特集

【連載】Lightroomでギャラリーが変わる! vol.1「のの製作所」さん

【PR】作品ひとつひとつの魅力を最大限に伝え、選び取ってもらうための場所「ギャラリページ」。今回は、ペーパークイリングでアクセサリーを制作する作家・のの製作所さんのギャラリーページが、あっと驚くような華やかなページへと生まれ変わりました。使用したのは、スマホアプリ「Adobe Photoshop Lightroom」です。

出会いの「きっかけ」となる写真

作品写真は、出会いの「きっかけ」。
第一印象を大きく左右し、場合によっては「それきり」となってしまうことも多いのが実際のところです。
写真撮影や、画像の補正は避けて通れない工程ですが、肉眼で見るよりもずいぶんと暗く見えたり、鮮やかさや質感のぬくもりが写真ではうまく伝わらないことも。

サイトやSNSを巡る作品の魅力の語りべとして、「写真」は、とても重要な役割を任されていますが、その仕上がりに悩みを持っているクリエイターは実は多いようです。

アクセサリー作家「のの製作所」さんの場合


「ペーパークイリング」という技法を使い、紙で作品を制作するアクセサリー作家・のの製作所さんは、これまで「作品写真の制作」が、どこか「心の負担」になっていたといいます。

のの製作所
スマートフォンを使って撮影しているのですが、平衡感覚を掴むのが難しかったり、暗かったり。作品本来の鮮やかな色は写真では再現できず、何度撮ってもぱっとしない…という想いが常にありました。
 
今回はそんなお悩みをうかがいながら、「魅力的に見せる方法」を編集部でも一緒に考えさせていただき、スマホアプリ「Adobe Photoshop Lightroom」を使って、のの製作所さんにギャラリーページの「一新」に取り組んでいただきました。

使用したアプリはこちら

まずは、撮影のコンセプトを決めて

はじめに、作品の最大の「魅力」「ポイント」はどこか、を考えます。

のの製作所さんの作品は、なんと言っても「紙」を素材にした軽やかさと、その鮮やかさが魅力。「同じ紙を使ってみるのはどうでしょうか?」とご提案し、紙を敷いて作品を撮影してもらうことに。

のの製作所
これまでは、この「軽さ」が撮影を難しくさせているポイントでしたが、最大の魅力でもあるので「軽やかさ」まで伝わるといいなと思います。市販の「ソフト粘着剤」を使って固定させ、撮影してみます。
 
「Lightroom」を使えば「修復ブラシ」で、はみ出たソフト粘着剤を消すこともできるので、安心です。

のの製作所
まずは統一感を出すために画用紙を敷いて、真っ直ぐ平行に撮影をしてみました。洋服をあれこれコーディネートするように、作品と背景の組み合わせを試して、いちばんステキなものを採用する工程はたのしかったですね。

Lightroomに触れてみる。

ここからが画像の編集です。スマホアプリ「Lightroom」を使って明るさや傾き、彩度などを調整していきます。スマホで作品写真の編集を行うのははじめてのことだそう。

◆ 「明るさ」「彩度」を調整して、作品の色味をよりリアルに

トリコロールイヤリング

トリコロールカラーの鮮やかなイヤリングは、「明るさ」や「彩度」を調整することで、その鮮やかさはもちろん、紙の重なりや、作品がもつ“ふわり”とした軽やかさまでが、わかりやすくなりました。

写真を見ながら、スライダーバーで簡単に調節することができます。

◆ 「カラーミキサー」を使って、実物の色を再現

黄色のもこもこ

ぱっと目を惹く「黄色」は、写真では暗くマスタードカラーに見えています。
そこで、「明るさ」をプラスし、さらに、実物をよく見ながら「カラーミキサー」機能を使って調整することで、肉眼で見えている色味に近づけることができました。

◆ 「テクスチャ」や「明瞭度」を調整し、リアルな質感に

ベリーのムース

紙とパールビーズを合わせた作品は、その質感までよく伝わるよう、「明るさ」に加え、「テクスチャ」や「明瞭度」も調整して、よりリアルに。
ピンクの甘さと上品さが程よくミックスされた作品の魅力が、しっかりと表現できました。

◆ さらに、カバー画像の変更も

「紙の魅力」が詰まった、素敵なデザインのカバー写真も「明るさ」を調整してみることに。

より華やかで明るい、作品にぴったりなトーンに仕上がりました。

そして、ギャラリーページが…

これが、「Lightroom」を使う前のギャラリーページです。
作品の繊細さは充分伝わってくるものの、全体的にすこし暗い印象でした。

新しいページには、明るさ、鮮やかさ、そして統一感が生まれ、さらに「紙」にこだわる、のの製作所さんの想いもしっかりと反映されています。
 
スマートフォン(webページ)は、どうでしょう。

並べてみると、すごく印象が変わりましたね。

のの製作所
正直、おどろきました。まるで、わが子の晴れ舞台を見ているような気持ちで、明るくなったギャラリーを見ていると、新しい作品をつくる意欲もわいてきて…。
 
作品自体はまったく手を加えず、その魅力を引き出せていてすごいです。「子どもの肌を傷つけることや、誤飲が怖い、そんな余裕のないお母さんでも使えるアクセサリーを」というコンセプトを拝見して、なんて素敵なんだろう、と感じていました。たくさんの人に伝えたいですし、今後、一層伝わると思います。

画像の編集に挑戦してみて

のの製作所
「どうしたら良い写真になるのかがわからないまま、撮らなくてはいけない、編集しなければいけない」という状態から、ようやく抜け出せた気がします。
 
すごいスピードで作業を編集を進められていて、おどろきました。

のの製作所
初心者のわたしでも、「ヘルプ」がすごくわかりやすかったおかげで、すぐに疑問を解決できて、サクサク編集が進みました。気づけば10作品以上の写真を差し替えていて、どんどんたのしくなってきましたね。お仕事が忙しい人や、子育て中のお母さんが、さっと気軽に身につけて、気分を上げたりおしゃれをたのしむことができる、軽くて華やかな作品を揃えているので、ぜひギャラリーを見にきてください。

のの製作所さんのギャラリー

繕う加工から、実際の魅力を引き出す“編集”へ

写真上で「映えさせる」、写真だけで「理想の色味に仕上げる」。
そんな、足りない点の補完や、不都合を修正する「加工」には、いい出会いの「きっかけ」を生むことはできないはず。
最大限に勝負ポイントを引き出す「編集」で、本来の魅力をたっぷりと伝えましょう。

誰でも手軽に操作できる「Lightroom」アプリで、あなたもギャラリーページを「一新」させてみませんか?

アプリをダウンロード

・ハッシュタグ「#Lightroomでギャラリーが変わる」 で感想を募集しています。

ご協力 / のの製作所
取材・文 / 中前結花  撮影 / 真田英幸

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