2023年7月のおでかけ・ハンドメイドイベント

「綴」- つづる展 - Weaving the path of WONDER FULL LIFE

WONDER FULL LIFEは、金工、染織、陶芸、服飾、写真、音楽、言葉など、異なる分野で独自に活動するつくり手や表現者たちが出会い、感覚や衝動を形にしていく大脇千加子氏の創作プロジェクト。本展では、大脇氏が大切に受け継いだ素材のかけらとアーカイブ作品を紹介します。さらに大脇氏がアーティストと対峙したときに生まれた「感覚」を「手」に宿らせ、編みつないだ巨大なオブジェなど、縁を綴り合わせたものたちが並びます。人と出会う喜びや集う愉しさ、関わることの大切さを再認識する機会になるはずですよ。

ことば と え の 4 人
穂村弘 × 坂巻弓華 / 伊藤紺 × 脇田あすか

歌人、画家、グラフィックデザイナー。それぞれの分野で活躍される4名による企画展です。「言葉」と「絵」、異なるアプローチで、散歩をし寄り道を楽しむように重ねた二組の対話を、そのプロセスとともに展示。ちょっと懐かしかったり、どこか重なる自分が見えたり、思いがけない気持ちになったり。ギャラリー内に生みだされる、このときだけの特別な景色を楽しんでくださいね。

古川諒子個展
Ryoko Furukawa Solo Exbition
「火星にコンピュータの本は２つしかない」

対象となる書籍から文を無作為に繋ぎ合わせ、そのイメージから主に綿布にアクリル絵具を使って制作をするという、偶発性を起点にしたアート作品をつくり続ける古川諒子氏の個展が、日本橋茅場町のギャラリー・ARTDYNEにて開催します。本店では1月に広島で開催された個展「太平洋は銀製」の再現インスタレーションを試みると同時に、新作も含めて展示販売が行われます。この機会にぜひ足を運んで、偶然が生んだ発想の広がりを楽しんでみてくださいね。

ONO-CHAN 個展「揺々ファンシー」

絵描き・イラストレーターのONO-CHANは、日課として収集したネット画像や自身が撮り貯めた日常風景の写真を眺めながら想像を膨らませ、非現実的な状況や不可思議な場面をポップに描き出す作家です。時にはそこに没入しすぎるため自分の足を引っ張ることもあった空想癖だとか。本展では、彼女の空想から生み出されるポップな画風と「ファンシー」という言葉をリンクさせ、作品として見事に昇華しています。展示では平面作品を中心に紙粘土でつくった“ファンシー”な「ナゾニンギョウ」100体が並び、ユニークな空間と不思議な時間を楽しむことができますよ。

鈴木いづみ 個展 『みじん切りの愛』

布・紙など、さまざまな素材を使ったインスタレーションとドローイングを制作している鈴木いづみ氏による、一点ものの手提げや小物・洋服の展示販売が行われます。
「ステッチを刺し終え眺めているときわたしはいつも、野菜をみじん切りにして均しながら炒めるときのことを思い出します。刻んだ食材に油や調味料と熱が均等にゆきわたり混ざるのを見ていると気持ちがよく、穏やかな安心感に包まれる。それと似た心持ちがします。」と鈴木氏。愛が詰まった展示販売会です。

アサノマイコ個展「You are muse.」

主線に“赤”を使ったイラストが印象的な福岡在住のアーティスト・アサノマイコによる個展。学生時代にヘアメイクを学んでいた彼女の手から生まれる豊かな色使いと、どこか儚げな女性の表情、可憐な世界観が幅広い女性たちに支持されています。普段は色鉛筆を使った作品が多い彼女ですが、本展では、真骨頂ともいえるアクリルを使った絵画もお披露目。ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。

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