今週末のおでかけ

「インドの手仕事、文字になる」展

インドのデザイナーが2011年に立ち上げたプロジェクト「The Typecraft Initiative（タイプクラフト構想）」では、デザイナーとインド各地の工芸や民俗芸術の職人がワークショップ形式で独自の英文書体を共同制作。最終的にはインド全29州、それぞれ異なる書体の完成を目指しています。その書体をデジタルフォントとして製品化することで、デザインの可能性や職人である女性たちの新たな職域を広げるプロジェクトです。さまざまな魅力と背景を持つ女性たち職人の手仕事から生まれた文字を味わってみてくださいね。

spiral market selection vol.431「SŌK / ERICA SUZUKI CERAMICS EXHIBITION」

東京を拠点に制作をする陶芸家・鈴木絵里香さんによる個展です。スパイラルマーケットでは2回目となる今回は、新しい土や釉薬を取り入れた作品を中心にランナップ。土そのものが持つ力強さや質感、どこまでも美しく重なる釉薬…。SŌKのつくり出す陶の魅力を感じに、おとずれてみてはいかがでしょうか。

特別展 天空ノ鉄道物語

六本木ヒルズ森タワー52階の全フロアを舞台に、JR７社や東京メトロ、東京都交通局など各社局の全面協力のもと、かつてない規模の大型鉄道イベントが開催されます。全国の鉄道系博物館でも通常は見られない蔵出しのレアな展示品を軸に、1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶかたちで鉄道文化の軌跡をたどります。日本独自の鉄道文化と所縁のある「食」、「旅」、「アニメーション」、「ゲーム」などもフィーチャーし、アートやインスタレーションを交え、子どもから大人まで幅広くたのしめる体感型の展覧会です。

モードとアートの⾹⽔瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール

フランスでは、ファッションデザイナーのポール・ポワレが1908年に創設した⾹⽔ブランド「ロジーヌ⾹⽔」を発端にオートクチュールメゾンが⾹⽔を販売し始め、1920年代には各メゾンの世界観を演出するために⾹りが重要な役割を担うようになりました。本展では、メゾンの世界観を表現した⾹⽔瓶を、芸術家たちが⼿がけた作品を中⼼とした⾹⽔瓶約 80点に絵画、広告等の資料を加え、シュルレアリスムが世界で展開した1920年代から1940年代にかけて制作された⾹⽔瓶に焦点を当て、20世紀から現代までの⾹⽔瓶の軌跡をたどります。

素材博覧会 -YOKOHAMA　2020 冬-

ハンドメイド素材の未知なる魅力と出会うことができるイベントです。糸・布・革・ガラス・石・樹脂・メタル・陶・木・紙など、めずらしいハンドメイド素材やツールが販売されます。ブース出展のほかに素材にまつわる展示、ワークショップなども開催予定。詳しくはホームページをチェックしてみてくださいね。

たなかみさき個展 あ〜ん スケベスケベスケベ!!

インスタグラムのフォロワー数が30万人を超える人気イラストレーター・たなかみさきさんの第2作目の書籍「あ〜ん スケベスケベスケベ!!」（2020年1月24日発売）の刊行を記念した展覧会です。今までに描いてきたセクシーなイラストに加え、展示のために描きおろした新作も展示されます。今を生きる若者のリアルな生活感あふれるセクシーな姿を表現したイラストに注目です。