描き下ろしのスタンプクッキー
ほっこりとかわいい、オリジナルデザインのクッキー型が登場しました。
お菓子・パンづくりのための道具や材料を購入することができるcottaさんのオリジナル商品「スタンプクッキー型」とminneがコラボし、どれも人気作家・はるちゃん雑貨さんとSUIMINさんがこのために描き下ろしてくださった特別なイラストを使用したものです。
https://www.cotta.jp/
実は、ラフ案に取り掛かっていただいたのは去年のこと。
「単純な線で描かれたキャラクターではありますが、微妙な違いで表情や印象がずいぶん変わるので、ラインやパーツの位置は、何度も描いては消してを繰り返しました（笑）」と、はるちゃん雑貨さん。たくさん描き下ろしていただいたイラストは、どれも素敵なものばかりで、デザインを6つに絞る作業がとても大変でした。
SUIMINさんには、刺繍作品として人気の「小脇に抱えるねこ」「抱っこねこ」のシリーズを、特別なモチーフで描き下ろしていただくことに。「おいしそうに見えるよう、刺繍の図案よりも手足はすこしふっくらとさせてみました」とのこと。
細部までしっかりと再現できたクッキーに、「これは、おいしそうです！」とご納得の感想をいただくことができました。
手足に加え、頬もふっくらとかわいい仕上がりになっています。
“ぷしゅっ”とスタンプ
完成したばかりのクッキー型を試していただいたのは、Instagramでも人気のnuage_shigekoさん。お菓子教室を開かれていることもあり、ひとつひとつの作業がとても美しく、丁寧です。さっそく、卵黄や薄力粉、無塩バターなどを混ぜてクッキーのタネをつくっていきます。
タネを伸ばしたら、型を生地に押し当て、上部をプッシュします。まさにスタンプ感覚で「ぷしゅっ」と押すだけ。
きれいに型どることができます。
型から外すと、小脇に抱えるねこちゃんが。「おすまし」をした、独特の愛らしい表情もしっかりとスタンプされています。
全種類を型どって、予熱で温めておいたオーブンへ。180℃で10～13分程度、様子を見ながら焼き上げていきます。ずっと傍で眺めていたくなるような待ち遠しい時間です。
食べるのがもったいない仕上がり…
そして、ほんのりと甘くて香ばしい香りが漂いはじめ、10分後、さっくりとキツネ色のクッキーが焼き上がりました。どれもデザインの魅力をそのままに、見事な仕上がりです。
食べるのがもったいない、そんな気持ちになってしまうのが、唯一の困ったポイントでした…。
ワンポイントのアイシングを
素焼きでも充分かわいいのがスタンプクッキーのうれしいポイントですが、せっかくのデザインなので、今回は、ワンポイントだけアイシングも試してみることに。
うさちゃん、くまちゃんのコック帽やスカーフ、ねこちゃんが小脇に抱えてたり抱っこしているアイテムを、それぞれカラフルにアイシングしていきます。
真っ白なコック帽や、淡いピンクのスカーフがとってもかわいいアクセントに。
ねこちゃんが抱えている「クッキーでできたクッキー」は、ぷっくりと膨らみおいしそう。
コック帽の3本ラインや、たい焼きの細かな模様まで。ワンポイントでも、そのままブローチにして胸もとに飾りたくなってしまうような、かわいいデザインが完成しました。
4種類のスタンプクッキー
今回発売されるのは、はるちゃん雑貨さんの「おかお」4点セット。
はるちゃん雑貨さんの「おみせやさん」2点セット。
6つとも揃えたくなってしまう、かわいいシリーズになっています。
そして、SUIMINさんの「小脇に抱えるねこ」3点セット。
SUIMINさんの「抱っこねこ」3点セット。
ねこちゃんの愛らしさとユニークな組み合わせに、クスリとさせられてしまう2つのセットになっています。
ラッピングで想いを届ける
簡易なラッピングでも、「おかお」がしっかり見えれば、たちまち笑顔になってしまいます。ちょっとしたお返しやプチギフトにもぴったり。
さらにこだわれば、クッキーボックスとして気持ちの込もった手づくりギフトとしても喜んでもらえそうです。
自分だけでたのしむのはもったいないようなデザインたち。繰り返し何度でも使えるので、ぜひお友だちや家族にもおすそ分けしてあげてください。
おうちで、しあわせなひとときを。
いま、おうち時間を使って、お菓子づくりを始める人が増えているそうです。
調理中は夢中で取り組むことができ、完成すれば、みんなで笑顔でたのしむことができる。とってもしあわせな時間の使い方だと、わたしたちも改めて体感することができました。
おうちで、かわいいクッキーを焼いてみませんか？
ぜひ、たくさんの方に手に取っていただきたい、自慢の商品が完成したと思っています。
クッキー制作：nuage_shigeko
取材・文 / 中前結花 撮影 / 真田英幸
