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作品を第一に考えたスタイリッシュな作業部屋
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ブローチ制作は熱ヒーターや薬剤も使うので、緊張感をもって集中できる、ストイックな作業部屋で行っています。
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ブローチづくりは慎重で細かな作業を黙々と続けるのでとても集中してしまうのですが、気付くと息を止めて身体が固まってしまっているので、音楽を常に流して鼻歌が交じるくらいにリラックスできるように努めています。
作業工程に合わせた整頓術
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ですが、整理整頓が苦手なわたしは、すぐに机の上が満杯になってしまうので、この作業用ワゴンを多用しています。
身近にワゴンを移動させられるので、作業工程別に道具を入れて、便利に使ってます。
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引き出しの中に段ボール、ラッピング材、テープ類、カード類をまとめて入れて作品を送り出す最終準備に特化したコーナーをつくりました。
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アイデアは作業机以外の場所から
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絵を描くことは自分の心をアウトプットするような作業なので、空っぽだと何も生まれません。
心の栄養をインプットするためにぶらぶら街を散歩したり、本を読んだり、映画を見たり、ライブや展覧会に行ったりとワクワク、ドキドキできることを詰め込みに行きます。
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デジタル描画にしてからは、今まで以上にもっとラフに、思い立ったらすぐに描けることが気に入っています。
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作品づくりに欠かせないアイテムたち
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最近は10minutes aromaというマッチ型のお香が残り香も少なくてお気に入りです。
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制作の道具はいくつも試してみて、素材に合った使いやすいものを見つけるようにしています。
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また、今はデジタル描画をしていても学生時代から画材オタクだったので画材集めは大好きなんです。
最後に、作品制作で大切にしていることをうかがいました。
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それが原点でもあり、作品はずっと「贈り物」としてつくっています。自分へのご褒美だったり、大切な人への贈り物、そう思ってラッピングさせてもらってます。
わたしがつくるブローチにはいつも物語のような背景があって、モチーフとなる主役が感じていることや感情の動きを彼らの仕草、表情や色で表したくてストーリーを妄想しながら絵を描いています。
受け取った人が想像を膨らませて楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいなと思って…
ブローチをつくり始める前、心が空っぽになってしまっていた時期がありました。
すこしずつ前向きになり「ものづくり」を始めたのですが、そんな作品を買ってくださった見ず知らずのお客さまたちからの温かな言葉にとても救われたんです。
ブローチの存在ってなんだろう?って考えた時、身につけるアクセサリーの中でも特にメッセージを込めて気持ちや想いを伝えることができるアイテムだと思っています。
だから元気や勇気をいただいているお礼としても、受け取った人の顔を想像して楽しく、幸せでありますように、と願いをこめてつくることを大切にしています。
そして、ものづくりの意義を教えてくれたみなさまに感謝しています。
取材・文/中村瑛美里
今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「作業机」を募集しております。「#わたしの作業机」(「#minneとものづくりと」をお忘れなく!)の投稿をお待ちしております。