世界中の宝石・天然石との出会いを楽しむ
1990年から毎年開催されている日本最大級の宝石の祭典「国際宝飾展」をご存知ですか?
世界中から宝飾卸・メーカーさんが出展し、ありとあらゆる種類のジュエリー・アクセサリーが一堂に集結する巨大な宝石の祭典です。
高級ジュエリーやライトジュエリーはもちろん、鉱物、天然石ルース、ハンドメイドに必要な素材・パーツまで幅広く揃っており、『実際に見て、比べて仕入れができる』展示会となっています。
そんな国際宝飾展を、minneでご活躍されているクリエイター・作家のみなさんに、作品制作に必要な素材やパーツなどの材料の仕入れの場や、デザインの学びの場としてもっとご活用いただきたいと思い、2022年1月、わたしたちはゆりかもめに揺られ、東京ビックサイトで開催されている第33回「国際宝飾展」へやってきました。
今回は、国際宝飾展を運営するRX Japanの担当者・高松さんの案内の元、minne作家さんやminneでお買い物を楽しまれるみなさんへおすすめの国際宝飾展の見所をご紹介します。
みなさんに国際宝飾展の魅力をお伝えできるようレポートがんばります!
それでは早速会場に入っていきましょう。
目を奪われるブースがずらり
まず最初にご案内いただいたのは、さまざまな宝石や天然石が並ぶ「東洋ルース」さんのブース。こちらでは500円から購入できる、種類豊かなルース(裸石)が販売されています。
次はあそこのブースに行ってみましょう!
続いて訪れたのは、インドのジャイプールで仕入れた、彩り豊かな天然石を販売されているシワリカトレーディングさんのブース。
次は宝石や天然石ではなく、アクセサリーづくりに欠かせない「チェーン」や「パーツ」を販売しているブースに行ってみましょうか。
訪れたのは1950年から鎖の製造・販売を行ってきた山森製鎖さんのブース。
こちらでは、ショーケースの中に入ったさまざまなチェーンやパーツを購入することができます。
今回は、縁起物としてもなじみ深い「水引」を貴金属で表現した水引シリーズを見せていただきました。
ショーケースに入っている商品たちを手に取って吟味することはもちろん、企業の担当者さんが気軽にご相談に乗っていただけるのも、対面販売イベントならではの嬉しいポイントです。
出展社さんに質問しやすい、というメリットもあります。
パーツやアクセサリー用金具を販売されているブースは他にもたくさん。
素材と一緒にパーツも揃えることができるので、自宅に帰ったらすぐ作品づくりに取り掛かることができます。
ちょっぴり変わった素材にも出会える
ひとつの会場で、制作意欲を掻き立てられるような、さまざまな素材と出会えるのも国際宝飾展ならでは。
こちらのブースにはなんと…通常の手芸店などではお目にかかれないサメの歯が販売されていました。
どんな作品に生まれ変わるのか、ワクワクするようなものがたくさん。
もちろん会場の中には高価格帯なラグジュアリージュエリーもずらりと展示・販売されているので、ブースを眺めているだけでも楽しむことができます。
素材やパーツだけではなく、イベント出店の際に必要となるアクセサリー用の什器やケースなども販売されており、1日中ブースを巡って楽しむことができます。
クリエイター向けのセミナーも充実
連日、多彩なセミナーが開催されているのも国際宝飾展の魅力のひとつです。
セミナーは予約が必要なものもあるので、事前に公式サイトを確認しておくと安心です。
新しいものづくりのヒントに
クリエイター向けに独自の素材を開発し商品化されている企業さんが出展されていたり、実物を見ながら解説していただける機会はぜひ活用いただきたいな、と感じました。
次回は10月26日(水)〜10月28日(金)にて、パシフィコ横浜にて開催されます。
横浜会場でも、minneの作家活動アドバイザー・和田によるセミナーも開催予定です。
10月に開催される国際宝飾展【秋】にもオファーいただき、再度登壇させていただきます。作家・ブランドのみなさんのお役に立てると幸いです。(セミナー申込は展示会HPから)
国際宝飾展は年3回(1月、5月、10月)にわたり開催されています。ハンドメイドクリエイター・作家さんならどなたでも入場可能ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。みなさまのご来場をお待ちしております。
期間:10月26日(水)〜10月28日(金)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
入場料:入場料 5,000円(事前の招待券請求で無料)
招待券請求(無料):https://entry.reedexpo.co.jp/expo/IJTA/?lg=jp&tp=inv&ec=IJT&em=min
セミナー申込:https://biz.q-pass.jp/f/5178/ijta22_seminar/seminar_register
企画・ディレクション・取材・文 / 中村瑛美里 撮影 /真田英幸