Winter Group Show 「この時代に」
油絵の具を用いて、移ろう日常の風景を画面に取り込み、自他の境界やものの在り方について考察する井上絢子氏と、曖昧な存在としての「人」を注視し、「個」と「何か」との間を往還する存在として、人々の姿を描く国本泰英氏。一貫して演劇的な構図や女性の身体性の表現に取り組み、ドラマチックな画面を構成する写真家の尾黒久美氏と、日常生活から取り出した何気ないモチーフを平面性と物質性の両面から描き出す中野由紀子氏の4名による展示です。アーティストたちの表現を体験して「この時代」を改めて見返してみてはいかがでしょうか。
期間:12/18(金)〜2021 1/17(日) 12:00〜19:00
休廊日:月〜水曜、12/28(月)〜2021 1/6(水) ※1/11(月・祝)はオープン
入場料:無料
HP:https://www.3331.jp/schedule/005310.html
D_I_S_T_A_N_C_E
広告やアニメを中心に、装丁や挿絵、グッズデザインなど幅広く活動するイラストレーター・JUN OSON氏による国内4年ぶりの大型個展。巨大作品を含む20点以上の新作ペインティングが展示されるほか、展示作品をはじめ、今回のためにつくられたフィギュアやTシャツ、缶バッジなどの関連グッズも販売されます。
期間:10/30(金)〜2021 2/4(木) 11:30〜21:00(変更になる場合があります)
休廊日:不定休
入場料:無料
HP:https://www.diesel.co.jp/art/jun_oson/
平野真美 個展「変身物語 METAMORPHOSES」
骨格や皮膚、血管など生物の身体を構成するあらゆる部位を物理的に制作することで、実在しない空想上の生物や瀕死の生物などを人工的に再現し作品にしてきた平野真美氏の個展です。本展では、5年程前に亡くなった愛犬の遺骨を3Dスキャンし、繊細なガラスや陶器へと変容させ、新しい生を与えます。作品は作家の個人的な体験や感情から生み出されますが、現代のテクノロジーの力を得て、生と死という根源的なテーマに問いを投げかけているかのようです。
期間:2021 1/8(金)〜2/13(土) 11:00〜19:00 ※最終日は17:00まで
休廊日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://www.3331.jp/schedule/005293.html
-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション展
「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というコンセプトで、現代アートの魅力を発信する芸術文化施設「WHAT(ワット)」が 2020年12月12日にオープン。初回展覧会となる本展では、寺田倉庫の美術品保管サービスを利用する2名のコレクターが、それぞれの視点、価値観をもって収集した新作、未公開作品を含む約70点にわたるコレクションに焦点を当て、現代アートの魅力に迫ります。
期間:12/12(土)〜2021 5/30(日) 火曜〜日曜 11:00〜19:00(最終入場18:00)、
休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)
入場料:一般1,200円、大学生・専門学校生700円、中高生500円、小学生以下無料
※同時開催 建築倉庫プロジェクト「謳う建築」の入館料を含む
建築模型倉庫見学(オプション)500 円
HP:https://what.warehouseofart.org/exhibitions_events/insidethecollectorsvaultvol1/
つなぐ TSUNAGU—THE POWER OF KOBE CITY MUSEUM
新型コロナウイルス感染症拡大後の世界で失われつつある「つながり」について、さまざまな時代や地域で生み出された、人々の想いがつまった神戸市立博物館のコレクションを通して、来館者と一緒に考えることを企図した展覧会です。考古・歴史・美術・古地図などの分野を超え、作品・資料が伝える「つながり」を感じてみてくださいね。
期間:12/5(土)〜2021 1/24(日) 10:00〜18:00 ※金曜日は20:00、土曜日は21:00まで開館 ※入場は閉館30分前まで
休館日:月曜(ただし1/11(月・祝)は開館)、12/28(月)~1/4(月)、1/12(火)
入場料:一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料
HP:https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=366