部分が3㎝以上になるようにしましょう。
アレンジを加えていく
バスケットをテーブルに置いたときに少し前に傾く方があれば、そちらを正面にします。
次に、視界の中心となるフォーカルポイントを決めます。フォーカルポイントとは、視線がもっとも集まる見せ場のこと。
今回はナチュラルに仕上げたいので、フォーカルポイントを中心から少し右にずらした位置にしました。
全体のバランスをみながら、花材パーツをアレンジしていきます。フォーカルポイントのまわりに添えるように、目を惹くお花を配置すると写真映えしますよ。
7割くらい埋まったところで、一度遠くから全体を眺めてバランスを確認しましょう。
四方八方から眺めたり、持ち上げてみたりするのもいいです。
メインのチューベローズを刺し、最後にリングをかけるパールピックを刺し入れます。
デコレーションをする
お好みで、バスケットをリボンでデコレーションしましょう。今回はオーガンジーリボンとグログランリボンを使います。オーガンジーリボンを外側に重ねて使うと、透け感が引き立って、大人かわいくきまりますよ。
できあがり。
お好みのお花はもちろん、ウェディングテーマに沿ったお花や、ふたりの思い出のお花でアレンジするのもおすすめです。結婚式に欠かせない「リングピロー」。こだわりを効かせた手づくりで、一生に一度の瞬間を彩ってみてはいかがでしょうか。
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取材・文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸