作り手は、ViviMonoさん
ViviMono
vivid(ビビッド)とmonochrome(モノクロ)という対照的なふたつのイメージから生まれたブランド。ポリマークレイで アクセサリー・雑貨を制作
https://minne.com/@vivimono
https://minne.com/@vivimono
ViviMonoが生まれるまで
もともと、趣味でミニチュアフードを制作していたというViviMonoさん。
作家として活動する中で、ミニチュアフードの材料でもある“粘土”への興味が、日ごとに増していったのだとか。
ViviMonoさんの作品づくりに欠かせない、カラフルなポリマークレイたち。
ViviMono
粘土についてもっと深く知りたいと自分なりに調べていたときに、海外の作家さんが制作された「ポリマークレイ(オーブン粘土)」のアクセサリーと出会いました。ひと目見た瞬間、その鮮やかな色彩と溢れ出る個性に魅了されてしまい、寝ても覚めても頭の中はポリマークレイでいっぱいに。わたしが本当につくりたいものはこれだ!と確信し、アクセサリー作家への転向を決意しました。
ViviMonoさんの代表作品たち。身につけると「いつもとひと味違った自分」になれそうなアイテムばかり。
ViviMono
ミニチュアフードとはまったく異なる分野のものをつくることには不安もありましたし、わたしがつくる作品を好きでいてくれたお客さまを思うと、「本当にこれでよかったのかな…」と思い悩むこともあり、葛藤の連続でした。
ボーダー柄は、重ねたクレイの断面で表現されています。
ViviMono
案の定、まったく売れない日々を過ごし、心が折れかけてしまった時期もありましたが、お客さまから届く「誰ともかぶらないデザインが好きです」「これを着けていると周りから褒められます」などの声に励まされ続け、今のViviMonoがあります。
どこにもないデザインを
ViviMonoさんの作品は小さなアート作品のように、いつまでも眺めていたくなってしまうものばかり。
ViviMono
手に取ってくださるお客さまは“人とかぶらないものが好き”という方がほとんどなので、いつも、身につける方の個性を表現するためのアイテムでありたいと思っているんです。独特のフォルムや質感、色合わせにこだわって、ひとくせある目を惹くデザインを心がけています。
ViviMono
それから、自分自身がつくっていて“早く身につけたい!”と思えるかどうかもポイントのひとつ。特に色の組み合わせを気に入ってくださるお客さまが多いようなので、「わたし自身のテンションが上がる色彩=ViviMonoらしさ」なのかなと思っています。
そんなViviMonoさんの新作をご紹介します。
新作は、パープルのライン柄耳かざり
同シリーズのラインナップは3種類。U型のほかに「triple dangle」、「stella stud」がお目見え。
ViviMono
秋に身につけたくなるアクセサリーをつくりたいと思って制作した作品です。基本的にはどれも年中使えるデザインを意識して手がけているのですが、コーディネートのポイントとして季節感のあるカラーを取り入れることもあり、新作には「秋」を感じる、深みのあるパープルを使いました。
ViviMono
パープルに何色を合わせようかな…と考えている時間が、1番わくわくとしましたね。色の組み合わせは、iPadでデザインを描きながら決めていて、何度も色を変えたり微調整を繰り返してイメージに近づけていきます。
ViviMono
悩んだ末に選んだのはオレンジ。ダークな色味にヴィヴィッドなオレンジがよく映えますし、紅葉を思わせるような、秋の新作らしいカラーが完成しました。ドット柄のパーツを組み合わせたことで、さらに“ViviMonoらしさ”がプラスされ、個性的なデザインに仕上がっていると思います。
ViviMono
目を惹くものを身につけていると、すごくテンションが上がる気がしますよね。その感覚を、なによりたのしんでいただければと思っているんです。
最後に、記事を読んでくださったみなさんに向けてメッセージをいただきました。
ViviMono
頂戴するレビューやメッセージが、わたしの原動力になっています。ViviMonoのアクセサリーは大人の女性にこそ身につけていただきたい、そんな想いで制作しています。歳を重ねるごとにヴィヴィッドな色合いや、大ぶりなデザインは派手すぎるかな…と躊躇してしまう方も少なくないと思います。でもそれは、もったいないと思います。好きなものを身につけて自分らしくいきましょう!これからも、そのお手伝いができたらしあわせです。
連載「新作おしえて」はSNS連動企画です。minne作家のみなさんは、TwitterまたはInstagramにて「#新作おしえて」「#minneとものづくりと」の2つのタグをつけ、新作画像と作品URLをつけてぜひご投稿ください。
文 / 堀田恵里香