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東京に、あなたのお店が生まれるとき。- 出店者募集のお知らせ

<PR> 「自由が丘」と「吉祥寺」の2か所にある、東京都チャレンジショップ『創の実』。都内の商店街でお店を開く、という夢を持つ人を支援するこの施設が、現在出店者を募集しています。「自分のお店」としてテナントを運営し、販売することができる機会。近い将来の夢を、ぜひ実践しながら計画してみませんか。

「運営体験」で夢を育てる

雑貨やギフト、手芸素材…。

なにか特別なものと出会えそうな店が立ち並ぶ街「自由が丘」と「吉祥寺」に、開業を目指す人のためのチャレンジショップ『創の実』はあります。

ここは、公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営する、期間限定で開業のサポートを受けることができる施設。

「自分のお店」として運営することができるテナント、売り場への手厚いアドバイス、なにより、人気のエリアで「販売する機会」を手に入れることができる、夢を育てたい人におすすめの場です。

募集の詳細


自由が丘

実際に訪れてみると、創の実 自由が丘には「石けん」「ギフト雑貨」「スチームフットスパ」の3つのテナントが。


トルコ生まれの石けんを販売されている原田さんは言います。
「ここに出店を決めたとき、イメージしたのはかつて住んでいたニューヨーク市ブルックリン地区の商店街。いかにも下町らしく、人とのつながりが感じられ、店主の方と気さくに情報交換ができる雰囲気でした。この石けんは、顔が見える販売が適していると考えていたので、オンラインに加え、東京の商店街でもそうしたコミュニケーションを大事にしたお店づくりをしたいと思ったんです」

ロバやヤギのミルクなど、厳選した材料でつくられる石けん。(THE THREE LIFE)

実際に出店されてからは、什器やレジなど、必要な設備がほとんどそろっていること、商品さえあれば、お店を始めることができる、という環境に感激されたと言います。
「この施設の3つのテナントで、まったく経歴の異なる3人が同時に出店し、たくさんのアイデアと学びをいただきました。ここでの経験は、一生の宝ものだと思っています」

30分間のスチームフットスパ(l’espoir ~oriental herb foot spa~)

他のおふたりも、それぞれに刺激を受け合っていたそう。
「専門家はもちろん、同じショップ内の仲間からのアドバイスにも、すごく背中を押してもらえました」「とてもいい環境で、お客さまからも“素敵なお店ですね”と褒めてもらえたことが、大きな自信につながりましたね」と語ってくれました。

ギフト雑貨として、素敵なフラワーボックスも。(花と香りとお気にいり)

実際にお店を運営してみることで、はじめて「体感」として得るものの大きさが伝わってきます。

吉祥寺

創の実 吉祥寺には、盆栽鉢・植木鉢、フラワー雑貨、テキスタイル・雑貨の3つのお店が。

盆栽鉢・植木鉢を販売する笠井さんは言います。
「このお店では、盆栽鉢の産地や作り手についての情報発信を大切にしています。たとえば、ヨーロッパの作家が作った鉢には、それぞれの国の風土文化が反映されているんですよね。そういう部分を丁寧に説明し、作り手の人柄やどんなところで暮らしているのかといった背景を伝えることで、商品にストーリーを感じてもらいたくて」。

各国の作り手による盆栽鉢がそろうお店。海外にも「盆栽鉢作家」は増えているんだとか。(盆栽鉢ストア ゆきもの)

実際に、国内外のたくさんのお客さまや盆栽鉢の作り手から信頼を得て、さまざまなコミュニケーションやアイデアが生まれることとなったそう。

タイの手工芸テクニックを取り入れた、花とワークショップのお店。(Gallery COMO)

他のおふたリも、「ここで生まれたお客さまとのコミュニケーションや、経営の専門家から得たヒントがいくつもありました」「お店のディスプレイや運営の仕方、地域によって求められるニーズの違いや店舗環境…。たくさんのことを直接学ぶことができて、本当に勉強になりました」とのこと。

「食」をテーマにしたテキスタイルと雑貨のお店。(gochisou)

そして、これまでこのショップを卒業された方の中には、在籍中から相談を重ね、実際に独立して都内の商店街に店舗を持たれた方も複数いらっしゃいます。

「体験」「体感」を通して得られるもの

お話をうかがって感じたのは、やはり「受け取ることができるもの」「メリット」の多さ。

・「自由が丘」「吉祥寺」という立地
都内でも有数の人気スポットであることはもちろん、「お買いもの」や「新しいものとの出会い」を好む人が集まる街。駅からもほど近く、その後の運営や経営の大きな糧となる経験が待っています。

・相談できる人がいる
店内のレイアウトやディスプレイ、そして運営について、定期的に店舗経営の専門家からアドバイスを受けることができます。
また、同じショップ内の仲間にも、その場で「どう思う?」と感想を求めることも。日々の改善から、開業するための計画のブラッシュアップまで、ひとりで悩まず相談できる相手がいます。

・開業まで、丁寧にサポート
出店期間中は、不動産の選定や資金調達の方法などについても専門家に相談することができるそう。
卒業後は、運営をしている東京都中小企業振興公社が展開する、他メニューを利用することも可能です。

また、施設内にはキッズスペースの用意も。手厚いサポートの中で運営力を鍛え、将来の開業準備をじっくり進めることができるようになっています。

出店者の募集について

現在、この『創の実』では、出店いただける方を募集しています。

<募集業種>
小売・サービス業

<事業者数>
・吉祥寺:2事業者(テナントA・C)
・自由が丘:3事業者(テナントA・B・C)

<対象者>
都内在住の成人女性、または令和3年3月31日時点で39歳以下の成人男性

<利用料>
36,300円(税込) ※別途水道光熱費、商店会費がかかります。

<利用期間>
6ヶ月 ※更新審査を経て最長1年間

<出店開始時期>
・吉祥寺:令和2年12月上旬
・自由が丘:令和3年1月中旬

<お問い合わせ>
公益財団法人東京都中小企業振興公社
電話:03-5822-7237


※ より詳細な内容は、サイトをご確認ください。
※ 出店者は書類審査及び面接審査を経て決定します。

募集の詳細

minneのブランド・作家のみなさんへ

minneで活躍されている、作り手のみなさんへのメッセージを頂戴しました。

minneの作家のみなさんは、ご自身の個性やアイデアを形にし、発信できる方々が非常に多いイメージです。

ネットと実店舗で作品を販売する機会が生まれることは、相乗効果も期待できると思います。

また、創の実では展示会やポップアップショップよりも長い期間出店することができます。

近い将来、都内の商店街で自分のお店を開くことを想定しながら、「作品をより多くの人に届けるためにやってみたいこと」を存分にチャレンジし、ぜひ「自分のお店を開く」という夢の足掛かりにしていただきたいです。

みなさまからのご応募をお待ちしています。

サイトでは、『創の実』の出店を経て都内商店街で開業された方のお話なども掲載されています。
ぜひ、近い将来の夢について検討する機会にしてみてください。

 
みなさんの、挑戦や実現をたのしみにしています

公式サイト募集の詳細
 
文 / 中前結花  撮影 / 真田英幸

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