目次
イヤーカフとは?
イヤーカフは、耳に引っ掛けて楽しめるタイプの耳飾りです。ピアスのように耳に穴を開けることなく、またイヤリングのように耳たぶを挟む際の締め付け感もないため、より気軽に使うことができ、人気を集めています。
歴史をたどるとイヤーカフは耳の付け根全体に引っ掛けるものを指す名称でした。現在では、耳の軟骨や耳たぶなどの一部分に引っ掛けるものも総じてイヤーカフと呼ばれています。ピアスやイヤリングとの重ね付けもおしゃれで、ピアスホールを増やさなくてもコーディネートを楽しめる点が魅力です。
イヤーカフの種類
イヤーカフの種類と基本の付け方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
リングタイプ
イヤーカフの中でも一番スタンダードといえるのが「リングタイプ」のイヤーカフです。C型とも呼ばれ、耳の軟骨や耳たぶなど、好きな位置に付けられます。
フックタイプ
耳の付け根全体をおおうように引っ掛けて使う「フックタイプ」のイヤーカフは、安定感があるのがポイントです。大ぶりで華やかなデザインも多いですが、耳全体で支えるため素材と重さに注目して選びましょう。
クリップタイプ(イヤークリップ)
イヤリングのように挟むことで耳の軟骨部分にも付けて楽しめる「クリップタイプ」のイヤーカフ。別名「イヤークリップ」とも呼ばれています。リングタイプやフックタイプのイヤーカフのように、耳に引っ掛けるだけだと落ちてしまうのではと心配な方にもおすすめです。
【種類別】落ちない&痛くないイヤーカフの付け方
落ちない&痛くないイヤーカフの付け方をイヤーカフの種類ごとに解説します。イヤーカフを探している方だけでなく、お気に入りのアイテムをお持ちの方も、ぜひご参考にしてください。
リングタイプのイヤーカフの付け方
1.耳たぶを指で軽く引っ張り、耳のフチの薄い部分からイヤーカフをやさしく差し込みます。
2.付けたい位置までゆっくりとイヤーカフをスライドさせます。
3.軽く挟むようなイメージでイヤーカフを指でやさしく閉じます。
簡単に、しっかりと固定されました。
イヤーカフが落ちやすい場合、付ける位置が正しくない、イヤーカフがゆるいなどの理由が考えられます。付けるコツは、イヤーカフをスライドさせてフィットする位置を探すこと。耳の内側の軟骨に引っ掛けて固定すると、落ちにくくなります。イヤーカフがゆるい場合は、指でやさしくイヤーカフの幅を閉じて固定するのがポイントです。付け方の工夫だけでなく、シリコンカバー付きのものや軽量のイヤーカフを選ぶのもおすすめです。
フックタイプのイヤーカフの付け方
2.安定する位置や、デザインがしっくりくる位置にフックを少しずつ動かして微調整します。
3.曲げてサイズ調整できるワイヤーの場合は、やさしく耳のかたちにフィットするように整えるとさらに安定します。
フックタイプのイヤーカフが落ちやすい場合は、飾りの重さのバランスが悪い、耳のかたちにフックがあっていないなどの理由が考えられます。フックタイプのイヤーカフは、真鍮など調整しやすい金属でできている場合が多いので、落ちやすさを感じたら自分の耳にあわせて調整してみましょう。ただし、あまりかたちを変え過ぎると金属疲労で壊れてしまうことがあるので要注意。
クリップタイプのイヤーカフの付け方
2.金具やバネを開き、耳たぶを指で軽く引っ張り、耳のフチの薄い部分からイヤーカフをやさしく差し込みます。
3.付けたい位置までゆっくりとイヤーカフをスライドさせます。
4.ゆっくり金具やバネを閉じて固定します。
クリップタイプのイヤーカフは、耳を挟んでしっかりと固定できるぶん、痛くなりやすいというデメリットもあります。痛みを感じる場合は、付ける位置を変えることで対処できることがあるので、ベストな装着位置をいろいろと試してみてください。
イヤーカフは片耳に付ける?左右の意味とは
イヤーカフは、アクセントとして片耳に付けることが多いアイテムですが、左右どちらに付けるかによって異なる意味をもつといわれています。中世ヨーロッパでは、男性は左耳に、女性は右耳にピアスを付けていました。その名残から、男性が右耳、女性が左耳に付けている場合には同性愛者という意味でとらえられる場合があったそう。現在では、左右どちらに付けても特に意味にとらわれることなく、ファッションとして楽しまれています。
イヤーカフを両耳に付ける場合はアシンメトリーに
イヤーカフを両耳に付ける場合は、アシンメトリー(左右非対称)に付けるのがおすすめです。デザインやボリューム感の異なるイヤーカフを上手に活かしながら、左右でメリハリを付けるとおしゃれでこなれた印象になりますよ。左右で付ける数や位置、色合いを変えて、その日の気分でコーディネートを楽しみましょう。
【デザイン別】おしゃれなおすすめイヤーカフ19選
ここからはminneで見つかるイヤーカフをデザイン別にご紹介します。ぜひお気に入りを見つけてみてください。
重ね付けを楽しめる「シンプルなイヤーカフ」
洗練されたシンプルなデザインのイヤーカフは、同じものを重ねて付けたり、手持ちのピアスやイヤリングとのあわせ使いもおすすめです。
こなれ感のある重ね付けに
ゴールドフィルド(14kgf)を使用したシンプルなリングタイプのイヤーカフ。丁寧にお手入れすれば一生ものといわれる素材で、永く愛用できます。重ね付けにもおすすめのシンプルデザインですよ。
上品に輝く三日月デザイン
どこかメルヘンで、それでいて大人の洗練された印象もあるデザインです。単体でも十分に存在感を発揮するイエローゴールドが美しい作品。自身でサイズ調整も可能です。
華奢すぎない存在感が魅力
ギリシャ語で“知への愛”を意味する「philosophia(フィロソフィア)」と名付けられたイヤーカフ。取れにくいようにと内側にさりげなく引っかかりのあるデザインになっています。
大ぶりデザインがコーデのアクセントに
重ね付けしたように演出できる2連デザインのイヤーカフ。シンプルながらも大ぶりなデザインで、コーディネートのアクセントとして大活躍。色は3色から選べます。
個性を楽しむ天然石デザイン
桜色のかわいらしいローズクォーツをあしらったイヤーカフ。10種類の金具デザインからお好きなものを選べます。石のデザインはおまかせなので、どんな仕上がりになるかワクワクできる作品です。
華やかでかわいい「パールのイヤーカフ」
コーディネートのワンポイントとして楽しみたいパールのイヤーカフ。すっきりとした顔まわりにさりげなくプラスすることで、パールの存在感が引き立ちます。
普段使いからパーティーまで
普段使いはもちろん、パーティーなどのドレスコーデにも活躍するイヤーカフ。淡水パールとゴールドビーズの繊細なデザインが上品で、顔まわりがぱっと華やぐ作品です。
垢抜け感を演出する変形デザイン
くるんと変形したユニークなデザインです。やわらかな曲線と淡水パールのアクセントが上品で、垢抜けた印象を演出してくれます。付けたい耳にあわせて左耳用、右耳用をチョイス。
天然石とパールの組み合わせ
小さなベビーパールが描くラインと、透明感のあるダイヤモンドクォーツの組み合わせが美しいデザイン。真鍮とも相性抜群で、ひとつで存在感のあるイヤーカフです。
槌目模様が美しい
真鍮に細かく表現された槌目模様が大人っぽい雰囲気を演出。大ぶりなデザインで顔まわりを華やかにしてくれます。結婚式やパーティーにもぴったり。
異なるパールサイズを楽しんで
6mmパールを使用した一粒デザインと、3mmパールのベビーパールデザインから選べます。2種類の相性もよく、重ね付けしたり、両耳にアシンメトリーに付けたりするのもおしゃれですね。
耳元のアクセントに「大ぶりのイヤーカフ」
目を惹く大ぶりのイヤーカフは、インパクトがある分、他のアクセサリーはシンプルなものを選ぶなど、メリハリをつけて楽しみたいですね。
真鍮とガラスビーズが好相性
真鍮のゴールドとガラスビーズの組み合わせがきれいめな雰囲気を演出。光を受けてキラキラと反射する美しさを楽しむことができますよ。
大人っぽいニュアンスウェーブ
大ぶりながらも柔らかなウェーブが大人っぽく、品よく身につけられる作品。オフの日はもちろん、カジュアルなオフィスコーデにも馴染むデザインです。
耳元に華やかなブーケを
アクリル素材の透け感が美しいブーケデザインのイヤーカフ。ズレにくいクリップタイプでイヤーカフ初心者さんにもおすすめです。金属アレルギー対応のサージカルステンレスを使用。
エキゾチックな地上絵モチーフ
謎めく地上絵をモチーフに制作された遊び心あふれるイヤーカフです。丸い部分には、ガーネットやブルーサファイアなどお好みで石を選び、入れることもできます。
ハレの日に身につけたい
プラバンで表現した桜やパール、スワロフスキーがぎゅっと詰まった、ときめくデザイン。普段使いだけでなくハレの日のコーデにもぴったりです。揺れるスワロフスキーも愛らしい作品ですよ。
個性的で人気「チェーンのイヤーカフ」
存在感がありつつも、実は重ね使いもしやすいチェーンタイプのイヤーカフ。合わせる服装やヘアスタイルで印象ががらりと変わるのも特徴です。
飽きのこない洗練デザイン
どんなコーディネートとも相性がよく、ヘビロテアイテムになりそうな作品。飽きのこないシンプルさも魅力。金具とチェーンの色をお好みでカスタマイズできます。
揺れ感と華奢さが魅力
品よく輝く3本の18金チェーンがシンプルながらも華やかな印象。本体サイズは5種類から選べます。アップスタイルの髪型で楽しみたい作品ですね。
視線を集める蝶の羽ばたき
ピアスとイヤーカフがセットになったデザインです。チェーンがまるで蝶の羽ばたく軌跡のよう。片側がピアスなので、落とす心配なく身につけられる点も魅力です。
きらめく揺れにうっとり
華奢なリングタイプのイヤーカフを耳の上部に付ければチェーンが柔らかな曲線を描きます。縦のラインが強調され、首元をすっきりと上品に演出してくれますよ。
minneで探す、おしゃれなイヤーカフ
minneには、さまざまなデザインのイヤーカフがたくさんそろっています。
みなさんも耳元を華やかに彩るイヤーカフをいつものコーディネートにプラスしてみてはいかがでしょうか。
目を惹くデザインのおすすめイヤーカフ・イヤーフックをあつめた特集はこちら。
「イヤーカフ・イヤーフック特集」を見る
ライター。IT企業の事業開発やマーケティング、デザイナーなどパラレルワークでの知見を活かしたインタビューや執筆が得意。ものづくり好きの家庭に育ち、特に刺繍やミニチュアが大好き。