地下3階さんのかばんの中には、ご自身が手掛けられたアクセサリーや、美しいデザインのヴィンテージのコンパクトなどが入っていました。
かばんの中には・・・
ものを買うときのポイントは、しっかり機能してなおかつキュンとくるデザインかどうか。
かわいいものや素敵なデザインはもちろん大好きですが、少々不格好でも作り手のこだわりや、つくられた時代の価値観など、そのものの背景に惹かれることもあります。それと気に入ったアイテムは長く使うタイプなので耐久性もあるとさらに嬉しいです。
【かばんの中身】
・リップクリーム
・ピルケース
・財布
・萬應白花油
・魚ポーチ
・予備マスク
・ヘアクリップ
・コンパクト&アクセサリーケース
・ハンカチ
・スマホ
・ペン
・ノート
・イヤホン
コーディネートの差し色になるバッグ
わたしの洋服はモノトーンやベージュなどの色味の少ないものが中心なので、バッグやアクセサリーはコーデの差し色として使用できるものを選ぶことが多いです。
黒鳥のバケツ型トートバッグは、黒鳥部分が革で制作されていたり底の布は花が3つ並んだ柄になっていたりと、デザイナーのこだわりが細部にまで感じられてお気に入り。瞳がキラリと光る素材を使用しているのもポイントです。
バッグとお揃いのドット柄の小さなお財布はnasturtiumさんのピッグスキンでつくられたもの。柔らかい質感とブラックにゴールドのドット柄が素敵です。小ぶりでカード類が取り出しやすいところも大好きです。
毎日携帯しているわたしのおとも
花粉症なので季節によってはマスクの中が大惨事になることも。不測の事態に備えて予備のマスクを1つカバンに入れています。地下3階のマスクは「こんなマスクがあったらいいな」というわたしの希望を全て詰め込んでつくっています。
他にも自分でつくったアイテムがいつもかばんの中に入っています。
この3つは、髪をささっと留められるように携帯している小ぶりのバレッタやクリップです。
さらに、その日の気分によってさまざまなアクセサリーを持ち歩いています。
スマホケースは季節に合わせて
以前はスマホケースにカバーを付けない派だったのですが、ある日手もとが滑って派手に割ってしまい…。それ以降はスマホを守るためにカバーを使用するようになりました。ですが、いざ好みのものを探してみるとなかなかお気に入りに出会えず、それならつくってしまおうと。
現在はその日のファッションや季節によってカバーを付け替えてたのしんでいます。
アクセサリーが詰まったコンパクト
尻尾の先まで物が入る、大容量でたくさん入る頼もしいお魚のポーチです。無表情な魚の顔もお気に入り。
ポーチの中には鼻詰まりや虫除け対策に効く萬應白花油、リップクリーム、常備薬、ヴィンテージのコンパクトを収納しています。
ヴィンテージのコンパクトには、小さめのアクセサリーや薬を入れています。華奢で潰れやすいアクセサリーもかばんの中でガッチリ守ってくれるので安心なんです。1940年〜1960年ごろのものが特に好きで集めているのですが、手にとったときに感じる真鍮のずしっとした重みと金属ならではの細やかな細工が、現代の軽くて丈夫な商品とは違う価値観でつくられていて面白いです。パクトの鏡の形や仕切りも工夫されていて意外と使いやすいものが多いんですよ。
ものづくりに欠かせない相棒
忘れっぽいので浮かんだアイデアをすぐに書き留めておけるようにノートとペンを持ち歩いています。
ノートを選ぶときは片手で持てるサイズで裏写りしない紙を使用した無線のものを選ぶようにしています。ペンは墨とうす墨がセットになった慶弔筆ペンが気に入っています。
慶弔筆ペンは本来は祝儀袋(墨)・香典袋(うす墨)に記入するためのペンですが、線に強弱と濃淡が付けられるので、アイデアをイラストで書き留めておくのにとても便利です。コンビニで200円くらいで購入できるところも嬉しいポイントのひとつ。
次回の作家さんのかばんの中身もおたのしみに。
編集 / 中村瑛美里
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