特集

「リバティ・ファブリックス 作品コンテスト Tokai / minne byGMOペパボ」結果発表

ハンドメイドマーケット「minne」と藤久株式会社が運営する「クラフトハートトーカイ」が共同で開催した『リバティ・ファブリックス 作品コンテスト Tokai / minne byGMOペパボ』。今回は、受賞作品を一挙にご紹介します。

ハンドメイドマーケット「minne」と全国に約360店舗の手芸用品専門店を展開している藤久株式会社が運営する「クラフトハートトーカイ」が共同で開催した『リバティ・ファブリックス 作品コンテスト Tokai / minne byGMOペパボ』。
シルバニアファミリーハンドメイドコンテスト by minne&Tokai』に続き二度目のコンテスト開催となりました。

「リバティ・ファブリックス」について
世界中で大人気の「リバティ・ファブリックス」。色彩豊かで独創的、どの時代でも最先端を走るエレガントなデザインが特徴的です。

今回のコンテストでは、「リバティ・ファブリックス」の 「ラセンビィ・コットン」生地もしくは「天竺・スムース」生地を使用し、制作した作品を募集。500点以上の作品が集まりました!ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

ここからは、コンテストの結果発表とあわせて、映えある受賞作品をご紹介します。想いとアイディアが詰まった、minneの作家・ブランドによる「リバティ・ファブリックス」の世界をご覧ください。

コンテスト各賞発表

グランプリ
ラセンビィ・コットン部門
「ロビンの壁飾り」

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PHOTONさん
リバティ・ファブリックスの美しい模様をそのまま木々としてあしらってみてはどうだろうか、という思いつきから生まれた作品です。葉や実を立体的に浮き立たせるために刺繍で縁取りし、オーガンジー刺繍の葉を添えました。顔を覗かせているのはイギリスで愛されている鳥、ロビン(ヨーロッパコマドリ)で、野生動物と出会った際の目を奪われる感覚を再現したいと思い、日を浴びて輝くビーズ刺繍で表現しました。

受賞理由(トーカイ・minne)
刺繍枠を縁取るように「リバティ・ファブリックス Conservatory Fruits」の葉の部分を刺繍で表現されており、まるでフルーツが実る枝葉の中に住むロビン(ヨーロッパコマドリ)が大好きなフルーツをついばむ様子を眺めているかのようです。
作品の奥行き、見せ方と共に見ている側にストーリーを感じさせる作品に審査員一同心をつかまれ、生地をキャンバスに見立てる発想の豊かさにも驚かされました。

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グランプリ
天竺・スムース部門
「ウエスト切り替えワンピース 授乳口、ポケット付き」

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ヒトノワ genmaiさん
「1人で子育てしているママが外に出るきっかけになる服をつくりたい」という想いで、ヒトノワのママ楽ワンピースをベースに、小さな赤ちゃんがいるママに嬉しい授乳口とポケットを付けました。さっと前をめくって目立たず授乳できるように工夫しています。
着るだけで気持ちが明るくなり、さまざまなシーンで着ていただけるリバティの上品なお花柄。赤ちゃんの肌に当たってもチクチクしない肌ざわりやわらかな天竺生地は、ママのためのワンピースにぴったりだと思いました。妊娠出産しても好きな服を着て、好きなことを諦めずに、自分を大切にしてほしい。赤ちゃんを連れて気兼ねなく出かけ、仲間をつくって楽しく子育てできるように、という願いを込めています。

受賞理由(トーカイ・minne)
ヒトノワ genmaiさんのご経験から生まれた、ママのための素敵なワンピースに共感しました。既製品のマタニティ服とは一線を画す「LIBERTY 天竺 Merchant Tree」のブラックを選ばれたところも、おしゃれをしてお出かけしたくなるママ心をくすぐります。
体型をカバーしてくれるハイウエスト切替・嬉しいゴム仕様、授乳ポケット&ケープ仕様で産前から産後まで着用できるように随所にパターンを工夫されているところにヒトノワ genmaiさんの技術が光りました。仕立てもとても丁寧で、満場一致のグランプリとなりました。

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準グランプリ

ラセンビィ・コットン部門
「小鳥の鍋つかみと小物入れセット」


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nakinekoさん
制作をする時、素敵な生地にアイデアや意欲をもらうことがあります。リバティ・ファブリックスの生地は作家活動を始めてからずっと制作を支えてくれている存在の1つだと思っています。
だから、今回デザインを考えるにあたり、新しいものをつくりたいと同時にずっとつくり続けてきたものもつくりたいと思いました。そして、ラセンビィ・コットンという生地と向き合い生まれたのが、自身の定番作品をキッチンスペース向けに展開させた今回のシリーズです。生地との出会いが、また新しい扉を開けてくれたとても楽しい制作時間でした。

受賞理由(トーカイ・minne)
つぶらな瞳の6羽の小鳥たち。おそろいの「リバティ・ファブリックス Conservatory Fruits」の羽を持つ家族のような姿は、見ている側が思わずほっこりする鍋つかみ・小物入れと実用を兼ねたキッチングッズでした。
キッチンの壁に並んでいる姿、お茶の時間にちょこんとテーブルにいる姿を想像させてくれる素敵な作品です。小物入れの底(おなか)部分には足が刺繍されていたり、ひとつずつ羽根のステッチが違ったりと、細部までつくり込まれた作品は審査員をうならせました。

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準グランプリ
天竺・スムース部門
「プルオーバー&ネックウォーマー&ハンドウォーマー」

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coroncoronさん
このコンテストへの応募がminneさまとの初めての出会いのきっかけとなりました。
スムースや天竺は難しいとの思い込みがありましたが、今回の課題の「LIBERTY スムース CuloddenVine」」はほつれにくく、家庭用のミシンでも端処理は納得の仕上がりになりました。思いのほか扱いやすく、生地巾が150㎝と広巾のため用尺1mでプルオーバーと小物まで制作できたことはわたし自身も驚きでした。今後は別途ノミネートしていただいたラセンビィ・コットンのシリーズから順に販売できるように準備中です。

受賞理由(トーカイ・minne)
「LIBERTY スムース CuloddenVine」のホワイト、1mの生地を生地幅いっぱいに活用して、3点の作品を生みだしてくださいました。
プルオーバーは前後差があり後ろ下がりのデザイン。スヌードとハンドウォーマーにはネイビーのボア生地をあわせてシックな印象に仕上げてくださいました。ふわふわのハンドウォーマーは指先ギリギリまでカバーできる長さでつくられており、「そうそう、これくらい長いとあたたかく、スマホも使えて便利!」と一同感心しました。

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優秀賞
ラセンビィ・コットン部門
「子供着物&リバーシブル被布 男の子 七五三 浴衣」


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& mum(アンドマム)さん
お子さまの晴れの日を祝うお着物を、色彩豊かでエレガントな「リバティ・ファブリックス」でつくりました。
Pheasant forestの爽やかな色味を活かせるように、内衿や被布はシンプル&ナテュラルな配色を選びました。テーマは「おしゃれで、着せやすく、動きやすい」。上下セパレートで着付けの必要なし。サイズ調節できる肩紐付きで、ずり下がる心配もなし。よく動く元気なお子様でもストレスフリー。家族みんなが笑顔で過ごせるように工夫しました。

受賞理由(トーカイ・minne)
アイデアが詰まった、子ども用のお着物の作品。セパレートの仕方も、動きの激しい子どもを思っての着やすいパターン、被布がリバーシブルになっており、七五三の概念を覆す「リバティ・ファブリックス Pheasant forest」を使用したおしゃれなLiberty キッズ着物 & reversible被布です。サイズ調節が可能な肩紐付きで、ずり下がらないところも魅力的でした。実際に着用されているお写真もどれも素敵で、審査員からも「派手な七五三の神社の中にいたら、むしろおしゃれでかっこいい」との声が上がりました。

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優秀賞
天竺・スムース部門
「60サイズ かぼちゃロンパース」


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puni-chuさん
今回使用したCosmosMeadowの天竺ニットを見て、生地の柔らかさと色合いから、最初につくりたいと思ったものがベビー服でした。裏地にダブルガーゼを使用し、ゆったり締め付けずお布団に入っているような、赤ちゃんが着心地の良いベビー服を目指し、制作しました。
天竺ニットはお洗濯をしてもしわができづらいので、スタイとのセットアップで、リバティのかわいさ+お手入れのしやすさから、忙しいママでも手軽にかわいいお洋服を着させることができるのもポイントのひとつです。

受賞理由(トーカイ・minne)
ラブリーなパステルカラーが印象的な「LIBERTY 天竺 Cosmos Meadow」を使用し、かわいさ溢れるベビー服&スタイに仕上げてくださいました。ガーゼの裏生地も丁寧に縫製されていて、ゴムの部分が直接肌に触れないようになっており、仕立ての良さが評価のポイントになりました。
リバーシブルに使えるスタイ、パイル面には小さいリボンが付いていたり、生地をフリルにあしらうなど「かわいい」が詰まった作品に審査員一同ひとめぼれ。60サイズのベビー服、このお洋服を着て過ごした日々を忘れずに、ずっと大切な宝物になりそうな作品だと思いました。

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参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

「リバティ・ファブリックス」の生地を使用した、今回のコンテストでは、わたしたちminneスタッフの想像を超える作品がたくさん集まりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
また、受賞されたみなさん、本当におめでとうございます!

今後もminneでは、作家・ブランドのみなさまにご参加いただけるものづくりの企画を実施してまいりますので、楽しんでご参加いただけたら嬉しいです。


コンテストにエントリーいただいた作品はこちらからご覧いただけます。

エントリー作品を見る

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