今回の語り手は
身にまとう方も眺める方も心を穏やかに…それが幸せな時間となるよう、「糸のぬくもり」「手の温もり」を作品にこめて刺繍作品を制作されているhanaaoi ハナアオイさんのかばんの中にはどんなものが入っているのでしょうか。
かばんの中には・・・
わたしのかばんの中身はひと言で言うと「ドラえもんのポケット」!。
「あ!」と思ったときに、さっとアイテムが取り出せるようにしつつ、“ものは最小限に”というのがマイルール。
子どもたちの、もしものときの薬や、隙間時間が出来たときの刺繍セットなど、本当にわたしにとってのドラえもんのポケットです。
ものを選ぶときは、静かにゆっくりと眺めます。
心が躍るのは手仕事作家さんの作品が並ぶギャラリーや、セレクトショップ。その作家さんの細やかな手仕事の温度感、色彩から、その方のセンスや人柄があふれてくるようで、とってもワクワクします。ものを選びながらわたしの感性も刺激してもらっている感覚になります。大切に長く愛用したいからこそ、素材や機能性も含め、手にしたときの心地よさも選ぶポイントになっています。
・手帳
・ハンドタオル
・お薬ポーチ(家族の大事な薬、絆創膏、ゴム、イヤリング、コンタクト)
・アクサセリー
・カードケース
・メガネ
・イヤホン
・ハンドクリーム
・時計
・刺繍セット
・小物ポーチ
ちょこっと刺繍で遊び心を
お仕事のときに使っている手帳カバーには、ちょっとした遊び心でポイント刺繍を。
“好きをくすぐる配色”を見つけたときの嬉しさはたまりません。ときどきこうやって生活のものにちょこっと刺繍するのが好きなんです。
お財布は持たないのがマイルール
このカードケースは、カードを1枚ずつ収納でき、スッキリとまとめてくれる優れもの。現金はお札のみ持ち歩くようにしていて、小銭が出たらお家の貯金箱へ。財布を持たなくなってからおでかけがすごく楽になり、とってもおすすめです。
作家活動を応援してくれるアイテム
イルビゾンテの名刺入れは、わたしの作家活動が個人事業主へと活動を本格化させたタイミングで夫がプレゼントしてくれたもの。頑張れ!といつもわたしの背中を押してくれています。
ピンチを救ってくれるわたし自身のお守りとして、ポーチにはいつも自分の作品を入れています。ついついお出かけの自分の準備は、後回しになってしまうので、いつでも自分の作品を身につけられるよう常備しているんです。
いつでも刺繍に取り掛かれるように
刺繍セットは必ずと言っていいほどお出かけには持ち歩いています。隙間時間や助手席で話をしながら刺すのが好きで、日没までの楽しみなんです(笑)。
車の中では揺れとの戦い!細々したことは禁物ですので、ひたすら丸を刺しています。昔から車の中がわたしのよき訓練の場なんです。
お出かけのときはこのバッグ
子どもたちが成長し、今のわたしに最適なのはショルダータイプ。すぐにものが取り出せて、いざとなったらさっと手を繋いであげられるので◎ライフスタイルに合わせてわたしのかばん選びは変わってきているなと思います。
毎日を一緒に過ごしていく相棒のような存在のかばんは、やっぱり心ときめくものを持ちたいので、素材や機能性と同じように遊び心も忘れずに“かわいいな“と思うものを選んでいます。
次回の作家さんのかばんの中身もおたのしみに。
編集 / 中村瑛美里
- loading