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結婚式の前撮りとは?
前撮りとは、結婚式よりも前に記念写真を撮ることです。式当日はバタバタしてしまい、ゆっくり記念撮影ができないことも。前撮りであれば、シチュエーションや衣装にこだわってゆっくりと写真撮影をすることができます。
ふたりで相談しながら、ロケーションや演出をつくり込めるところも魅力のひとつ。また、反対に結婚式の後に記念撮影を行うことを「後撮り」といいます。最近では、挙式は行わず記念撮影だけを行う「フォトウエディング」を選ぶカップルも増えていますよ。
前撮りで後悔しないための4つのポイント
前撮りの準備をするうえで、チェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。一生の思い出になる前撮りに後悔が残らないよう、ふたりらしい演出を相談してみてくださいね。
場所
前撮りの撮影場所には「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。スタジオ撮影の場合、天気に左右されず撮影ができ、照明や小物にもこだわれる点がメリット。ロケーション撮影に比べて費用が抑えられる傾向にあります。ロケーション撮影はふたりの出会った思い出の場所で撮影ができる他、海や桜、紅葉など季節感を演出できる点が魅力です。
時期
撮影時期は、挙式前の3ヶ月〜1ヶ月程度までに行うことが一般的とされています。他にもロケーション撮影の場合には、挙式の○ヶ月前という考え方ではなく「桜」「紅葉」といった季節感を重視して撮影時期を選ぶ場合も。春や秋が人気ですが、人気シーズンには撮影地の予約が立て込んでいる場合もあるので早めの動き出しがおすすめです。
衣装
前撮りの大きな魅力といえば、衣装です。せっかくなら、式とは違うタイプの素敵な衣装も着てみたいものですよね。結婚式では着ない衣装で写真が残せることも前撮りのよさです。ウエディングドレスやカラードレスだけでなく、和装の色打掛や白無垢も人気ですよ。
演出
前撮りは、希望のシチュエーションや雰囲気にあわせてプロにじっくり撮影してもらうことができます。納得のいく1枚が撮影できるよう、全身写真だけではなく、後ろ姿やシルエット、手元のズームなど、ふたりらしい演出を考えてみるのもおすすめです。ロケーションや衣装にあわせて撮影アイテムを準備しておくのもいいですね。
結婚式の前撮りにおすすめのアイテム24選
ここからは、身につけるものから撮影アイテムまで、結婚式の前撮りにおすすめのアイテムをご紹介します。身につけるアイテムは、衣装の世界観や自分たちの個性を引き立ててくれ、撮影アイテムはポーズのバリエーションを豊かにしてくれます。特に、世界にひとつだけのハンドメイドのアイテムを用いると、唯一無二の素敵な写真になりますよ。
結婚式の前撮りで輝ける『装いアイテム』
ネイルや髪飾りなど、身につける「装いアイテム」は衣装に特別感をプラスしてくれます。非日常を演出できる素敵なアイテムをご紹介します。
ネイル
手元をズームした写真など、前撮りでは意外とネイルにも注目が集まるもの。ネイルチップなら付け外しが簡単なのでサロンに行く必要がなく、忙しい花嫁さんにもおすすめです。既製品を使う場合にも、余裕をもって撮影日の1ヶ月前には注文しておくとよいでしょう。清潔感のあるホワイト系や肌馴染みのいいカラーが人気です。
髪飾り
衣装の雰囲気にあわせた髪飾りは、さらに演出を引き立ててくれるアイテムです。ドレスであれば、ドライフラワーを用いたデザイン、和装であればつまみ細工でつくられた髪飾りなどが人気。衣装の中に使われている色やモチーフの入った髪飾りを選ぶと、統一感がでるのでおすすめです。
ピアス
ピアスには、顔まわりを華やかに演出してくれる効果があります。結婚式の前撮りであれば、写真に映える大ぶりのデザインや華やかさを添えてくれるロングタイプのデザインがおすすめ。最近では、和装にピアスをあわせる花嫁さんも多く、水引やつまみ細工を用いた和デザインのピアスも人気です。
ネックレス
ネックレスは、ピアス、髪飾りといった装いアイテムと統一感のあるデザインを選ぶのがおすすめ。肌馴染みのよいシルバーなど、悪目立ちしないデザインが人気ですが、カジュアルな装いであれば写真に映える個性的なカラーアイテムもよいでしょう。宝石をあしらったデザインも顔まわりを華やかにしてくれます。
結婚式の前撮りに持つと素敵な『撮影アイテム』
写真の演出に役立つだけでなく、構図のバリエーションも豊かにしてくれる撮影アイテム。結婚式の前撮りにおすすめのアイテムをご紹介します。
ブーケ
結婚式の前撮りの定番撮影アイテムといえばブーケです。みずみずしい生花のブーケも人気ですが、造花、プリザーブドフラワー、ドライフラワーは環境変化にも強く、おすすめです。衣装の雰囲気にあわせた配色のブーケなら統一感のある1枚を撮影できますよ。撮影日から余裕をもったオーダーが安心です。
リース
リースは、ポーズのバリエーションを豊富にしてくれるアイテムです。大きめのリースを準備し、遠近法を使って輪の中からふたりの顔を覗かせるといった構図が人気。写真フレームのような役割も果たしてくれます。挙式の当日には、ウェルカムスペースにも飾れる便利なアイテムです。
バルーン
持ってポーズをとったり、飾って空間を演出したりとアレンジの幅が広いバルーン。メッセージ入りのものや、華やかなバルーンインバルーンなど、さまざまなデザインから選べる楽しさも魅力です。数字をかたどったバルーンを使って、結婚記念日を表現する構図も人気です。
ガーランド
ガーランドも人気の撮影アイテムです。室内であれば、デッドスペースになりがちな壁や天井付近を上手に装飾してくれます。花でつくられたものや、紙製、木製などさまざまなデザインがあるので、演出にあわせてぴったりなものを選べますよ。「JUST MARRIED」などメッセージ付きのものをふたりで持って撮影するのも定番です。
アルファベットオブジェ
アルファベットオブジェを使って、ふたりのイニシャルを表現するのも人気の演出。木製やドライフラワーで装飾されたものなどデザインも豊富です。写真の手前にイニシャルを置いたり、手で持ったりとポーズの幅も広がります。撮影アイテムのバリエーションが限られがちな和装撮りにも活躍するアイテムですよ。
フォトフレーム
遠近法でフォトフレームの中にふたりを入れて撮影することで、絵になったような写真を撮ることができます。写真に映えるように、フレームが太めのものや装飾が華やかなデザインを選ぶのがおすすめ。砂にフォトフレームを固定して海での前撮りを楽しむカップルが多いようです。
お面
和装ならではの撮影アイテムといえば、お面です。お面をつける、お面から顔をのぞかせるといったポーズを楽しめます。狐以外にも、ウサギやクマといったアニマルマスクも人気です。非日常の世界観を演出してくれるお面を上手に使って思い出に残る1枚を。
扇子
扇子は、おめでたい雰囲気を演出してくれる人気の撮影アイテムです。手に持って、顔を半分隠して撮るのが人気の構図。扇子に「夫」「妻」といった文字を書いて持つポーズも定番ですよ。
和傘
和傘を使えば、日本らしい風情のある1枚を撮影することができます。傘を持った後ろ姿の写真や、傘を手前にしてふたりのシルエットを写す構図が人気。大ぶりで鮮やかな色の撮影アイテムなので、写真全体の締め色のような役割も担ってくれます。日本庭園や緑を感じられるロケーション撮影に映えるアイテムです。
赤い糸
「赤い糸」は、和装でもドレスでの撮影でも汎用的に使える撮影アイテム。針金入りの赤い紐になっており「LOVE」や「寿」という文字を中央に表現することができます。両端をふたりで持ったり、小指に巻き付けたりすることで、赤い糸で結ばれたふたりを演出。手元をズームにした写真にもぴったり。
前撮りのアイテムを選ぶポイント
結婚式の前撮りアイテムにはさまざまな種類があって迷ってしまうもの。失敗しないアイテム選びのポイントをご紹介します。
撮影場所や衣装と世界観を合わせる
衣装とアイテムがチグハグした印象にならないよう、撮影場所や衣装にあわせて、統一感のあるアイテムを選びましょう。インターネット検索やSNSで前撮り写真のイメージを膨らませてみるのもおすすめです。参考写真を確認しながら、撮りたいポーズや写真の構図をあらかじめまとめておくと当日安心して撮影に臨めますよ。
カメラマンと事前にイメージを共有する
納得のいく前撮り写真を撮るためには、カメラマンと事前にイメージをすりあわせておくことが大切。どんな撮影アイテムを使ってどんな写真を撮りたいのか、写真のイメージをまとめておくと伝わりやすいですよ。ポーズや構図に悩んだときは、カメラマンに相談することでプロからアドバイスをもらえることも。
アイテムを持ち込めるか事前に確認する
特にフォトスタジオを利用する場合、施設によってはアイテムの持ち込みができない場合があります。持ち込めても点数の制限があったり、持ち込み料がかったりすることも。スタジオ選びの際に事前に必ずチェックしておきたいポイントです。持ち込めない場合には、スタジオ自体に豊富な撮影アイテムがそろっている場合もありますが、レンタル料金もしっかり事前確認しておきましょう。
アイテムを使って理想通りの前撮り写真を撮ろう
minneにはさまざまな演出に取り入れられる素敵なアイテムがそろっています。ふたりの希望がすべて叶った最高の前撮り写真が撮れるよう、こだわりの装いアイテム、撮影アイテム選びを楽しんでくださいね。
minneのウェディングアクセサリー特集
花嫁はもちろん、参列するゲストが使えるアイテムもいっぱいです。ぜひチェックしてみてくださいね。
ライター。IT企業の事業開発やマーケティング、デザイナーなどパラレルワークでの知見を活かしたインタビューや執筆が得意。ものづくり好きの家庭に育ち、特に刺繍やミニチュアが大好き。