totecoco
「紙でつくっていることによる、驚きと楽しさをお届けがコンセプト」そんな作品を手がける、紙もの作家。「minneハンドメイドアワード2018」では、話題賞を受賞。
https://minne.com/@totecoco
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気分を上げてくれるお気に入りのものたち
いつから、この作業机を使われていますか?
totecoco
制作活動に本腰入れようと決め実家を出て今の家に引っ越してきたのがだいたい6年前なのですが、この作業机自体は学生の頃から使っているのでもっと長いです。もしかしたら今家にあるものの中でいちばん付き合いが長いのは作業机かもしれません。
カラフルなアイテムがたくさんあって元気が出る作業机ですね。
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先月パソコンを新調したのですが、明るいイエローで見ているだけでそのかわいさにテンションが上がるのですごくお気に入りです。
もともとパソコンはお客さまとのやりとりや作品につける台紙やメッセージカードなどのデザインをするうえでも頻繁に使っていたのですが、今年は自分の手でつくる作品だけでなくグッズ制作にも積極的にチャレンジしたので、そのデザインを描くためにも使うようになりました。このパソコンのイエローに合わせてパソコンまわりにも黄色いものを集めたりしてさらに楽しんでいます。
もともとパソコンはお客さまとのやりとりや作品につける台紙やメッセージカードなどのデザインをするうえでも頻繁に使っていたのですが、今年は自分の手でつくる作品だけでなくグッズ制作にも積極的にチャレンジしたので、そのデザインを描くためにも使うようになりました。このパソコンのイエローに合わせてパソコンまわりにも黄色いものを集めたりしてさらに楽しんでいます。
他にも作業環境のこだわりがあれば教えてください。
totecoco
使いやすいようにというのももちろんですが、1日の中で過ごす時間がいちばん長い場所だからこそ自分のテンションが上がるように、パソコン周り以外も目に入る位置にはお気に入りのものを置いて気分が上がるような空間にしてます。
マスキングテープが好きで作品発送時のラッピングにもよく使うのですが、どこにどの柄のものがあるかわかりやすくすることに加えて、見た目でも楽しめるようにクリアな引き出しにしまっています。
引き出しにはお気に入りのガチャガチャの景品とミニチュアなんかも一緒に飾って楽しんでいます。
マスキングテープが好きで作品発送時のラッピングにもよく使うのですが、どこにどの柄のものがあるかわかりやすくすることに加えて、見た目でも楽しめるようにクリアな引き出しにしまっています。
引き出しにはお気に入りのガチャガチャの景品とミニチュアなんかも一緒に飾って楽しんでいます。
整理整頓し過ぎないのがマイルール
作業机、作業部屋の整理整頓術などがあれば教えてください。
totecoco
かなりのめんどくさがりなので、とにかく使う手間がかからないように、かつ ざっくりな収納を心がけてます。
使用頻度にあわせて物の位置を決めていて、よく使うものはペン立てに差し、逆に頻度の低いものはポーチや机の奥にしまうようにしています。作業中はお気に入りのポーチに道具類をまとめて立てて使ってるのですが、作業が終わったらそのまま中に収納して片付けられるのでとってもラクチンです。
使用頻度にあわせて物の位置を決めていて、よく使うものはペン立てに差し、逆に頻度の低いものはポーチや机の奥にしまうようにしています。作業中はお気に入りのポーチに道具類をまとめて立てて使ってるのですが、作業が終わったらそのまま中に収納して片付けられるのでとってもラクチンです。
作品の素材である紙はどのように管理されているんですか?
totecoco
メインで使用する紙は机の上のファイルに1色あたり1枚だけすぐ取り出せるように収納しており、暖色系と寒色系の2種類に分けて目当ての色の紙を探しやすいようにしています。またそれぞれのファイルの中もなんとなくなグラデーション順にしまっておいて必要な色の紙を探す手間を減らしています。
たくさんの色紙を使用されるからこその工夫ですね。
totecoco
はい。とは言えあくまでざっくりというのがポイントだったりします。出し入れの回数が多い分、毎度きっちり色の順番を揃えようとすると今度はめんどくさくなって逆にストレスになってきちゃうんです(笑)。
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ちなみにこのファイルにも大まかな色別に収納しているのですが、正面からだとどれに何が入っているかがわからないので、中の紙色にちなんだアクリルキーホルダーを付けて、パッとわかるようにしています。
作業机にいつも置いている「スタメン」のようなアイテムはありますか?
totecoco
ペーパークイリングで制作されている作家さんの多くは、クイリング用に売られている細い紙を使用していると思うのですが、わたしの場合は1本1本カッターで紙を切るためステンレス定規が欠かせません。紙の長さに合わせて定規も長さの違うのものを数本使い分けています。
そして切るときに紙を押さえる際に手だけだとズレてしまうので、それを軽減するためのリスの文鎮はわたしの制作には欠かせないアイテムです。
そして切るときに紙を押さえる際に手だけだとズレてしまうので、それを軽減するためのリスの文鎮はわたしの制作には欠かせないアイテムです。
普段使用している道具はどのように選ばれているんでしょうか。
totecoco
こだわりがあるものもあるのですが、基本的には一度買って特に問題なく使えている場合はそれが壊れたり使い心地が悪くなるまではずっと使い続けています。
自分の「好き」の気持ちに正直に
最後に、作品制作で大切にしていることをうかがいました。
totecoco
初めてご縁をいただけたお客様にとっては、作品と対面できる初めてのその瞬間をきっと期待して待っていて下さってると思いますし、リピーターのお客さまは前回のクオリティを信頼して待ってくださっている。そのお気持ちを裏切らないよう、ひとつひとつの制作に誠実に向き合うことをいちばん大切にしています。あとは自分の「好き」の気持ちに正直でいることですかね。
一時期、世間的な需要を考えなければならないのかななど、迷走してしまったのですが、それだと結局、中途半端なものができてしまうんですよね。そうやって変に振り回されるよりも自分の「好き」を突き詰めたらそれが自分らしさ、つまり作品の個性だったりこだわりに繋がっていると今では思っていたりするので、これからも自分の「好き」を追求していって形にしていけたらなと思っています。さらにそれらを見てくれた方にすこしでもときめいてもらえたり、紙っておもしろいんだなって一緒に楽しんでいただけるきっかけになれたとしたらすごく光栄なことですね。
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取材・文/中村瑛美里
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