目次
アロマキャンドルの効果
アロマキャンドルは、アロマの香りとキャンドルの炎の揺らぎによってリラックス効果を得られるアイテムです。自律神経にも作用し、集中力アップや気分転換の効果も期待できるといわれます。炎の揺らめきは、川のせせらぎやそよ風など自然界の音がもつ「1/f」という周波数に似ており、視覚的にもリラックスできるのです。
アロマキャンドルの選び方
アロマキャンドルには、サイズやワックスの違いによってさまざまな種類があります。自分にぴったりなアロマキャンドルの選び方をご紹介します。
用途で選ぶ
アロマキャンドルは形状や大きさによって用途や特徴が異なります。使う場所や目的にあったアロマキャンドルを選びましょう。
短時間で楽しめる「ティーライト」
ティーライトキャンドルとは、アルミやプラスチック製のカップに入った小さなキャンドルのことをいいます。もともとはティーポットを温めるために使われていたことが名前の由来です。短い燃焼時間が特徴で、気軽に使うことができますよ。お気に入りのキャンドルホルダーに入れて炎の揺らぎに癒されたり、バスタイムのおともにしたりと使い勝手抜群です。
豊富な種類の「ボーティブ」
ボーティブキャンドルは、アロマキャンドルの中で最も一般的な形状といえます。その多くは容器に入っておらず、やや小ぶりのためキャンドルホルダーに入れて使うのが一般的。ボーティブ(Votive)には「奉納」という意味があり、もともとは教会の祭壇に捧げられていたキャンドルです。種類が豊富なので、きっとお気に入りの香りとデザインに出会えるはず。ポーティブキャンドルは12時間以上燃え続けるものも多く、長くその香りを楽しめる点も魅力です。
見た目もかわいい「ジェルキャンドル」
アロマキャンドルをインテリアとしても楽しみたい方にはジェルキャンドルがおすすめ。「ジェルワックス」というクリアタイプのワックスを使った涼しげな見た目も特徴です。中にドライフラワーや貝殻、ミニオブジェを閉じ込めた芸術性の高い豊富なデザインが楽しめますよ。
持ち運べる「缶・グラスジャー入り」
缶やグラスジャーに入ったアロマキャンドルは、旅先や外出先でもアロマを楽しみたい方におすすめです。持ち運びをしやすい蓋付きで、キャンドルホルダーを別で準備する必要がなく、使いたいときにすぐにアロマキャンドルを楽しめる点が魅力です。
ワックスで選ぶ
アロマキャンドルに使われるワックスにはいくつかの種類があります。香りの広がり方や燃え方に特徴があるため、代表的なものをご紹介します。
パラフィンワックス
パラフィンワックスは石油由来のワックスです。アロマキャンドルの中でもリーズナブルなものが多く種類も豊富。初めてアロマキャンドルを使う方や、さまざまな香りのキャンドルを手軽に試してみたい方におすすめです。一方で、ススが出やすく、精製度合いによっては有害物質を含む煙が上がることから、特に呼吸器系にトラブルを抱える方には注意が必要なワックスでもあります。
ビーズワックス
ビーズワックスは、別名「蜜蝋(みつろう)ワックス」とも呼ばれ、ミツバチの分泌物によってつくられる天然成分の希少なワックスです。成分はほぼハチミツと同様で安全性に優れたワックスでもあります。ビーズワックスならではの甘い香りと、ススや煙が出にくい特徴から、お部屋でゆっくりアロマキャンドルを楽しみたい方におすすめです。
ソイワックス
ソイワックスは大豆を原料とした植物由来のワックスです。パラフィンワックスと比べて燃焼時にススや煙が出にくいという特徴があります。100%ピュアなソイワックスは有害物質が含まれていないため、小さなお子さまがいる空間や食事中にも安心して使えます。また、ソイワックスは低音でゆっくりと燃える特徴を持っているため燃焼時間が長く、香りをゆっくり楽しむことができます。
パームワックス
パームワックスはヤシの実から精製した「パーム油」を原料にしたワックスです。キャンドルにしたときにクリスタルのような美しい模様が楽しめるのが特徴です。燃焼時のススや消したあとの匂いが少ない点も人気の理由。
香りで選ぶ
アロマキャンドルで重視したいポイントはやはり「香り」ですよね。好みの香りだけでなく「リラックスしたい」「すっきりしたい」といった、得たい効果から香りを選んでみるのもおすすめですよ。
癒されたいときは「ラベンダー」
ラベンダーはリラックス効果のある香りの代表格です。交感神経と副交感神経のバランスを整えることでリラックスできる香りだといわれています。夜、お風呂やベッドルームで安らぐためのアロマキャンドルにおすすめです。
集中したいときは「ミント」
集中したい仕事があるときには、ミントの香りがおすすめ。ミントに含まれるメントールの清涼感が気分をすっきりさせてくれますよ。眠気覚ましにも効果が期待できます。
リフレッシュしたいときは「柑橘系」
オレンジやレモン、グレープフルーツといった柑橘系の香りには、心や体を元気で前向きにしてくれる効果があるともいわれ、気分転換にぴったりです。甘すぎない香りは年齢性別問わず人気で、贈り物にもおすすめですよ。
アロマキャンドルの正しい使い方
アロマキャンドルには正しい使い方や、効果を高めるために気をつけたいポイントがあります。代表的なポイントをご紹介します。
根本から火をつける
キャンドルに火を灯す際には、キャンドルの芯の先端ではなく、芯の根元から火をつけましょう。根本から火をつけることで、ロウに早く熱が伝わりやすく、点火もしやすくなります。反対に先端に火をつけてしまうと、余計なススや焦げ臭い匂いの発生につながるので要注意です。また、アロマキャンドルに初めて火を灯すときには、芯を6mm程度に切っておくのがおすすめ。芯の長さは炎の大きさにも影響します。
1時間以上、火を灯す
アロマキャンドルの表面全体が溶ける目安は、約1時間。短時間で消してしまうと、熱がキャンドルの外側まで回りにくく、表面が均等に溶けません。表面を均等に溶かしていくことは、キャンドルを最後まで使い切るためにも大切なポイント。特に初めてキャンドルを使うときには、表面全体が溶けるまで火を灯しましょう。いつもアロマキャンドルを均等に使いきれない、どんどん中央だけ溶けて窪みができてしまう、という方は1時間以上火を灯すことを意識してみてくださいね。
アイテムを使って火を消す
アロマキャンドルの火を、ついつい息で吹き消しているという方も多いのではないでしょうか。実は、これはNG。せっかくお部屋に広がったアロマの香りを煙の臭いで台無しにしてしまう原因に。ピンセットや、スヌーファーといった専用のアイテムで消すと煙の発生を防ぐことができますよ。ピンセットを使う場合は、芯の先をつまんで溶けたロウの中に浸すことで火が消えます。スヌーファーは先端に小さなカップが付いているので、そっと炎の上に被せるだけで火を消すことができます。
風や日が当たらない場所で保管する
アロマキャンドルを使わないときには、日の当たらない涼しい場所での保管がおすすめ。風や直射日光はキャンドルのアロマ成分を劣化させる原因になるため避けましょう。
アロマキャンドルを使う際の注意点
アロマキャンドルは心身ともにリラックスできるアイテムですが、当然、火を使うにあたっていくつか注意しなければいけないことがあります。
キャンドルホルダーや受け皿の素材を確認する
キャンドルホルダーや受け皿を自宅にあるもので用意したいという場合には、それらの素材が耐火性素材のものであるかをしっかり確認しましょう。心配な場合には、アロマキャンドル専用のホルダーや受け皿を使用しましょう。
ロウの後始末をしっかり行う
アロマキャンドルの火を消してそのまま放置すると、芯に溶けたロウが固まることで炎が小さくなってしまう原因となり、また、キャンドルのそのものの劣化にも繋がってしまいます。溶けたロウは火傷に注意しながら、ティッシュペーパーなどで吸い取っておくのがおすすめです。
おすすめのおしゃれなアロマキャンドル25選
ここからは、香りだけでなく目でも楽しめるおしゃれなアロマキャンドルをご紹介します。
アンティークな雰囲気が漂うバラ
インテリアとしても使える蜜蝋ワックスでできたキャンドル。大切な方への贈り物にも喜ばれるはず。見た目にも癒される作品で、寝る前のひとときに灯したいデザインです。
季節を楽しむ誕生石キャンドル
誕生石とそれぞれの季節をイメージしたアロマを組み合わせた作品です。12個セットで、各月ひとつずつ季節を感じながらキャンドルの火を楽しめます。
蜜蝋香るカヌレのキャンドル
温かみのあるカヌレ型のキャンドルは、糸島の蜜蝋を100%使用。スイートでかわいい印象を活かすためにも、キャンドルホルダーにもこだわって使いたい作品ですね。
お家で焚き火気分を
「焚き火」をイメージした木芯キャンドル。灯すとパチパチと木芯の燃える音を楽しめます。艶消しブラックの缶をもちいたデザインで、見た目と音でささやかなキャンプの雰囲気を味わえる作品。
思いふける夜に灯したい
「夢約束」という作品名のついた幻想的なデザインが魅力のキャンドルです。ジャスミンの香りに癒されながら、じっくり考え事をしたい夜にぴったりなデザイン。
昼間も輝くインテリアに
火を灯していない時間も、きらきらと光を浴びて輝く宝石のようなジェルキャンドル。無香料で食事中にも使いやすい点が魅力。使い切りやすい小さめサイズで贈り物にもぴったりです。
落ちない流れ星を楽しむ
ユーカリとラベンダーの精油を使用した、夜のひとときにぴったりな香り。星をイメージしたデザインで、灯すと変化する模様がまるで流星のよう。ずっと眺めていたくなるようなキャンドルです。
缶の色を選んで自分好みに
木芯のパチパチと燃える音を楽しめるソイキャンドル。アールグレイの香りは、まさにひと息つきたいティータイムにぴったり。お好みの缶の色を選んでオーダーできますよ。
インテリアとしても魅力を放つキャンドル
日中はインテリアとしても存在感を放つ美しいデザイン。自分を労ってあげたい特別な日にぴったりなキャンドルです。ぜひ受け皿にもこだわって使いたい作品。
空間をラベンダーの香りいっぱいに
贅沢なラベンダーの香りをたっぷり楽しめるキャンドルです。空気を汚さず、ススも出にくいソイワックスを使用。60時間楽しめる長い燃焼時間も魅力的ですね。
うっとり眺めるバラのキャンドル
繊細な花びらが幾重にも重なった美しいバラのキャンドルです。空間がぱっと華やぐピンクローズが昼も夜も目を楽しませてくれます。蜜蝋を使用した自然由来のキャンドル。
薬瓶に入ったおしゃれなデザイン
薬瓶の中に、たっぷりの暖色の花々やラメがぎゅっと詰まったおしゃれなデザイン。インテリアとしても◎。木芯の音と心地よい金木犀の香りでゆったりした時間が流れます。
大切なひとに贈りたい2つのキャンドル
ソイキャンドルとジェルキャンドルがセットに。木芯使用で暖炉前にいるかのようなスローな時間を楽しめます。3種類から香りが選べ、洗練されたデザインで男女問わず贈りやすい作品。
パチパチ音を楽しむソイキャンドル
人と環境にやさしいソイワックスを使用したキャンドル。木芯になっているため、炎の揺らぎだけでなく、パチパチという焚き火を連想する心落ち着く音も楽しめます。レモングラスの香りが心の緊張をほぐしてくれますよ。
乙女心をくすぐるデザイン
パームワックスを使用したクリスタルな見た目と、ときめくデザインが魅力的な作品です。キャンドルの本体カラーと中央のハートパーツのカラーをお好みの組み合わせでオーダー可能。プレゼントにも喜ばれそうですね。
癒される洋梨のフォルム
アロマキャンドルでは珍しい洋梨モチーフの作品。ソイワックスを使用したサスティナブルなキャンドルです。香りは優しい甘さが魅力の「バニラ」、上品かつナチュラルな「ロマンティックガーデン」、心をリフレッシュしてくれる「フレッシュミント」から選ぶことができますよ。
お菓子のようなキャンドル
クッキー缶に入ったクッキーキャンドル。小さくて持ち運びもしやすく、複数のお部屋に飾って香りを楽しむことができます。ソイワックスで安全性も◎。
爽やかなキラキラジェルデザイン
キラキラのジェルの爽やかな色合いがこれからの季節にぴったり。ブルーには貝殻、ピンクとグリーンにはお花が入ったデザインです。色と香りを選んでオーダーできます。
特別な日に使いたい
ラナンキュラスを表現した、繊細な花弁の造りにうっとり。ウェディングのテーブル装飾にもおすすめです。お花好きへのギフトにも喜ばれそうですね。
コンクリート風のクールなデザイン
コンクリートのようなデザインと金箔の輝きが、お部屋のアクセントに。どんなシーンでも癒されるひのきの香りを楽しめます。
夜にきらめく金木犀
金木犀のドライフラワーに、ラメ、金箔をあしらい、夜の金木犀の佇まいを表現した一品。夜のブルーが好き通る美しさで、インテリアのアクセントにもなってくれそうなキャンドルです。
星を詰めこんだ癒しのキャンドル
なんと300個以上のカラフルな星が詰まった、やさしい気持ちになれるパステルカラーのキャンドルです。ブルーやピンク系などお好きなカラーをどうぞ。
ユニークな切り株デザイン
全種そろえたくなる、かわいらしいデザインが魅力。お好きな香りをオーダーでき、ソイワックスならではのゆっくりとした燃焼を楽しめます。
ウェディングにもぴったり
結婚式の前撮りや、ウェルカムスペースの飾り付けにもぴったり。どんなお部屋に馴染むシンプルで上品なデザインです。引っ越し祝いの贈り物にも。
幻想的な惑星キャンドル
「海王星」をイメージしてつくられたキャンドルはブルーベースで幻想的に灯ります。お風呂に浮かべることもできますよ。
アロマキャンドルのよくある質問
アロマキャンドルの効果は?
アロマキャンドルの使用時間は?
アロマキャンドルの消し方は?
心癒されるアロマキャンドルをプレゼントにも
minneには、インテリアにもなるおしゃれなアロマキャンドルがたくさんそろっています。「自分を労ってあげてね」という気持ちと一緒に、大切なひとにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。ぜひ、お気に入りのひとつを見つけてみてくださいね。