特集

読む、ものづくりvol.21『どうぶつのかたち練習帖』

スタッフが見つけた、みなさんの「ものづくり」の気持ちを刺激する、おすすめの本をご紹介します。「つくる」息抜きに、または「つくる」きっかけにしていただけたらうれしいです。今回は、『どうぶつのかたち練習帖』をピックアップ。

本との出会い

本屋で思わず手に取ってしまいました。
実はいままで、意図的に絵を描くことを避けてきた人生だったのです。
しかし、子どもがお絵かき遊びができる年齢になってきたことで、久々にクレヨンとスケッチブックを購入。子どもといっしょになって絵を描いてみたのですが、自分でも悲しくなるくらいの画力。
そんなタイミングでこの本に出会ったのは何かの縁!ということで練習を決意しました。

こんなにコツってあったんだ!

家に帰ってさっそく、ぺらぺらとページをめくってみました。

はじめに目に飛び込んできたのが「どうぶつの体」をわかりやすく紐解いたページ。骨のつくりまで考えてどうぶつを描いたことがなかったので、目からうろこでした。

どうぶつの顔もこうして並べて見ると、個性があってたのしい。

初心者にもやさしい

描き方だけではなく、細かい模様の違い、さらにはその描き方まで掲載されていたのがうれしかったです。
不思議とページをめくるたびに「描いてみたい!」とわくわくしている自分がいました。

ということで、さっそく

色鉛筆を用意してさっそく描いてみることにしました。まずは、大好きな柴犬から!
と…その前に。まずは自分の実力を知るために、本を見る前にいろいろなどうぶつを描いてみました。

線が単調でまったく躍動感がありません…。目や鼻の位置もこれでよかったんだろうか、と不安になるばかり。

気を取り直し、今度は本を見ながら、柴犬にとりかかりました。手順通りに描いていきます。

柴犬が完成しました。本を見ながらではありますが、本当に初めて描いたものです。こんなに上手く描けると思っていなかったので、感動!

せっかくなので色もつけてみました。

描いているとたのしくなって、いろいろなどうぶつにも挑戦してみました。

さらに本に載っている、何種類ものどうぶつたちを組み合わせると、こんなこともできちゃいます。仕上がりはまだまだ納得いかない部分もありますが、絵を描いている時間が「たのしい」と思えたことが何よりの収穫です。

読み終えてみて

全128ページがフルカラーで、本当にどうぶつづくし。
正直「ここまで教えちゃっていいの?」というくらい、テクニックが惜しみなく紹介されています。
わたしもこれからこの本を見ながら練習したいと思いますし、子どもにもぜひ受け継いでほしい大切な1冊になりました。

タイトル:『どうぶつのかたち練習帖』
著者:秋草 愛
発行:パイ インターナショナル

本の詳細を見る

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この本を教えてくれたひと:minneスタッフ えってぃ
文 / 堀田恵里香 撮影 / 真田英幸

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