特集

年末年始のご準備に。年賀状やポチ袋に使える消しゴムはんこレシピ

【PR】そろそろ年賀状やポチ袋の準備を…と考えている方も多いのではないでしょうか。「どんなデザインのものにしようかな」と迷っているなら、今年は消しゴムはんこを使ってオリジナルデザインのものにしてみるのはいかがですか?全29色ものバリエーションがそろうスタンプパッド「いろもよう」を使えば、色鮮やかでパッと目を惹く年賀状やポチ袋が完成するはずです。

手づくりの消しゴムはんこで年始の挨拶を

今回、お正月にぴったりなデザインの消しゴムはんこのつくり方を教えてくれるのは、「みなさんの心にグッとくる作品」を目指して消しゴムはんこを制作されている作家・IZUPIN*HANKOさんです。IZUPIN*HANKOさんの手から生まれる絵本の世界から飛び出してきたようなかわいらしい世界観は、日本の伝統色から生まれた多彩な色合いのスタンプパッド「いろもよう」との相性も抜群。子どもと一緒につくっても楽しいので、ぜひ真似してつくってみてくださいね。

では、早速つくってみましょう

今回制作する消しゴムはんこは、2023年の干支・うさぎと、彩りに使える花や葉っぱ。1度コツをつかんでしまえば、その繰り返しで完成するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

必要な道具

消しゴムはんこ用ゴム
デザインナイフ
カッターナイフ
シャープペンシルまたは鉛筆(2BやBなどの濃いめのもの)
トレーシングペーパー
マスキングテープ
練り消しゴム
カッターマット
必要であれば彫刻刀(無くてもOK)
無地のポチ袋
無地のハガキ

消しゴムはんこをつくります

1. 図案テンプレートをダウンロードいただき、印刷しておきます。ご家庭にプリンターがない場合は、コンビニなどで印刷していただけます。

図案をダウンロードする


2. 図案の上にトレーシングペーパーをのせ、ズレないように端をマスキングテープで固定します。
濃いめのシャープペンシルまたは鉛筆で丁寧に写してください。はんこを押したときのイメージがこの作業で決まりますので、しっかりと丁寧に写すようにします。黒ベタのところは塗らなくてOKです。

3.消しゴムはんこ用ゴムの表面についている細かい粉を、練り消しゴムで綺麗に取り除きます。取り除くことにより、きれいに転写することができます。

4. 消しゴムはんこ用ゴムの上に2.のトレーシングペーパーを、転写した方がゴムと接触するようにのせ、爪や硬いものでこするようにして転写します。

5. 転写できたら、カッターナイフでそれぞれを切り取ります。写真のように、刃全体を使って上から包丁のように切ると、きれいに切れます。太いカッターナイフの方が、切り取りやすいです。

6.こんな感じに切り取ります。後で形は図案に沿って整えるので、きれいな四角でなくても大丈夫です。

7. まず花から彫ります。アウトラインに沿ってデザインナイフを斜め45度に5〜8mmぐらい刃を入れて彫ります。デザインナイフを持っている手はしっかり固定し、消しゴムのほうをクルクル動かすようにしましょう。そうすると、ガタガタにならずにきれいに彫ることができます。

8. 先ほど消しゴムをクルクルした方向と反対回しで刃を進めます。アウトラインから3〜5mm程離れたところに45度の角度で刃を入れて彫り進めます。断面図にあるように周りをVの字に刃を入れて彫ります。

9.このように彫れました。

10. 形を整えるため、最初に刃をいれた所に再度刃を入れます。同様に、消しゴムをクルクル動かして彫ってください。

11. 消しゴムを持ち上げて、上面から5mm程度のところに横からカッターナイフの刃を入れ、周りの余白を取り除きます。このときも消しゴムをクルクル回して切り取ってください。図案の下に刃が入りすぎないように気をつけてください。

12. このように周りの余白を切り取ることができました。

13. 続いて、花の中を彫ります。線の部分を切り抜くようなイメージで彫ります。細かい模様なので、刃は2〜3mm程度入れるようにします。彫刻刀で彫ってもOKです。

14. カッターナイフを使って、花の周りの余白を切り落とします。

15. 次はうさぎを彫ります。転写した線を残すように、線の外側を彫ります。このはんこは線のみの図案なので、彫りの丁寧さが押したときのイメージに大きく影響しますので、慎重にゆっくりと作業を行います。
刃の入れ方、消しゴムの動かし方、周りの余白の切り取り方は先ほどの花のはんこと同じです。

16.うさぎの目鼻口を彫ります。こちらも、転写した線を残すように。線と線が近い箇所は刃を浅く入れてください。深く刃を入れてしまうと、残さないといけない所を彫り落としてしまうので注意しましょう。

17. 花のはんこと同様、目鼻口から2〜3mm離れたところに刃を入れます。刃を入れすぎると、目や鼻口もポロリと取れてしまいます。コツは、とにかく浅く刃を入れることを意識することです。

18. 周りを彫ることができたら、また目鼻口のアウトラインに刃を入れ、先ほどのひと回り外を彫ります。

19. このように彫ることができました。これで大体のうさぎの顔の余白を切り取ることができました。同じように、耳の余白も彫りましょう。

20. 体の余白を彫ります。体の下から刃を入れて、切り取ります。刃が線の下まで入ってしまわないように気をつけてください。彫刻刀で彫ってもOKです。

21. 体の余白を取り除くことができました。
花のはんこと同様に、周りの余白をカッターナイフでうさぎの形になるように、余白を切り落としてください。葉っぱのはんこも、同じやり方でつくります。

22. 消しゴムに残った鉛筆の線を、練り消しゴムで掃除します。完璧に落とし切れなくても大丈夫です。はんこを紙に押したときに、鉛筆の線が写らなければ大丈夫です。

ポチ袋のつくり方


1. ポチ袋の下に、チラシなどいらない紙を敷き、まずは花のはんこから押していきます。葉っぱのスペースも考えながら、ポチ袋の周りに押します。

いろもようの使用カラー…「鴇色(ときいろ)」

2. バランスをみながら花の横に葉っぱを押していきます。

いろもようの使用カラー…「水色」

3. 次にうさぎのはんこを押します。空いたスペースの下の方に押して、花の後ろからうさぎがちょこんと顔を出しているようにするとかわいらしく仕上がりますよ。

いろもようの使用カラー…「萌黄色(もえぎいろ)」

4. 最後に、お好きな色のペンや色鉛筆などで「おとしだま」と手書きすれば完成です。

年賀状のつくり方

年賀状も、ポチ袋のつくり方と同じ要領でつくることができます。写真のようにたくさん押して派手に仕上げたり、ポイント使いでシンプルに仕上げるのもおすすめですよ。

シヤチハタの「いろもよう」を使って素敵なポチ袋と年賀状が完成しました。
「いろもよう」は29色がそろっているので、お好きな色の組み合わせでがらりと印象を変えることができます。
皆さんも挑戦してみてくださいね!

「IZUPIN*HANKO」さんのショップはこちら

ただいまminneでは、はんこで彩るお正月コレクション2023を開催中です。ご覧ください。

はんこで彩るお正月コレクション2023


 

いろもよう
乾きが速くてクッキリ鮮やか、繊細な模様もしっかりキレイ。

・スタンプパッド 標準小売価格 ¥715(税抜 ¥650)
・専用インキ (容量:8ml) 標準小売価格 ¥330(税抜 ¥300)
・盤面サイズ:63×40mm
詳細はこちら

いろづくり
専用インキを自由に塗布して使えるスタンプパッド。

 
・スタンプパッド 標準小売価格 ¥440(税抜¥400)
・専用インキ全29色 標準小売価格 ¥330(税抜¥300)
・盤面サイズ 63×40mm
詳細はこちら
 
文 / 堀田恵里香  一部撮影 / 真田英幸
企画・ディレクション / 菊地はるか 中村瑛美里

  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする