目次
レジンで作る「オーロラ」とは?
夜空に浮かぶ、神秘的なオーロラを思わせる美しい色の移ろいをレジンで作ることができるんです。レジン用の着色剤を混ぜる方法や、オーロラの転写フィルムを使った方法などがあります。
オーロラが美しいレジンアクセサリーの作り方
今回はそんな「オーロラ」をモチーフに取り入れたレジンピアスの作り方を、minne作家のJubilee(ジュビリー)さんに教えていただきました。転写フィルムを利用すれば、初心者の方でも簡単に作ることができますよ。手順を参考に、ぜひ一緒にチャレンジしてみましょう。
https://minne.com/@moke-chururi
オーロラ作りに必要な道具と材料
・UV-LEDレジン液
・UV-LEDライト
・レジン用着色剤(青、紫)
・お好きなシリコンモールド(今回は星型、スクエア型を使用しました)
・オーロラ転写フィルム(ネイルアート用でOK。百円ショップでも入手可能)
・つまようじ
・クリアファイル(調色に使用します)
・接着剤
・ピアス金具
・はさみ
・ビニール手袋(レジン液が手につかないよう保護します)
手順1、転写フィルム、着色レジンを準備する
使用するシリコンモールドより少し大きめのサイズに、オーロラ転写フィルムを切っておきます。1個のモチーフにつき、2枚使用します。
クリアファイルを使いやすいサイズにカットし、調色パレットとして利用します。
今回は「夜空」を表現したいため、レジン液と着色剤をパレットの上でしっかり混ぜ合わせ、青と紫のレジンを作ります。
気泡が多数できた場合は、ドライヤーなどで温めたり紫外線の当たらない暗所に少しの間、放置すると泡が抜けやすくなりますよ。
手順2、レジン液でグラデーションを作る
シリコンモールドに1層目のレジン液を流していきます。全部で3層流すので、少しずつ行ってください。混ぜ合わせた青と紫のレジン液を1色ずつ、つまようじにのせてシリコンモールドに入れ、薄く伸ばしていきます。
2色の境目をつまようじでなじませるように混ぜ、グラデーションにします。このとき、つまようじの先で、モールドを傷つけないように注意してください。
星型も同様になじませます。
2色がじんわりと混ざり、きれいなグラデーションになりました。
手順3、オーロラ箔を転写する
1層目が入れ終わったら、ライトを当てて硬化します。このとき、完全には硬化させず、表面が少しベタつくくらいで止めましょう。速硬性レジン液の場合、10秒程度で様子をみてください。
つまようじの先などでレジンが硬くなっているか確認して、柔らかい場合は少しずつライトを照射して固めてください。
次に表面に転写フィルムを押し当てて、そっとはがします。転写フィルムは裏表があるので気をつけてください。
表面がベトベトすぎると上手く転写されません。照射を追加して調節してください。
しっかり転写されていたら、ライトを当てて完全に硬化させましょう。
手順4、再びレジン液を流し入れる
硬化したレジンの上に2層目のレジンを流し入れます。今回は着色していないレジン液を、シリコンモールドの全体の3分の2くらいの深さまで流し入れ、ライトを当てて硬化します。
こちらもベタつく程度で硬化を止め、転写フィルムを押し当てます。箔がしっかりと転写されていれば完全に硬化させましょう。
最後に、3層目として着色していないレジン液をシリコンモールドのフチまで流し入れ、ライトに当てて完全に硬化させます。
硬化が完了したらシリコンモールドからパーツを外し、レジンのはみ出しなどをはさみでカットして形を整えます。ベタつく場合は、もう一度ライトを当ててください。
手順5、アクセサリーパーツを付ける
裏面に接着剤を使ってピアス金具を接着します。
最後に全体的に薄くレジンを塗って硬化させると、カットした後もきれいになりツヤツヤに仕上がります(金具を付けた後の方がやりやすいです)。
よく冷ましたら、レジンで作る「オーロラのピアス」の完成です!
パーツの形やレジンの色味をアレンジして、ぜひお好みのオーロラアクセサリーを作ってみてはいかがでしょう。
minneで見つかるレジンのオーロラアクセサリー
角度によってさまざまな輝きを放つオーロラモチーフのレジンアクセサリー。minneにも素敵なデザインのアイテムがたくさんそろっているので、チェックしてみてくださいね。
minneで「レジンのオーロラアクセ」を探す
こちらの記事もあわせてご覧ください。