ハイブリッドスターチスを使った、桜色リースの作り方
ドライフラワーに向いているスターチスは、リースにもおすすめの花材のひとつです。
中でも人気の高い「ハイブリッドスターチス」は、1本の茎から枝分かれして小さな花をたくさん咲かせるのが特徴で、ピンク、白、黄色などの花色があります。切り花として飾るときも、ほかの花と合わせやすく長持ちするので、自宅でもたのしみやすく贈りものなどにもおすすめです。
今回はそんなハイブリッドスターチスを2種類使って、春らしい桜色のリースを作りましょう。完成したリースと切り花、それぞれで空間を彩り、おうちでお花見をたのしんでみませんか。
必要な材料と道具
・ナズナ 3〜5本
・ハイブリッドスターチス(ピンク系)1~2本
・ニゲラの実 5本
・ハイブリッドスターチス(シンジーシルバー)3~5本
・リースベース 1個(今回は直径15cmを用意しました)
・ワイヤー #26 10本(茶色の地巻きワイヤーが目立たずおすすめです)
・ラフィアなど(ハンギング用です。お好みの長さでご用意ください)
・花ばさみ
STEP1 リースに吊り下げ用の輪っかを付ける
まずはラフィアで吊り下げ用の輪っかを作ります。二重止め結びが簡単でおすすめです。
結び目がリースの裏側にくるようにリースベースに結びます。
ラフィアは霧吹きなどで湿らせておくと、ぎゅっと締めやすくなりますよ。
STEP2 スターチスのパーツを作る
2種類のハイブリッドスターチスを花ばさみでカットして、5~7本くらいにまとめたパーツを10個前後作っていきます。
花が大きいハイブリッドスターチスは7~10cmくらいにカットしてください。
花が小さいハイブリッドスターチスはやや長めに15cmくらいにカットします。
それぞれのカットしたハイブリッドスターチスを5〜7本組み合わせたら、#26ワイヤーを半分にカットし、花の根本にかけて、キュッととねじります。
ワイヤーの足はリースベースに固定するために使うので、長く残しておいてください。
STEP3 花をリースに固定する
ハイブリッドスターチスのパーツをリースベースに固定していきます。
さきほどパーツに付けたワイヤーの足でリースベースにくくり、ねじり止めます。
花の向きが時計まわりになるように配置していきましょう。
最後は、茎の束が見えないように、茎を花の下に隠します。
花のベースが完成しました。
STEP3 ニゲラとナズナを加える
ニゲラの実を10cmくらいにカットして、ハイブリッドスターチスの間に配置し、ワイヤーで固定します。
ナズナは10~15cmくらいにカットして大きめの葉は取り除き、4~5本で束にしてワイヤーでまとめてパーツにします。できたパーツをハイブリッドスターチスの間に配置し、ワイヤーで固定したら、ナズナの1本1本をつまみ、花の流れに沿って動きがでるように角度をつけます。
全体のバランスを見て、形を整えたら完成です。
フレッシュな状態から徐々にドライフラワーになる様子もたのしめますよ。
風通しの良いところに飾ってくださいね。
それでは、次回もおたのしみに。
編集 / 西巻香織