わたしのお買いもの

時間によって表情が変わる一輪挿し

いつも、素敵な作品を見つける度、お互いに「これ見て!」と情報交換をしている同僚がいます。つい先日も「アクセサリーデザイナーのplyingさんが、一輪挿しを販売をしてる!」と盛り上がり、おそろいで購入しました。落ち着いた色合いながらインテリアのアクセントにもなり、部屋の雰囲気も気分も変えてくれるお気に入りのアイテムです。

エミリー
メンズライクなアクセとユニークな作品収集が趣味のminneスタッフ。休みの日はハンドメイドイベントによく出没します。

組み立てるたのしみ

・plyingさんのICHIRIN VASE/BROWN

趣味の合う同僚と「素敵な作品見つけたよ!」「〇〇(作家)さんの新作がすごくかわいい!」など、情報を交換をするのが日課です。アクセサリーデザイナーのplyingさんがつくる一輪挿しも、そのひとつ。ブラウンのパーツのアシンメトリーなデザインが、なんとも魅力的な作品です。

plyingさん
実は8年ほど前、アクセサリー制作を始める以前から雑貨や小物づくりには挑戦していました。一輪挿しの試作品もつくっていたのですが、当時は納得のいくものが仕上がりませんでした。ですが今年、新型コロナウイルスの脅威に暗いムードが続く中、「自分にもなにかできることはないのか」と考えるように。外出自粛で部屋の中で過ごす時間が長くなるのであれば、その時間をできるだけたのしく、明るく過ごせるようなアイテムをつくることができれば…そして思い出したのが、以前に試作に取り組んでいた一輪挿しでした。当時はものになりませんでしたが、この8年間のアクセサリー制作の経験を生かすことで、”ICHIRIN VASE”を生み出すことができたんです。自宅でも使っていますが、やっぱりお花が部屋に飾られていると、とてもパワーをもらえますね。

手元に届いて開封すると、出てきたのは小さなパウチ袋。中には、アクリルのパーツたちが入っていました。これを自分で組み立てるのです。

クロスするようにはめ込んでいくだけなのですごく簡単ですが、工作をしているようなわくわく感は、久しぶり!花を活ける前にも、こんなちょっとしたたのしみが用意されているなんて、とうれしくなってしまいました。

お花とコーディネート

口の部分は、「淡いブルー」「木目」の丸いパーツを2枚重ねるようにして組み立てます。上下を差し替えれば表情も一変。活けるお花によってデザインを変えてたのしんでいます。


最近はあまりお花屋さんに足を運べていないので、ドライフラワーを活けてたのしんでいます。日の光が差し込むと透明感がさらに増し、違った表情をたのしむことができます。時間帯によって置く場所を変え、眺めるのもお気に入り。白を基調にしたナチュラルテイストの部屋にもスッと馴染んでくれます。どの色にしようかと散々悩みましたが、ブラウンにして正解でした。

plyingさん
一輪挿しの色味は、制作時もめちゃくちゃ悩んで決めています(笑)。一輪挿しの場合、お花の種類や色との兼ね合いも考えなければいけません。お花を引き立てる色味でまとめることもできますが、わたしたちplyingはアクリルのカラフルで美しい面をたのしんでもらいたい。アクセサリーに限らず、一輪挿しでもその想いは同じです。お花を生けていなくてもオブジェとしてもおもしろければさらに良いかな、とも考えています。一番人気があるのはカラフルな配色のBLUE。手にとっていただいた方にも、どんなお花を生けたらおもしろいか、じっくり悩んでもらいたいですね。その時間はたぶん、とてもたのしいんじゃないかと思います。

新作の予定をうかがうと「これからも家にいる時間をたのしめるようなプロダクトやインテリアのアイテムにも力を入れていこうと考えています。実際になにをつくろうとしているかは発表するまでおたのしみにしていていただければと思います!」とのこと。plyingさんから今後も目が離せなくなりそうです。

「plying」さんのギャラリーはこちら

  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする