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桔梗(キキョウ)とはどんな花?
桔梗は、キキョウ科の宿根草で、当たりのよい山野に自生する多年草です。つぼみは、紙風船が膨らんだようなかわいらしい見た目をしており、花は星型、草丈40〜100cmほどです。現在、野生種が減少してしまい、絶滅危惧種に指定されています。
桔梗(キキョウ)の名前の由来
「桔梗」の語源は、薬草としての漢名「桔梗」を音読みした「キチコウ」が変化した語。また桔梗に当てられた漢字は、根が結実して、硬直していることから名づけられたといわれています。
桔梗(キキョウ)が開花する季節
桔梗は6~10月が開花期で、中でも6~7月頃が最盛期です。
桔梗(キキョウ)の種類と特徴
桔梗の野生種は絶滅危惧種に指定されていますが、園芸品種は品種改良が盛んに行われ、多くの種類が出回っています。代表的な一重咲きの品種の他に、八重咲きの品種や、大輪の花が咲く品種、最後まで花が開かない袋先の品種などがあります。
桔梗(キキョウ)の花言葉
桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「誠実」「気品」です。
戦に出た夫を10年待ち続けた若い娘の名前が「桔梗」だった、その娘の家紋が「桔梗」だったからなど、いくつかの説がありますよ。
桔梗(キキョウ)の色別の花言葉
ここからは桔梗の色別の花言葉をご紹介します。
青・紫の桔梗(キキョウ)の花言葉
桔梗といえば青系がパッと思い浮かびますよね。そのため、「桔梗」全体の花言葉と同じく、「永遠の愛」や「変わらぬ愛」「誠実」「気品」などが花言葉になっています。
白い桔梗(キキョウ)の花言葉
白の桔梗の花言葉は「清楚」「従順」です。白の清純なイメージから、このような花言葉がつけられたといわれています。
ピンクの桔梗(キキョウ)の花言葉
ピンクの桔梗の花言葉は「薄幸」です。かわいらしい印象のピンク色からは想像つかない花言葉ですよね。ネガティブな花言葉なので、贈り物には避けた方がいいでしょう。
桔梗(キキョウ)の花言葉に怖い意味はある?
花によっては少し怖い花言葉を持っているものもありますが、桔梗の場合、花言葉の由来となっている物語は悲しい内容ではあるものの、花言葉自体に怖いものはありません。
秋の七草のひとつでもある桔梗(キキョウ)
桔梗は昔から、秋の七草として親しまれてきました。秋の七草の始まりは奈良時代、山上憶良が万葉集で詠んだ歌「秋の野に咲いている花を、指を折って数えてみれば、七種類の花がある」が由来とされます。
気品漂う桔梗(キキョウ)のモチーフ作品8選
ここからは、minneで見つけた素敵な桔梗モチーフの作品をご紹介いたします。
手元を上品に彩るカフスボタン
陶器ならではの落ち着いた色味がビジネスシーンにもフィット。淵に施した金彩がさりげないアクセントを加えてくれます。
リースのように飾りたい時計
桔梗とミモザのアーティシャルフラワーが主役の時計です。ひとつ取り入れるだけでお部屋の雰囲気をパッと明るくしてくれそうですね。
コーディネートを彩る秋色
染布を使った金木犀と桔梗をリース風にあしらった秋色のブローチ。ポニーフックへの変更も可能です。
着物などの和装にもぴったり
プラ板でつくられた桔梗がアクセントになったイヤーカフです。耳元で繊細にゆらゆらと揺れる姿が美しいですよ。
レース編みのランプシェード
お部屋をナチュラルに演出してくれるランプシェードです。レースの隙間からやわらかい光りが漏れて、美しい影を映します。
美しい色味に思わずうっとり
シャボングラスと呼ばれるグラスに、ひと房の桔梗の花が彫刻されたおちょこです。見る角度によってさまざまな表情を見せてくれますよ。
ハレの日にも身につけたいバレッタ
どんなコーディネートにも合わせやすい、淡い色合いが嬉しい一品。天然石やパールなどが角度によってきらきらと輝きます。
顔周りをパッと明るく演出
シンプルながらも、存在感のある色味と輝きを放つ耳飾りです。カジュアルな装いはもちろん、ドレッシーな装いにもぴったり。
美しい花言葉をもつ桔梗(キキョウ)は贈り物にもぴったり
minneには、他にも素敵な桔梗モチーフの作品がたくさんあります。ぜひ日常にひとつ取り入れてみてはいかがでしょう。