特集

【プレゼント】あの人の作業机 vol.11 アクセサリー作家・Uraracaratさん

作り手が日々向き合う机の上には、こだわりの道具たちが所狭しと並んでいます。気になるクリエイターのみなさんにお声がけし、作業机や作業部屋を見せていただくことに。今回は、日常に取り入れやすい刺繍やタッセルのアクセサリーを手がけるUraracaratさんの机です。次にここから生まれるのは、どんな作品でしょうか。ご応募いただいた方の中から抽選で特別なプレゼントも。

※記事の最後にプレゼントキャンペーンのお知らせがございます。

Uraracarat
定番からトレンドを意識したものまで、日常に取り入れやすいデザインのビーズ刺繍やタッセルのアクセサリーを手がける。
https://minne.com/@urara88

リビングの一角を作業スペースに

いつ頃から、この作業机を使われているんですか?

Uraracarat
今年6月に完成したばかりのスペースです。引き出しや工具入れ、プリンターワゴン、サイドワゴンなど寸法に合わせて新調して、すこしずつ完成形に近づいてきました。実はここはリビングの一角なんです。
 
お部屋として仕切られているわけではないんですね。

Uraracarat
そうなんです。以前は部屋にこもって作業をしていたんですが、気づけば、子どもたちが足元にぎゅうぎゅうと集まってくる…といった状態だったんです(笑)。なので、リビングの壁面に沿って、3メートルほどの多目的カウンターを業者さんに造作してもらいました。キッチンも近いので、家事や育児の合間にもさくっと進められて、とても便利になりました。

スペースの中でも、特にお気に入りのスポットはありますか?

Uraracarat
座ったときの正面のアングルが特に気に入っていますね。壁紙を思い切ってアクセントクロスにしたんですが、インテリア小物も映えるし、気分も上がるような気がします。
 
壁には、以前この『minneとものづくりと』の記事で撮影させていただいた写真も飾っていただいているんですね。すごくうれしいです!

Uraracarat
とってもかわいく身につけていただいていたので、うれしくって目の前に飾っているんです。お伝えできてよかったです(笑)。

植物もまた、空間を素敵に彩ってくれていますね。

Uraracarat
観葉植物が好きで、いつも側に置いています。見守ってくれているような、そんな安心感があるので。

いちばんのこだわりポイントをおしえてください。

Uraracarat
カウンターの高さと奥行きには、ずいぶんこだわりましたね。これまでのテーブルは、やや低くて疲れやすかったので、5センチ高めにしてもらいました。それから、梱包作業など、大きく広げることで効率が良くなる作業もあるので、奥行きにはたっぷり余裕をもたせています。
 
作業のしやすさを考えて設計されたんですね。

Uraracarat
そうですね。作業が長時間になることもあるので、椅子も疲れにくいものを愛用しています。ちょっと「偉そうだな」とつっこまれてしまいそうなデザインの椅子ですが(笑)

使いやすく整理整頓された道具たち

生活空間と作業スペースが一緒になっていますが、道具や材料などはどのように収納されているんですか?

Uraracarat
生活の中で作業スペースが浮いてしまうのは嫌なので、なるべく雑然としないように意識していますね。すぐ取り出せると便利な、細々としたパーツや刺繍糸などは、キャスター付きのサイドワゴンに入れて、デスク下に収納しています。作業時に引き出すとワゴントップも作業スペースになるので、L字に使えてとっても使い勝手が良いんです。

Uraracarat
種類の多いビーズたちは、引き出しに収納して在庫状況がひと目でわかるようにしています。

机の上の棚も、とてもきれいに並んでいますね。

Uraracarat
見せたくないものは、小箱に入れて上の棚に並べています。同じシリーズの箱に統一して、ネットで見つけた金属のラベルプレートを貼って格上げしてみました。

長く使える材料か

作業机にいつも置いている「スタメン」のようなアイテムはありますか?

Uraracarat
刺繍の作品が中心なので、針と糸、ハサミや接着剤は確実にスタメンですね。用途によって何種類かを使い分けている道具もあるので控え選手もわりと多めです。

丸いコンパスのようなものは何でしょうか。

Uraracarat
これは「円カッター」といって、丸く円状に紙をカットもするものです。完成したアクセサリーをつける台紙も自分でつくっているので、この円カッターで一枚一枚切り抜いているんです。中心に穴が開かないタイプで、すごく重宝していますね。隠れた名脇役です。

道具や材料は、普段どのように選ばれているんですか?

Uraracarat
使い心地だったり、壊れにくさ、手に入りやすいかどうかなど、いくつかのポイントで選んでいますね。
 
特に欠かせない、お気に入りのものをおしえてください。

Uraracarat
ビーズ刺繍にはキルト糸を使っています。普通の手縫い糸よりも絡みにくくて使い心地が抜群でした。手芸屋さんでキルト糸に出会ってからは、ほかの糸は使えなくなりましたね。ひとつの作品を「長く売りたい」と考えていることもあり、すぐに廃番にならないか、というのも選ぶうえで重要なポイントです。店頭でたまたま出会えたものもあれば、ネットで探して行き着いたものもあります。

小さな幸せを届けられるアクセサリーを

最後に作品制作にあたって、いちばん大切にしていることをおしえてください。

Uraracarat
「オリジナリティがありながらも、日常に取り入れやすいデザインをつくる」というコンセプトは当初から変わっていませんが、今は世の中の状況が大きく変わって、みなさん不安を抱えながら生活をされていると思います。そんな中でも、アクセサリーを選ぶたのしさや、身につけたときのときめき、褒められたときのくすぐったさ…、そういう心の動きを大切にしてほしいなと改めて思うようになりました。
Uraracaratの作品を通じて、小さな幸せを感じていただけたら本当にうれしいので、これからもひとつひとつ心を込めてつくっていきます。

Uraracaratさんのアクセサリーをプレゼント

今回ご紹介したUraracaratさんの「ボルドーカラーのコットンパールとタッセルピアス(2WAY)/イヤリング」を抽選で3名さまにプレゼントいたします。

ピアス・イヤリングのどちらかをお選びいただけますので、みなさまふるってご応募ください。

<応募方法>
① Twitterにて「minneとものづくりと公式アカウント」をフォロー
② ご自身のTwitterアカウントにて募集ツイートをリツイート
※ 応募に使用するTwitterアカウントは必ず「公開」設定にしてください

<応募期間>
9月14日(月)~9月28日(月) 23:59
当選者には10月2日(金)までに、minneとものづくりと公式TwitterアカウントよりDMにてお知らせいたします。

キャンペーンの概要・注意事項はこちら

たくさんのご応募お待ちしております。


 

取材・文/中村瑛美里

 

今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「作業机」を募集しております。「#わたしの作業机」(「#minneとものづくりと」をお忘れなく!)の投稿をお待ちしております。

  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする