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サシェとは?言葉の意味をご紹介
サシェとは、フランス語で「香り袋」を意味します。その名の通り、布の袋の中にドライフラワーやハーブなどを入れたもので、中身は出したりせずに袋のまま使用します。ほのかな香りを長く楽しめるフレグランスアイテムであることから、引き出しやクローゼット、寝室の枕元に置いたり、持ち歩いたりと楽しみ方はさまざま。用途に応じて、好みの形状や香りを選べるのが魅力です。近年ではキャンドル制作に使われるワックスを使ったアロマワックスサシェなども人気があります。
サシェの種類
サシェは袋タイプの他にもいろいろな種類があります。種類によって使いやすい場所などが異なりますので、用途に合わせて選んでみてくださいね。ここでは代表的なタイプのサシェをご紹介します。
スタンダードな「袋タイプ」
もっとも一般的な「袋タイプ」。巾着型の布袋やティーバッグの中にドライフラワーやハーブ香料を入れたもので、自宅で使うのはもちろん、バッグやポーチに入れて持ち運ぶのにも便利なタイプです。クッション型やテトラ型など、好みの形状やデザインの袋を選んで楽しむことができます。
持ち運びしやすい「ペーパータイプ」
ペーパータイプは、短冊型の紙に香りが付いているタイプ。携帯用にも便利な薄型で、バッグに入れておくのはもちろん、本のしおりとして使ったり胸ポケットに入れて持ち運ぶのもおすすめ。名刺入れや手帳などに挟んでおけば、仕事の合間にさっと取り出して気分をリフレッシュすることもできます。
キャンドルを溶かして作る「アロマワックスサシェ」
キャンドル制作に使われるワックスに香りを付け、ドライフラワーやドライフルーツなどを飾り付けて固めたアロマワックスサシェ。置いておくと自然に香り、見た目も華やかなアイテムです。かわいらしい見た目なので、インテリアの一部として取り入れるのもおすすめ。自分好みのデザインに手作りするのも人気です。
サシェの使い方・飾り方
種類によってさまざまな使い方ができるサシェ。ここではおすすめのサシェの使い方や飾り方についてご紹介します。
洋服や小物を香り付けする
クローゼットやバッグ、引き出しに入れて、洋服や小物を香り付けするのもおすすめ。香りが洋服に付くだけでなく、空間自体の香り付けにもひと役かってくれます。
インテリアとして飾る
デザイン性のあるサシェを置いて、香りだけでなく見た目にもおしゃれなお部屋を演出する使い方も◎。紐が付いているタイプなら、ドアノブにかけたり、壁に吊るしておくのもおすすめ。インテリアのアクセントになってくれますよ。
枕元に置いてリラックス効果を得る
ほのかな香りを楽しめるサシェは、寝室や枕元に置くことで眠りにつく前のリラックスアイテムとしても使うことができます。良い香りに包まれながら眠りにつくことで、きっと普段よりも心地よい睡眠が得られますよ。
外出時のリフレッシュ用に持ち運ぶ
小さいサイズのサシェは外出時のリフレッシュ用に持ち運ぶことができるのも嬉しいポイント。仕事中のリフレッシュアイテムにも良いですが、旅行に持って行くのにもおすすめです。ホテルが普段のお家と違う香りで落ち着かないというときにも役立ちますよ。
サシェの選び方
形や素材、大きさなど、さまざまな種類があるサシェ。ここではサシェを購入するまでに確認しておきたい選び方のポイントをご紹介します。
使うシーン・形状で選ぶ
どんなシーンでも使いやすいのは小袋タイプ。持ち運びもしやすいですし、引き出しや机の中に忍ばしておくのにもおすすめです。薄いペーパータイプは名刺入れや本のしおりとして使うのも◎。いつも使っているものにさりげなく香り付けができます。アロマワックスサシェは見た目にも華やかなのでインテリアアイテムとしても活躍してくれますよ。
ハーブの香りで選ぶ
ハーブにはさまざま香りがあるので、使うシーンに合わせて選ぶようにしましょう。例えば、寝室や枕元に置くなら気分を落ち着けてくれるラベンダーや、リラックス効果があるとされているカモミールなどがおすすめ。その他、クローゼットに入れるならペパーミントなど防虫効果が期待できるものなどを選ぶのがいいですね。
デザインで選ぶ
デザイン性の高いものが多いサシェ。インテリアとして楽しみたいなら、香りだけでなくデザインで選ぶのがおすすめ。特にアロマワックスサシェは、ドライフラワーやドライフルーツなどの飾りがかわいらしく、目からも楽しむことができます。袋タイプのサシェは、袋にレースを付けたり、好みのリボンを使ったりしてアレンジするのもおすすめです。
香水や石鹸を袋に閉じ込めて。基本の「サシェ」の作り方
サシェの作り方は簡単!いつでもそばに置いておけるので、好みの香りでぜひ作ってみてくださいね。
用意するもの
・石鹸(または、香水とコットン)
・カッター
・小さな巾着
作り方
1.石鹸をカッターでカットする
固形石鹸をカッターなどで巾着袋に入るサイズにカットします。香水の場合は、コットンに5プッシュほど染み込ませます。
2.石鹸を巾着に入れる
石鹸、または香水を染み込ませたコットンを巾着に入れて口を閉じます。適当なサイズの巾着がない場合は、ハギレや不織布で袋を作って、口をリボンや麻ひもで縛ってもOK。
飾って楽しめる「アロマワックスサシェ」の作り方
次にキャンドルを溶かして作る、簡単なアロマワックスサシェの作り方をご紹介します。飾り付けにはドライフラワーやドライフルーツなど、好みの材料を用意してトライしてくださいね。
用意するもの
・キャンドル
・紙コップ
・割り箸
・アロマオイル
・型
・ドライフラワー(飾り付け用)
・ピンセット
・ストロー
・リボン
作り方
1.キャンドルを溶かす
キャンドルの付属品をすべてはずし、紙コップにキャンドルを入れて電子レンジにかけます。サイズによって加熱時間が変わるので、10秒単位で様子を見ながら全体が溶けるまで加熱しましょう。
2.キャンドルに香りを付ける
1にアロマオイルを数滴入れ、割り箸などでよく撹拌します。
※香りの付いたキャンドルを使用する場合は、2の工程ば飛ばします。
3.型に流し込む
2をお好みの型に流し込みます。
4.飾り付けをする
型に注いだキャンドルのまわりが白く固まりだしたら、ピンセットでドライフラワーを配置します。
※タイミングが早いと、ドライフラワーが沈んでしまうので注意してください。
5.リボンを通す穴を作る
常温に置いて30分ほど経ったら、リボンを通したい場所にストローを差し込みます。この時、容器の底までしっかり差し込むのがポイントです。
※ストローが長い場合は、適当な長さにカットして使ってください。
6.容器から外す
しっかり固まったら、容器からゆっくりと外して、リボンを通したら完成です。
サシェを使うときに知っておきたいポイント
サシェを使うときに知っておいた方がいいポイントをご紹介します。難しいお手入れなどは必要ないので、ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね。
サシェの香りの持続期間
サシェの香りの持続期間は使用状況や中身によって異なりますが、通常、1ヶ月~3ヶ月程度だといわれています。徐々に香りが薄らいでいく変化もサシェの楽しみ方のひとつ。クローゼットなどで使用する際には、衣替えの時期に変えることをルーティンにするのがいいでしょう。
サシェを長持ちさせる方法
サシェの香りは、時間が経つにつれて薄れていきます。広い空間で使うのは避けて、クローゼットや引き出し、車などの密閉された狭い空間で使うと長く香りを楽しむことができますよ。
香りもデザインも楽しめる、おしゃれなサシェ11選
ここからはデザインも魅力的なおすすめのサシェをご紹介。ライフスタイルに合わせて、自分にぴったりの一品を探してみてくださいね。
どんなインテリアにも馴染むデザイン
みずみずしい緑のシダの葉を飾り付けた、スマートなスティック型のサシェです。爽やかなペパーミントの香りが、集中力を高めてくれますよ。
素朴なデザインが魅力
コットンリネンの袋にハーブやラベンダーがたっぷりと入ったサシェの3点セット。抗菌・防臭などの効果があるハーブサシェは靴に入れられるよう、2つがセットになっていますよ。
プレゼントにもぴったりな華やかさ
満開の桜をイメージして作られたワックスサシェ。チェリーのような甘い桜の香りが漂います。リボンはお好きな長さでカットして使ってくださいね。
色とりどりのハート型がキュート
香りを選ぶことができる、3個セット。アロマワックスサシェが初めての方へも分かるよう、説明書が入った作品です。
プレゼントボックスのようなデザイン
プレゼントにぴったりな、置き型のアロマワックスサシェ。4種類の中から好みの香りを選ぶことがでいます。花が緑色の色違いも販売されていますよ。
リースのように華やかなデザイン
見るたびに元気をくれる、鮮やかな紫陽花を楽しめます。甘くやさしい香りの中に、ほんのりとフルーティーさも感じられるアロマが使用されています。
お部屋のワンポイント使いに
壁やドアに掛けて、インテリアとしても楽しめるキュートなデザイン。ギフトボックスに添えるメッセージは数種類の中から選ぶことができます。
香り袋が取り外せるサシェポット
手刺繍をあしらった円錐形のサシェポット。中身の香り袋が取り外し可能なので、その日の気分によって入れ替えて楽しむことができます。
名入れもできる嬉しいサシェ
素材からこだわり抜いて作られた作品です。オリジナルのメッセージを入れてもらうことができるので、結婚式の引き出物やプチギフトにも◎。
おいしそうなチョコレートカラー
木の実を使った温かみのあるデザイン。落ち着いたチョコレート色なので、インテリアに馴染みやすいのも嬉しいポイント。
もらって嬉しいギフトBOX
箱を開けた瞬間の笑顔が目に浮かんできそうな、サシェやキャンドルがセットになったギフトボックスです。サシェは4種類の中から選ぶことができますよ。
サシェに関するよくある質問
サシェに関する素朴な疑問と解答をまとめてみました。購入する際の参考にしてみてくださいね。
サシェの中身は何を入れる?
サシェの中身にはドライフラワーやハーブを入れるのが一般的。自分の好みの香りを入れるのもいいですが、得られる効果を意識して中身を選ぶのもおすすめです。また、最近では袋状のものだけでなく、アロマワックスを使ったサシェやペーパータイプのサシェも人気があります。
サシェの香りの持続期間はどのくらい?
置く場所や使用状況、中身によって異なりますが、一般的に1ヶ月~3ヶ月程度のものが多いといわれています。徐々に香りが薄らいでいく過程もサシェの魅力。香りの変化も含めて楽しんでみてくださいね。
サシェの香りを長持ちさせる方法は?
クローゼットやタンス、トイレ、車などの密閉された狭い空間で使用することで香りを長く楽しむことができます。サシェの香りがなくなった場合は、袋タイプであれば中身を入れ替える、もしくは中身を足すことで継続して使うことができます。アロマワックスタイプのサシェであれば、デザインのない裏面をカッターナイフなどで削ることで香りが復活します。
まだまだminneで見つかる、おしゃれなサシェ
さまざまな種類があり、見た目にもかわいらしいデザインのものが多いサシェ。minneには他にもたくさんの素敵なサシェがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。