作り手は、M.I.Fさん
M.I.Fが生まれるまで
「つくることのたのしみ、そして、だれかに贈ることのよろこびを最初におしえてくれたのは、 “お菓子づくり”なんです」M.I.Fさんはそう振り返ります。
M.I.Fさんの代表作「プラネットの耳かざり」と、「デイジーの耳かざり」
M.I.F
昔からお菓子づくりが好きで、ちょっとしたお礼や手土産用によくつくっていました。季節やシーン、相手の好みを考えながら「何をつくろうか」と考えているとき、つくっているとき、手渡すとき…どの瞬間も、わたし自身しあわせで。
M.I.F
お菓子は食べればなくなってしまいますが、カタチとしてずっと残せるようなものをつくりたいと思うようになり、アクセサリーブランドを立ち上げることにしました。
日常に寄り添うアクセサリー
ビーズや天然石が上品にきらめき、小ぶりながらもその存在感に圧倒される作品を制作しているM.I.Fさん。ものづくりに対するこだわりをうかがいました。
M.I.F
朝型のわたしは、日の出と同時に制作をスタートします。日の光を感じ、心を整えて進める制作は、効率抜群。頭もすっきりとしていますし、自然光が入るので、ビーズや天然石などの色味もとても見えやすいんです。
M.I.F
わたしのこだわりは、材料や制作方法に縛られず、色々な角度から作品にアプローチすること。視野を広く持ち、チャレンジし続けたいと思いつつ、常にやってみたいことがたくさんあり、全然追いついていません。どうやら、欲張りみたいです（笑）。
M.I.F
また、日常生活にやさしく寄り添うアイテムでありたいので、自分のつくりたいものと、届ける相手の真ん中にあるアクセサリーづくりを心がけています。
そんなM.I.Fさんの新作をご紹介します。
新作は、マーガレットのビーズフラワー耳かざり
M.I.F
作品の制作とは別に、以前から細やか表現方法を身につけるため「ビーズステッチ」を練習していました。色々なステッチを知るうちに、イメージが膨らみ、ビーズで繊細な花びらを表現したいと思うようになり、オリジナルで制作をはじめたんです。
M.I.F
今回の新作「マーガレットのビーズフラワー耳かざり」はどこか親しみやすい雰囲気で、みんなから愛される花、マーガレットをイメージして制作しました。
M.I.F
ビーズメインの作品ははじめてでしたが、何千とあるビーズの色や材質から、やっとの思いでイメージ通りに仕上がったときはホッとしました。花びらのシルエットが綺麗に出るようビーズを重ね、立体的なフォルムになるようこだわりました。
最後に、記事を読んでくださったみなさんに向けてメッセージをいただきました。
M.I.F
“つくり上げること”と“お届けすること”がわたしの何よりのよろこびです。これからも、マーガレットの花のように愛される作品を制作できるよう、成長していきたいと思います。
連載「新作おしえて」はSNS連動企画です。minne作家のみなさんは、TwitterまたはInstagramにて「＃新作おしえて」「＃minneとものづくりと」の2つのタグをつけ、新作画像と作品URLをつけてぜひご投稿ください。
文 / 堀田恵里香
