目次
焚き火台・焚き火台テーブルの必要性
昨今のキャンプ場では、地面の植物やバクテリアなどを燃やさないようにという自然保護の目的や、火災などの事故防止のため、直火での焚き火を禁止しているところが多くなっています。そのため、キャンプでは、焚き火台や焚き火台テーブルは必須アイテム。焚き火台を使うことによって、火と地面の間に距離が生まれ、地面や植物を焦がさずにすみます。さらに、焚き火台テーブルを使えば、テーブルに料理や飲物を置いて、焚き火を眺めながら楽しむことができます。焚き火の楽しみ方を広げたいという方は、焚き火台テーブルがおすすめですよ。
焚き火台の選び方
それでは、焚き火台はどのように選べばいいのでしょうか。
項目別に焚き火台の選び方を詳しくご紹介します。
用途で選ぶ
純粋に焚き火を楽しみたいという方には、火を調整しやすい浅型の焚き火台がおすすめ。また、覆いがない焚き火台を選べば薪を自由にくみやすいうえに、火が焚き火台に隠れることがないので、思う存分楽しめます。
料理をつくりたいという方は、高重量に耐えられるかをチェックしましょう。ダッチオーブンを使用する場合はとくに注意が必要です。安定感のある深型の焚き火台は、安定感があるのはもちろん、薪を動かしやすく、火力を調整しやすいのでおすすめです。
形状・サイズで選ぶ
ソロキャンプの場合は、移動などのことを考慮し、持ち運びが負担にならないコンパクトで軽い焚き火台を選びましょう。中には、持ち運びに便利な収納ケースが付いているものもあるので、購入前にチェックしておくといいですね。
グループやファミリーで楽しむ場合は、大きな薪も丸ごとくべられるような、幅が広く、深型の焚き火台がおすすめ。商品ごとに最適な人数が記載されているので、購入前に確認するようにしましょう。キャンプ場に売っている薪は30~40cmが一般的。焚き火台の大きさが45cm以上あれば、薪を割らずにくべられます。燃焼効率が高く、二次燃焼ができるストーブ型の焚き火台なども◎。
素材で選ぶ
ステンレス
ステンレス製の焚き火台はスタイリッシュなデザインのものが多いので、デザインを重視したいという方におすすめ。汚れが付きにくく、手入れがしやすいのもメリットのひとつです。また、錆びにくい素材なので、手入れを怠らなければ永く愛用することができます。ただし、表面に傷がつきやすく、鉄やチタンと比べると重くなる傾向があります。
チタン
チタン素材は強度があるため、本体の厚みがおさえられたものが多いのが特徴。軽量で持ち運びにも便利です。また、熱を加えると青い鮮やかな色に変化する素材なので、使い込むことで変化を楽しみたいという方にもおすすめです。
鉄
耐久性と丈夫さが抜群の鉄素材。鉄は熱伝導もよく、他の素材に比べて焚き火台本体が温まるので寒い季節の暖とりにはぴったりです。ただし、それなりに重さがあるので、公共交通機関や徒歩で移動をする方には不向き。また、使用後は洗浄してよく乾燥させた後、オリーブオイルを塗るなどのメンテナンスが必要です。
デザインで選ぶ
焚き火を純粋に楽しみたい方はデザインで選ぶのもひとつの方法。火の見え方などにこだわるとSNS映えも間違いなし。ディスク型の焚き火台は設置が楽なうえに、薪の熾火を楽しめます。その他、縦長型などは、上にまっすぐに伸びる炎が楽しめますよ。
付属品も要チェック
料理をする場合は、五徳や網がセットになっているものか、もしくは専用のものが販売されているものを選びましょう。専用のものであれば、滑り落ちたり、ずれたりする心配もありません。また五徳や網が劣化した場合、買い替えることが可能かチェックしておくと安心です。その他、片付けを楽にしたい場合は、灰受けが付いているものを選ぶようにしましょう。灰受けが付いていれば、そのまま持ち運んで灰の処理をすることができ、地面にも灰が落ちにくいため、地面を汚すことなく焚き火ができます。
キャンジョ代表がおすすめする焚き火台とおすすめアイテム10選
ここからは、キャンプ女子株式会社代表の橋本華恋さんがminneで見つけたおすすめの焚き火台と焚き火に使えるアイテムをご紹介します。実際のキャンプシーンでのリアルな使いどころや購入時に参考にしたいポイントなどをおうかがいしました。
安定感のあるヘキサゴン型
煙が出にくい二次燃焼タイプ
ビギナーにもおすすめの3WAY
芸術的な和柄の焚き火台
経年変化も楽しめるスチール製
雰囲気を格上げする薪置き台
ナチュラルな木目の雰囲気が魅力
キャンプの利便性を高める焚き火台ハンガー
焚き火のマナーアイテム
個性をプラスするウォールナットのグリップ
よくある質問
焚き火台は何のために必要?
焚き火台の選び方は?
ソロでもファミリーでも楽しめるおしゃれな焚き火台
minneには他にもさまざまな焚き火台がそろっています。これからのアウトドアシーズンに向けてぜひチェックしてみてくださいね。
minneの特集もチェック!
冬でもキャンプを快適に楽しめる、保温性や機能性に優れたアウトドア用品を集めました。焚き火台やキャンプテーブルなどのキャンプギアや、マフラーやブランケットといった寒い日の必需品、体を温めるキャンプ飯におすすめのアイテムを特集しています。
手持ちのギアに巻きつけるだけの簡易的なアレンジでも、愛着のわく特別な道具にしてくれるカスタムアイテム。今年の秋キャンプから挑戦してみてはいかがですか。
minneの特集「周りと差がつく キャンプギア&カスタムアイテム」では、記事で紹介しきれなかったアイテムもたっぷりとご紹介しています。カスタムアイテムに加えて、市販にはないようなこだわりのキャンプギアも取りそろえているので、ぜひご覧ください。
![堀田恵里香](https://static.minne.com/article/photo/image/33780/image.png)
フリーのエディター・ライター。出版社勤務の経験を生かし、現在はウェブメディアや紙媒体などで執筆中。インテリアや手仕事系のインタビューが得意。趣味は雑貨収集、インスタパトロール、かわいい子ども服探し。
![](https://static.minne.com/article/photo/image/39421/image.jpeg)
7年間のサラリーマン生活の中で週末の趣味だった「キャンプ」の素晴らしさを多くの方に伝えたい!という想いから、キャンプ女子に関するビジネスを発案。2018年6月にインスタグラム『camjyo/キャンジョ』を立ち上げ、翌年にはキャンプ女子株式会社として法人化。現在はすべての人にキャンプを届けることをミッションに、多数のメディア出演や講演会を行いキャンプブームを牽引している。
https://www.camjyo.com/