特集

思い出のminne vol.4「“一生もの”のタペストリー」

SNSに投稿いただいたエピソードをご紹介する連載企画「思い出のminne」。みなさんの作品との出会いや、大切な思い出をうかがっています。今回は、一緒にときを刻みたい「白鳥のタペストリー」のお話です。

mimiaccさんから寄せられた投稿です。

居心地のよい空間づくり

わが家は転勤族。
夫の仕事の影響で引っ越しの回数も多く、家の中はなるべく物が増えないように心がけています。
そのためわたしたち夫婦は、家の中になにかを「飾る」ということがほとんどありませんでした。

しかし数ヶ月前、突然始まった夫の「在宅勤務」。自宅で過ごす時間が増え、わたしたちは「いかに家の中で居心地のいい空間をつくるか」ということを、はじめてじっくり考えはじめました。

そして、ACEさんがつくられている「タペストリー」を飾ってみることにしたのです。

ACEさんを知ったのは、約2年前。
本屋さんでたまたま手に取った刺繍本に掲載されていた刺繍作品が目にとまったのがきっかけでした。

その後、Instagramを通してACEさんとの交流がはじまり、いつしかACEさんがはじめて開催された個展で、コラボアクセサリーをつくらせていただくまでの仲に。

実際のコラボ作品

コラボアクセサリーの制作にあたり、ACEさんの刺繍作品に触れる機会が増え、ますますACEさんの刺繍が大好きになりました。

自粛生活がきっかけとなり、そんな思い入れのある作家さんの作品をこうして部屋のインテリアとして飾ることができたのです。

タペストリーと過ごす時間を想像して

わたしたちが選んだのは、ミモザの羽をもった白鳥のタペストリー。
緑色にペイントされた刺繍枠や、刺繍で表現された水面が美しく、白鳥が気持ちよく優雅に泳いでいる雰囲気がとっても気に入りました。

「どこに飾るか」は、とても悩みました。
玄関や寝室、作業部屋…。だけど、やっぱり夫婦でリラックスできるリビングに飾るのが、いちばんだと思ったんです。

リビングの壁は、キッチンからもちょうど見える位置。
暑くなったら晩酌をしながら料理をして、時折このタペストリーを眺めることができたら…
そんなタペストリーと過ごす素敵な時間を想像しては、どんどんこの作品のことが好きになっていくのです。

一緒に過ごす時間が長くなり、家具や物にも思い入れや愛着が。そして、日々、癒しをあたえてくれるこのタペストリーも、「“一生もの”に出会えた」と思えるインテリアになりました。
自分がおばあちゃんになったときも、このタペストリーを眺めて、ACEさんの刺繍との出会いを思い出しながらリビングでお茶がしたいなと思っています。

エピソードに出てきた巾着

ACEさん
作品に価値を見出してくださりお迎えしていただけて心から感謝しています。おうちにいることが多くなった今、居心地を良くするインテリアのひとつとしてお迎えいただけて幸せです。どこから見ても美しく見えるようにこだわってつくっているので、長くmimiaccさんの生活を彩る一部として使っていただけたらと思っております。


 
次回の思い出のminneもおたのしみに。

 

今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「思い出のminne」を募集しております。Twitter または Instagramにて、ハッシュタグ「#思い出のminne」「#minneとものづくりと」を付け、作品のURLと思い出エピソード、さらに使用風景などのお写真を付けてご投稿ください。


詳細はこちら今回の投稿はこちら

記事のイラスト: yukayanuma
イラストレーター。「暮らしにイラストレーション」を取り入れることで、いつもの毎日が少し、素敵になったらいいな、という想いで作品をつくっています」。
https://minne.com/@yukayanuma

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