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金属製・樹脂製ノンホールピアスの正しい付け方
ノンホールピアスを正しく身につけるポイントを、minneのアクセサリー作家・AVETEさんにおしえていただきました。装着時の参考にして、快適に耳もとおしゃれをおたのしみください。
https://minne.com/@allesliebe
痛くない!耳たぶをはさむコツ
ノンホールピアスの代表的な金具パーツは、金属製・樹脂製を問わず同じクリップ式の形をしています。耳たぶをはさむコツを写真とあわせて見ていきましょう。
まずはじめに、耳を手でつまみます。
耳たぶの薄いところ(矢印の箇所)を、耳を上に引っ張ってさらに薄い状態にします。人によって耳たぶの形が違うので薄いところを探してみてください。
その薄い状態のところからスライドするようにノンホールピアスを装着します。
スライドさせながら、位置を下にずらしていき、装着位置を決めます。最後にしっかり留まっているか軽く引っ張って確認すればOKです。
落ちない工夫と注意点
耳たぶに挟んで身につけるノンホールピアス。落下しにくいつけ方と痛みにまつわる注意点をAVETEさんにうかがってみました。
ノンホールピアスのつけ方は最初は難しいと感じる方がほとんどです。でも慣れたらさっとつけられるようになりますので、何回か挑戦してみてください。
<痛みの軽減方法>耳たぶが厚めの人の場合
<痛みの軽減方法>部分的に痛みを感じる人の場合
ワイヤーとレジンの簡単ノンホールピアスの作り方
AVETEさんに、記事の中で装着している曲線とパールがかわいいノンホールピアスのレシピを特別におしえていただきました。手順を詳しくご紹介します。
必要な材料と道具
<材料>
・スクエアワイヤー22GA(アーティスティックワイヤーもしくは14kgfワイヤー)
・突き刺し穴付き 樹脂製ノンホールピアス
・丸カン付きピアス 1ペア
・片穴パール 2粒
<道具>
・ニッパー
・平ヤットコ
・丸ヤットコ
・UVライト
・UVレジン
・つまようじ(レジン塗布用)
・ペン(ワイヤー形成用)
・接着剤(セメダインEX)
今回は突き刺し穴が付いているタイプの樹脂製ノンホールピアスパーツと丸カン付きピアスパーツを使って、ピアス部分から作っていきます。
ゴールド金具部分の色味や素材(14kgfの場合など)を合わせることができるので、この作り方を応用すれば、完成品のポストタイプピアスをご自身でノンホールピアスに作り変えることもできますよ。
ちなみに今回、突き刺し穴の反対側が“芯立タイプ”を使っていますが、“丸玉タイプ”でもOKです。
ものによりピアスポストが太くて突き刺し穴に入らない場合もあります。穴が広いノンホールピアスやポストが太すぎないピアスを選んでください。
手順1、ノンホールピアスのパーツを作る
ピアスポストを、突き刺し穴の深さに合わせて、大体1.5mmほどの長さにニッパーでカットします。
つまようじを使ってレジン塗ります。UV耐性ケースにレジンを入れて使うと便利です。
レジンが直接肌に触れないように、必要に応じて手袋を着用してください。
樹脂製ノンホールピアスの突き刺し穴に短く切ったポストを差し込み、UVライトを当てて硬化させます。
ピアスキャッチが硬い場合は、目打ちを通すなどしてゆるめてから、ノンホールピアスの立芯の方に差し込み、レジンをキャッチの三角形の部分を埋めるように塗ります。
耳たぶに当たる側にもレジンを塗ると、より補強されます。
再びUVライトで硬化させます。
手順2、曲線のワイヤーモチーフを作る
ワイヤーをペンなどに2周ぐるぐると巻きつけます。
巻き付けたらペンから外し、ニッパーでカットします。
もう片耳部分は、最初とは反対方向に巻きます。
左右対称になるように、形と長さを整えます。
手順3、ノンホールピアスのパーツにワイヤーモチーフを付ける
端を丸ヤットコで丸めます。
1度丸い形を作ってから隙間を開いて、先ほど作ったノンホールピアスパーツの丸カン部分に、前から通します。
平ヤットコで丸カンをしっかりと閉じます。
手順4、ワイヤーモチーフの先にパールを付ける
ワイヤーの反対側の先に接着剤を付けて、パールを1粒取り付けます。
ここはレジンではなく、接着剤を使用してください。パールの中にUVライトの光が届かず接着が弱くなってしまうためです。
接着剤がしっかり乾いたら、ノンホールピアスの完成です。
ワイヤーモチーフと金具パーツのゴールドをしっかりリンクさせることで、本物のピアスのような仕上がりに。手順も必要材料も少なく、手軽にチャレンジできるので、ぜひみなさんも作ってみてくださいね。
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