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自宅で簡単!ぬいぐるみの洗い方
目に見えなくても、実はダニやホコリが溜まっているぬいぐるみ。2~3ヶ月に1回のペースで洗濯するのが理想ですが、型崩れや色落ちが心配になってなかなか洗えない、という方も多いのではないでしょうか。ちょっとしたコツをおさえれば、想像以上に簡単にお手入れすることができます。
今回は、ぬいぐるみを洗うときのポイントや、日頃のお手入れ方法についてもご紹介します。
ぬいぐるみ洗濯前の事前準備
まず洗濯表示マークを見て、水洗いができるかどうかを確認しましょう。「水洗い可」のマークがあれば、自宅での洗濯が可能です。洗濯表示がついていない場合や、色落ちしやすいもの、接着剤がついているもの、ファーや革などの異素材が使われているものは、自宅での洗濯は控えるようにしましょう。
ぬいぐるみの洗濯方法
では実際どのようにして洗濯すればいいのでしょうか。手洗い・洗濯機洗・拭き洗いの項目別に、詳しく説明します。
手洗いでぬいぐるみを洗う場合
自宅で洗えるぬいぐるみは、手洗いをするのがおすすめです。ぬいぐるみに合わせて、力の入れ具合などを調整しましょう。
用意するもの
・洗面器
・柔軟剤
・タオル
・洗濯ネット
洗い方
1.洗面器にぬるま湯を入れ、おしゃれ着用中性洗剤を溶かします。洗剤の量は、表示に従うようにしましょう。
2.やさしく押し洗いをします。5分程度が目安ですが、汚れが落ちるまで洗います。
3.洗面器の洗浄液を流し、ぬいぐるみの水を軽く切ります。
4.洗面器にきれいな水を入れて、押し洗いですすぎます。水を数回変えながら、洗剤が残らないよう丁寧にすすぎます。
5.洗面器にぬるま湯を入れて柔軟剤を溶かします。その中にぬいぐるみを30分程度つけておきます。
6.ぬいぐるみを取り出し、タオルで軽く水気を切ります。タオルに包んだまま洗濯ネットに入れ、10秒ほど脱水します。
7.風通しのいい日陰に干して乾かしましょう。
干し方
1.脱水後はすぐに取り出し、手で形を整えましょう。
2.洋服ブラシなどを使ってブラッシングし、毛並みを整えます。
3.洗濯ネットに入れ、風通しの良いところで陰干ししましょう。
洗濯機でぬいぐるみを洗う場合
洗えるぬいぐるみは手洗いが理想ですが、手間を省きたいときは、洗濯機を使うこともできます。ただし、手洗いに比べると型崩れが起こりやすいので注意しましょう。
用意するもの
・タオル
・洗濯ネット
洗い方
1.ぬいぐるみを洗濯ネットに入れ、洗濯機に入れます。
2.洗濯機「ドライコース」や「おしゃれ着コース」など、やさしく洗うコースを選んで洗濯します。
3.脱水が始まる前に一度取り出し、ぬいぐるみをタオルに包んで洗濯ネットに入れ、10〜15秒ほど脱水します。
干し方
1.脱水後はすぐに取り出し、手で形を整えます。
2.洋服ブラシなどを使ってブラッシングし、毛並みを整えましょう。
3.洗濯ネットに入れ、風通しの良いところで陰干しします。
拭き洗いでぬいぐるみを洗う場合
水洗いができないぬいぐるみは拭き洗いをしましょう。今回は、ぬいぐるみを収集しているminneスタッフのみっころから、ぬいぐるみを借りて実践してみました。
用意するもの
・洗面器
・タオル(2枚)
・ブラシ
洗い方
1.ブラシでほこりを浮き上がらせる
ぬいぐるみを軽くたたいて、内側のホコリを浮き上がらせます。それからブラッシングをし、表面の軽い汚れやホコリを落とします。
※付属のチェーンなどがある場合ははずしてから行いましょう。
2.タオルを洗浄液に浸す
洗面器に水とおしゃれ着用中性洗剤を入れ、洗浄液をつくります。洗剤の量は、衣類を手洗いするときの半分くらいが目安です。タオルを洗浄液に浸し、固く絞ります。
3.ぬいぐるみを拭く
ぬいぐるみの表面をタオルでやさしく拭き、ヨゴレを取ります。
4.洗剤を拭き取る
きれいな水で洗ったタオルを固く絞って、洗剤を拭き取ります。2〜3回繰り返しましょう。
干し方
風通しの良い場所で陰干しします。
正しく洗って、永く一緒に過ごしましょう。
ぬいぐるみ洗濯時のポイント
・タオルで脱水
・洗濯ネットに入れたまま干す
まず、洗濯する前に付属品をすべて外し、ホコリを落とすためにしっかりブラッシングをすることが大切です。強くこするように洗濯すると、表面が傷んでしまうので、押し洗いで洗うようにしましょう。そのほか、型くずれを防止するために、タオルに包んで脱水したり、洗濯ネットに入れて干すことがポイントです。
このぬいぐるみは自宅で洗える?4つのチェック項目
ぬいぐるみを洗いたいけれど、自宅で洗っていいものか不安…という方のために、判断基準をご紹介。洗濯不可の場合でも、拭き洗いは行える場合がありますが、不安な場合はプロ(クリーニング店など)に相談するようにしましょう。
1.色落ちの可能性の有無
色落ちするものに関しては、ぬいぐるみの色が変化してしまう可能性があります。
2.接着剤の使用有無
接着剤は水や圧力に弱く、洗濯するとパーツが取れてしまうことがあります。
3.素材の特性
水に弱い素材が使われている場合、型崩れの原因になるので自宅での洗濯は避けましょう。
4.機械、電池の有無
機械や電池式のぬいぐるみは、洗うと故障の原因になってしまいます。
ぬいぐるみの日頃のお手入れ方法
あらかじめ汚れるのを防ぐために、日頃どんなお手入れをしたらいいのでしょうか。項目別にご紹介します。
ブラッシングをする
洋服用のブラシでブラッシングすると、表面についたホコリや軽い汚れを落とすことができます。簡単に行えるお手入れ方法なので、習慣にしておくといいですよ。
天日干しをする
天気がいい日は、天日干しをするのがおすすめ。平干しハンガーを使えば吊るさずに干せるので、変形や洗濯バサミの跡がつくのを防ぐことができます。色落ちや変色を防ぐため陰に干すようにしましょう。
掃除機を使う
ぬいぐるみに掃除機をかけてホコリを吸い取ります。細いノズルをつけると、ホコリを吸い取りやすいですよ。
ぬいぐるみはクリーニングに出せる?
ぬいぐるみはクリーニングに出すことができます。自宅で洗うことができない場合や、大切なぬいぐるみは定期的にクリーニングに出すようにしましょう。
自分好みのぬいぐるみを見つけよう
minneには一緒におでかけできる小さな子から、存在感たっぷりの子まで「ぬいぐるみ」がたくさんそろっています。ぜひチェックしてみてくださいね。
フリーのエディター・ライター。出版社勤務の経験を生かし、現在はウェブメディアや紙媒体などで執筆中。インテリアや手仕事系のインタビューが得意。趣味は雑貨収集、インスタパトロール、かわいい子ども服探し。