特集

あの人の作業机 vol.16 フローリスト・sou-mokuさん

作り手が日々向き合う机の上には、こだわりの道具たちが所狭しと並んでいます。気になるクリエイターのみなさんにお声がけし、作業机や作業部屋を見せていただくことに。今回は、お花を使いインテリアアイテムやウェディングアイテムをを手がけるsoumokuさんの机です。次にここから生まれるのは、どんな作品でしょうか。

sou-moku
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用してウェディングアイテムやインテリアアイテムを制作。現在はフローリストとして活躍中。
https://minne.com/@soumokuflowe

暮らしも、ものづくりも支える机


いつから、この作業スペースを使われているんですか?

sou-moku
9年ほど前から自宅で作品制作を行なっていて、この机は1年ほど前から使用しています。

作業スペースになっているのは、ご自宅の一角でしょうか。

sou-moku
そうですね。家族で使用するダイニングテーブルを作業机として使っているので、平日の昼間、子どもが子ども園に行っている間だけわたしの作業場に変身します。

sou-moku
ちなみにこの机は夫がデザインから手がけた手づくりなんです。わたしの希望通りのサイズ、素材、デザインで仕上げてくれたこだわりの机で、とっても気に入っています。

 

そうなんですか!素敵なデザインですね。机はもともと手づくりの予定だったんですか?

sou-moku
いえ、最初はお店で買おうと、いろいろと見ていましたが、理想のものはどうしても高価で、作業台として使うにははばかられてしまって…。つくった方が希望通りのものがローコストで手に入るということでつくってもらいました。
ダイニングテーブルとしても使用するので、空間に合わせ、家族3人で食事できるサイズになっています。

両立と切り替え

家族との共用スペースでの作業となると、両立するのはなかなか大変ではないですか?

sou-moku
そうですね。家族が帰宅する前に、道具や花材などを片付けなければならないのですが、あまり片付けは得意ではないので、必要なものはすぐに出せて、すぐに仕舞えるように…と心がけています。

 

なにか収納術などはあるのでしょうか。

sou-moku
道具たちは押入れに収納しています。できるだけ作業中以外は道具たちが見えないように仕舞っているんですが、繁忙期にはどうしても段ボールが部屋の隅に現れてしまいますね(笑)。

自然と自分に馴染んでいくはさみ

作業机にいつも置いている「スタメン」のようなアイテムたちをおしえてください。

sou-moku
欠かせないのははさみですね。お花用・ワイヤー用・ペーパー用で3つのはさみを使い分けています。
 
はさみを購入するときは、決まってこれ!というものがあったりするんでしょうか。

sou-moku
そうですね。今までの経験から、自然と自分に馴染んだものを使い続けていますね。選ぶ基準として、コストパフォーマンスも重視しています。

sou-moku
道具以外だと、作業中はラジオも欠かせません。作業中に手が塞がっていても声だけで反応するアレクサを、作業の邪魔にならないように天井からぶら下げています。

最後に作品制作で大切にしていることをおしえてください。

sou-moku
作家活動以外にも生花店で働き、いけばなをして、外を歩くときは樹木や草花に目を向けて、植物の特徴や生立ちなどを知るために生の花に触れる機会をつくるようにしています。
ドライフラワーの美しさを引き出すための試行錯誤をいつも大切にしながら、たのしんでいますね。


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取材・文/中村瑛美里

 

今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「作業机」を募集しております。「#わたしの作業机」(「#minneとものづくりと」をお忘れなく!)の投稿をお待ちしております。

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