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つまみ細工レシピ「バラのピアス」の作り方
つまみ細工で「バラ」を作り、ピアスに仕立てる方法をminne作家のsoraさんに教えていただきました。
https://minne.com/@s0o3r2a8
2色の赤い生地を使って立体感が美しい、バラのピアスを作りましょう。
仕上がりサイズは直径1.5cmと小ぶりながらも存在感たっぷりです。
使用する道具と材料
(道具)
・ピンセット
・はさみ
・つまようじ
・速乾木工用ボンド
・コンパス
・濡れタオル(手を拭く用)
・定規
・クリアファイル(ボンドをのせる用)
全て100円ショップなどで揃えられます。
(材料)
・赤い綿生地(濃淡の2種類)
・厚紙
・ピアス金具
綿生地は薄いものを選ぶと、よりきれいに仕上がります。
「バラのピアス」の作り方
今回は、バラの中でも花びらの重なりが美しい「庚申(こうしん)バラ」をモチーフにします。「合わせつまみ」という、丸つまみをペタッと開いたような形のパーツをたくさん用意して、花びらを形作っていきましょう。
手順1、綿生地をカットする
バラの外側の花弁を明るい赤、内側の花弁を濃い赤にしたいため、2種類の生地を使います。
まずはじめに、定規ではかりながら厚紙を1.5cm角と1.3cm角の正方形に切り、型紙を作ります。
下記を参照し、型紙に合わせて生地を必要枚数分切りましょう。
・濃い赤:1.3cm角 7枚、1.5㎝角 1枚
次に、コンパスで直径1.2cmの円型を描いた厚紙を2枚(両耳分)はさみで切って作り、表面にボンドを塗って、つまようじで広げて生地に貼り付けます。
生地のフチを少し残す状態で丸く生地をカットしたら、厚紙のフチにボンドを塗って余分に出ている生地を厚紙を包むように貼り付けます。
これを「丸板」と呼びます。
手順2、生地をつまんで折っていく
1.5cm角(明るい赤)にカットした布の角にボンドを塗り、三角形を作るように半分に折って、頂点を貼り合わせます。
できた三角形の頂点にボンドを塗り、底辺の角を折って頂点を合わせて貼ります。
これでひとつの花びらが完成です。
1.5cm角(濃い赤)1枚を除く全ての花びら(明るい赤10枚、濃い赤7枚)を同様にして、合計17個の花びらを作ります。
花びらができたら、写真の矢印部分を指で押してふっくらさせておきます。
手順3、バラの花びらを重ねていく
花びらをピンセットでつまみ、先っぽにボンドを付けて、丸板に花びらを立たせるようにくっつけます。
ボンドはクリアファイルの上などに出しておくと、スムーズに作業が進みますよ。
2枚目は隣の花びらと少し重なる位置でくっつけます。2枚目も花びらが立つように置いてください。
3枚目、4枚目も同じように少しずつ重ねてくっつけていきます。5枚目の花びらは1枚目の花びらの下にいれて重ねてください。
内側に同様に花びら5枚(明るい赤)を重ねていきます。それぞれの花びらが下の段の花びらの間にくるように配置しましょう。
花びらはなるべく立ち上げて置き、中央にくぼみができるようにしてください。
内側に、花びら4枚(濃い赤)を重ねたら、さらにその内側に花びら3枚(濃い赤)を重ねます。花びらを置くスペースがかなり狭くなるので、スペースを埋めるように置いていきましょう。
手順4、バラの花びらの中心を作る
バラの真ん中のパーツを作ります。
1.5cm角(濃い赤)の生地の3つの頂点にボンドを塗り、三角形を作り、さらにボンドを塗って二つ折りにします。
ピラピラしている方(A)の端をピンセットでしっかりつまんでください。
そのまま、Bに向かってピンセットに生地を巻き付けながら筒状にします。
巻き終わりの方にボンドを付けて、指でなじませながらしっかりくっつければ「袋剣つまみ」の完成です。これがバラの中心になります。
手順5、ピアスのパーツを付ける
袋剣つまみにボンドを付けて、花の中心に差し込んだら、バラの完成です。
最後に裏側にボンドでピアス金具を付けます。
よく乾かしたら、バラのピアスの完成です!
明るい赤と濃い赤、2色の赤い生地を使うことで陰影が生まれ、より立体的なバラに仕上がります。カジュアルなコーディネートのワンポイント使いにもおすすめの、つまみ細工のバラのピアス。ぜひ手作りにチャレンジしてみてください。
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