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【新作おしえて】ビーズ刺繍アクセサリー作家・oldewさんの「ペールオレンジ×ブロンズのゆらゆらコットンパールピアス/イヤリング」

SNSで編集部の目にとまった素敵な作品を、制作の背景と交えてご紹介していきます。今回はビーズ刺繍アクセサリー作家・oldewさんの新作「ペールオレンジ×ブロンズのゆらゆらコットンパールピアス/イヤリング」です。

作り手は、oldewさん
”古いものも新しいものも自分らしく楽しむ”をコンセプトに、ヴィンテージの雰囲気をまとったアクセサリーを制作。
https://minne.com/@oldew

oldewが誕生するまで

幼い頃からものづくりが好きだったというoldewさん。中でもずっと続けていたのが“アクセサリーづくり”だったのだそう。

oldew
細々とアクセサリー制作をしていたことから、友人に誘われて何度かイベント出店を経験しました。これからより本腰を入れてアクセサリーづくりをしよう!と思った矢先に、新型コロナウイルスが流行。つくっても売る機会がないという状況になりました。

アールデコ様式のデザインからインスピレーションを得て制作された作品。
「グリーンビジューとチェーンのピアス/イヤリング【№2212】

oldew
ここでもう一度しっかりとブランディングをし直し、自分の新しいブランドを立ち上げてみようと思い立ち、一念発起。大好きなビーズ刺繍をしようとは決めていましたが、ビーズ刺繍を勉強するうちに、ヴィンテージアクセサリーのシルエットや色使いに惹かれるようになり、古くから愛される形に新しいアイデアがインスパイアされた、“古くもあり新しくもある”というブランドのコンセプトができ上がりました。

ビーズが美しく並んだ作品たち

緻密なデザインと落ち着いた華やかさが魅力的なoldewさんの作品。制作においてのこだわりについてもうかがってみました。

アメジスト色の希少なビューグルビーズと、シルバービーズのコントラストが絶妙。シンプルながらも存在感のある作品。
「アメジストカラーの竹ビーズとシルバービーズのつぶつぶピアス/イヤリング【№2218】」

oldew
“古くもあり、新しくもある”というコンセプトに忠実にデザインすることを大切にしています。アクセサリーにはもちろん流行の形や素材がありますが、oldewらしい、oldewにしかないスタイルを常に意識しています。ビーズはどうしても、大きさに1㎜、2㎜の誤差があります。そのため、同じ数のビーズを用意してもズレてしまうことがあり、ビーズを挿しながら調整していく必要があります。

デイリーはもちろん、フォーマルなシーンにもぴったりなデザイン。樹脂製パールなので軽量で扱いやすいのも嬉しい。
「バロックパールとチェーンのピアス/イヤリング【№2202】」

oldew
糸の張りやビーズの大きさの調整がうまくいかず、バランスが崩れてしまったときは、すべて外して、また一から挿し直すこともすくなくありません。手に取った方が「すごく細かくつくられてる!」と感動してくださることが、わたしの喜びです。

新作は、ペールオレンジ×ブロンズのゆらゆらコットンパールピアス/イヤリング

oldew
春にぴったりなペールオレンジのビューグルビーズ(竹ビーズ)を使った作品をつくりたいと考えていたときに、同じようにビューグルビーズをたっぷりと使用した「マットブラック×シルバーのゆらゆらボールピアス/イヤリング」の色違いにしてはどうだろうと思い付いて生まれた作品です。

oldew
通常のビューグルビーズよりも細いタイプなので、リズムよく並ぶととても美しい曲線となってくれる、大好きなビーズです。

こちらが今回の新作と色違いの作品。顔周りのアクセントになるメリハリの効いたカラー。
「マットブラック×シルバーのゆらゆらボールピアス/イヤリング【№2224】」

oldew
特にこだわったポイントは、ビューグルビーズが隙間なく均等に並ぶように刺繍することです。真ん中のビジューから美しく広がるように、慎重に挿しています。

oldew
試行錯誤した点は、色合いです。ペールオレンジにパールの白を合わせる、ということは割とすぐに決まったのですが、そこに合わせる締めの色に悩みました。ビーズを片手に、お店をあちこち回りましたが、ブロンズを合わせたときにピタッと決まりました。

最後に、記事を読んでくださったみなさんに向けてメッセージをいただきました。

oldew
いつまでも輝き続けるヴィンテージアクセサリーのように、いくつになっても、どんなときでも、選びたくなるアクセサリーをつくり続けていくのが、私の目標です。作品のコーディネートや新作など、Instagramで発信しておりますので、ぜひご覧ください。

ペールオレンジ×ブロンズのゆらゆらコットンパールピアス/イヤリング【№2302】

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文 / 堀田恵里香

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