2023.07.19 更新

【たんぽぽ（タンポポ・蒲公英）の花言葉】怖い意味はある？色別の花言葉とおすすめ作品8選

たんぽぽ（タンポポ・蒲公英）は春先になると道端や公園などで見かける、日本人にとって親しみのあるお花のひとつ。黄い花や枯れた後の綿毛は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。ここではたんぽぽの色別の花言葉とあわせて、おすすめのモチーフ作品をご紹介します。

たんぽぽの花言葉

omama★shopさんの「日本たんぽぽさん（素焼き鉢編）」

たんぽぽ全体の花言葉は「愛の神託」「神託」「真心の愛」。たんぽぽはヨーロッパで古くから恋愛占いの花として親しまれてきました。たとえば、綿毛を飛ばして相手が自分のことを好きかどうか占ってみたり。そのため、恋愛にまつわる花言葉を多くもっているのです。

たんぽぽの色別の花言葉

黄色くかわいい花姿が印象的なたんぽぽですが、白やピンクなどさまざまな色の品種があります。色別の花言葉をご紹介します。

白のたんぽぽの花言葉

白のたんぽぽの花言葉は、「私を探して」「私を見つめて」。白い花を咲かせる品種、シロバナタンポポの花言葉です。なかなか見ることのできない希少種であることに由来するそう。

オレンジのたんぽぽの花言葉

オレンジのたんぽぽの花言葉は「眼力」「めざとい」。コウリンタンポポとよばれる品種で、英名では「hawkweed」とよばれます。鷹をあらわす「hawk」の名に由来する花言葉だといわれています。

ピンクのたんぽぽの花言葉

ピンクのタンポポの花言葉は「温かみのある心」。その咲き姿にぴったりな花言葉をもっています。モモイロタンポポという品種の、中央に向かって濃いピンクになるグラデーションカラーに由来します。

たんぽぽの花言葉に怖い意味はある？

花職人工房：minne店さんの「【 Wardiancase　ウォードの箱】　－タンポポ－　Little Glassdome」

たんぽぽの花言葉に怖い意味をもつものはありません。
ただし、たんぽぽの「綿毛」には「別離」というネガティブな意味の花言葉があります。これは綿毛が風で飛んでいく姿に由来しています。また、綿毛の花言葉には「タンポポと南風」というアメリカに古くから伝わる小話も関係しているそう。南風という名の青年が黄色い髪の少女にひと目惚れをするも、少女の正体はたんぽぽでした。すぐに白髪の老婆（綿毛）になってしまい、南風のため息によって吹き飛ばされると二度と会えなくなってしまった、というすこし切ないお話です。

たんぽぽの特徴

Beach Field Stampさんの「タンポポの花　スタンプ2点セット」

たんぽぽは、キク科の多年草です。開花時期は3〜5月で、春になると公園や道端で黄色くかわいい花を見かけるようになります。地面に沿って放射状に生えたギザギザの葉も特徴です。2000種以上の品種があるといわれ、日本で自生するたんぽぽは、大きく分けると在来種の「ニホンタンポポ」と外来種の「セイヨウタンポポ」の2種類。都市部で見られるたんぽぽの多くはセイヨウタンポポだといわれています。

たんぽぽの名前の由来

まめやさんの「野の花刺繍ブローチ✻タンポポ」

たんぽぽは、江戸時代頃までは「鼓草（ツヅミグサ）」とよばれていました。花のかたちが太鼓に似ていることに由来します。諸説ありますが、太鼓を叩くポンポンという音から派生し「たんぽぽ」とよばれるようになったといわれています。
英名では「Dandelion（ダンディライオン）」とよばれます。これは、たんぽぽのギザギザの葉がライオンの牙を連想させることに由来します。