夏のグリーンリースの作り方
家族で過ごす長い夏休みに、身近にある植物やキャンドルを使ってテーブルやチェストの上などをデコレーションしてみませんか。少し手間をかけるだけでいつもとは違う、ちょっと贅沢なおうち時間を過ごすことができますよ。
今回は、野山に自生する「仙人草」をメインに使いリースを作ります。
仙人草は原種のクレマチスで、夏に白い小さな花をたくさん咲かせる“つる性”の植物です。
まだ花が咲いていない仙人草には、アクセントとしてブドウの実を一緒に飾りましょう。仙人草以外にもアオツヅラフジやヘクソカズラ、山イモのツルなど、身近にある植物でリースの素材になるものがありますので、ぜひ探してみてくださいね。
※仙人草は、茎をカットしたときに出る白い液体や、濡れた花粉を触るとかぶれることがあるので注意してください。
それでは一緒に作っていきましょう。
必要な材料と道具
・仙人草 1~2本
・ブドウなど実もの 適量
・キャンドル 1〜3個
・ケーキスタンドなど足付きのお皿
・ワイヤー #26
・はさみ
STEP1 リースを作る
ケーキスタンドの中央にキャンドルを置きます。
今回はこのキャンドルの周りを囲むようにリースを作ります。
ケーキスタンドに乗るように、仙人草でちょうどいいサイズの輪(リース)を作り、ワイヤーで固定していきます。
輪を作る際に、固く真っ直ぐな茎は折れないように注意して曲げましょう。これを“ためる”と言います。ためたい部分の茎に親指を添えながら、すこしずつ力を加えて曲げていきます。
一気にためようとすると折れてしまうことがあるので、様子を見ながら力加減を調整しましょう。
同様にもう1本の仙人草をためながら絡めて、ワイヤーで数ヶ所、固定します。ワイヤーの長さは適宜はさみでカットしてください。
STEP2 ブドウを配置する
先ほどのケーキスタンドにリースを置き、アクセントとしてランダムにブドウの実を配置します。
「夏のグリーンリース」の完成です。
アクセントにする実ものは、ブドウの他に「房スグリ」「房付きのミニトマト」「スズメウリ」などもおすすめです。組み合わせによって印象が変わってくるので、お好きな素材でお楽しみください。
また、完成したリースは、ドアや壁に吊るしても素敵です。夏休みのおうち時間にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに。
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編集 / 西巻香織