mianeが生まれるまで
まだお子さまが小さかった頃「子どもとおそろいの洋服が着たいのに、ほしい服が見つからない」と思ったことを機に洋裁をスタート。mianeが誕生するきっかけになったのだといいます。
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自宅に母から譲ってもらった古いミシンがありました。手持ちのスカートを参考にしながら型紙をつくって、自分と子どものスカートを制作したのが最初の1着です。
見た目以上に軽い、くったりデニムのワンピース。「アンティークデニムのマキシ丈ワンピース」
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良いとはいえない仕上がりでしたが、完成したときの達成感や、自分でつくった服を着られることの喜びが忘れられず、もっとつくってみたいという気持ちになりました。そして、何よりすべての工程がとても楽しかったのを覚えています。
自分自身の経験をもとに
トレンドに左右されないデザインが魅力的なmianeさんの作品。制作のこだわりについてもうかがってみました。
洗濯機で洗えるのが嬉しい、ボリューミーなスヌード。「ベージュベージュ！20 パッチワーク・ファースヌード」
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お洋服に関しては、「着たときのシルエットがきれいであること」「流行にとらわれず、10年、20年と着られるデザインであること」「締め付けがなくて、体に負担をかけず着心地が良いこと」「自宅の洗濯機で普通に洗えてメンテナンスが簡単であること」「体型が変わっても着られること」を大切にしながら制作しています。
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また、革製品に関しては「上質な革を使うこと」「色目や質感が上品であること」「とにかく使い勝手が良いこと」「長年使えるデザインであること」を大切にしています。
郵便屋さんのショルダーバッグからヒントを得て制作された、日常使いにぴったりな作品。「濃茶 2way 本革 郵便屋さんのショルダーバッグ」
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長年ものづくりをしていく中で、わたし自身の好みや体型も変わってきました。それでも着続けている服、使い続けているバッグには理由があると思いました。先に挙げた“大切にしていること”は、そんな自分自身の経験から生まれたものです。
新作は、本革お財布ショルダー（オフホワイト）
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もともと、焦茶色のアンティークカラーの本革お財布ショルダーを販売していました。とても使い勝手が良いのですが、もうすこしライトなカラーのものが欲しいと思い、ホワイトや淡いライトグレーで仕上げたところ、予想以上に上品に仕上がりました。
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明るい色目の革製品は安っぽさが出てしまうことがあるので、革の風合いや微妙な色目にこだわりました。使い勝手も良く、お財布、スマホ、小物を最もコンパクトに持ち歩けます。
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スマホをワンアクションで取り出せるマグネットポケットがポイントです。金具には艶消しのアンティークシルバーを使い、ピカピカしない落ち着いた大人の雰囲気に仕上げています。
しっとりと柔らかく、手に良く馴染む牛革を使用
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また、身長に合わせて肩紐を調節できるように、ショルダー紐にはアジャスターを付けています。片持ち手紐も付けていますので、用途に合わせてお使いいただけます。ホワイトパンツや淡いデニムカラーのお洋服など、幅広いファッションに合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後に、記事を読んでくださったみなさんに向けてメッセージをいただきました。
miane
ご覧いただきありがとうございます。ハンドメイド歴も20年を越えました。たくさんの方々にお買い上げいただきき、みなさまに支えられて活動してきました。大変ありがたいと思っています。
miane
ひとりで活動しておりますので、デザインは多くはありません。その分自分が実際に着たり使ったりして、本当に良いなと思ったものを厳選して制作しております。流行にとらわれず、メンテナンスも簡単で長く愛用できるアイテムをそろえています。10年、20年とお側においていただけるものを目指しています。ぜひ、手に取っていただければと思います。
本革お財布ショルダー（オフホワイト）
本革お財布ショルダー（シルバーグレー）
連載「新作おしえて」はSNS連動企画です。minne作家のみなさんは、TwitterまたはInstagramにて「＃新作おしえて」「＃minneとものづくりと」の2つのタグをつけ、新作画像と作品URLをつけてぜひご投稿ください。
文 / 堀田恵里香
