ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
関節リウマチの早期発見・早期治療を目指す「Ring Again」との特別企画として開催された「指輪で気づくきっかけ リングコンテスト」。今回は「Ring Again」をイメージしたリング作品を募る【リング部門】とリングケースやリングピローなどのリング関連アイテムの作品を募る【アイテム部門】のふたつの部門で作品を募集。その結果、想いとアイデアの詰まった460点以上の作品が集まりました!ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
ここからは、コンテストの結果発表とあわせて、映えある受賞作品をご紹介します。それぞれの作品に込められた想いとあわせて素晴らしい作品の数々をご覧ください。
コンテスト各賞発表
リング部門・グランプリ
+B Laboratoryさんの「雨露リング」
+B Laboratory
雨上がりに葉っぱの上でコロコロ光る「雨露」を一粒いただいて宝石に仕立てた指輪がイメージです。ずっと眺めていたくなるような作品を目指しました。日常の中のふとした瞬間、手元に視線が向くことが関節リウマチの早期発見に繋がりますように、と祈りを込めたデザインです。
+B Laboratory
リング台はアレルギーを起こしづらいサージカルステンレスで、フリーサイズのハーフリングを使用。軽い力でサイズ調整をしながらお使いいただけます。
受賞理由(Ring Again・minne)
ご自身が介護福祉士であり、関節リウマチを患っているお友達のエピソードや、パッとみたデザインが印象的で心を惹かれました。オープンリングなのでむくみがあったり、どんな指にもつけやすいつくりなのも素敵です。Ring Againのコンセプトにもぴったりだと感じました。
アイテム部門・グランプリ
革工房 Broonieさんの「革パティシエの林檎のリングケース/指輪ケース」
革工房 Broonie
このたびは輝かしい賞を頂戴し誠に光栄に思います。本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。このリングケースは牛革を引き延ばしてひとつひとつ手塗りで染色している作品です。ギフトや普段使っている指輪を入れる目的だけではなく、思い出のあるあまり使わないアクセサリー、引き出しにしまい込んでいるジュエリーを入れて部屋にこそっと飾るのも素敵だなと思い制作しています。
革工房 Broonie
ジュエリーケース感も少ないのでどこにでも飾りやすい作品です。これからたくさんの人にいろいろなカタチで関われたらいいなと思っております。本当にありがとうございました!
受賞理由(Ring Again・minne)
持つ人が幸せになりますようにという作品に込められた思いへの共感や、本物と見間違えてしまうほどの作品のクオリティーとインパクトで審査員一同納得の受賞となりました。パッと見ではリングケースとわからない遊び心も素敵です。
リング部門・準グランプリ
Arikataさんの「裏で楽しむ!4mm純チタン製シンプルリング 新緑と青空」
Arikata
このたびはたくさんの作品の中から準グランプリに選んでいただく栄誉をいただき、心から感謝いたします。この作品は外からは見えないところに色をつけたリングなのですが、「自分にしかわからないところにもこだわる」ということは「自分を大切にする」ということだと考えています。
Arikata
見えない部分にもこだわり、自分を労り、日々を大切に生きるために、この作品がリウマチの早期発見、早期治療につながるきっかけになれたら幸いです。
受賞理由(Ring Again・minne)
「彩りのある人生を生きることを応援する」という制作コンセプトに共感しました。金属アレルギーが出にくい素材でつくられており、軽くてつけっぱなしにしていてもストレスが少ないという身に付けやすさへのこだわりが、Ring Againのコンセプトと共通すると感じました。シンプルな見た目で使いやすさもありつつ、見えないところへのこだわりもあり、身に付けていても飾っておいても楽しめる作品です。
リング部門・準グランプリ
sayesさんの「水引 結び熨斗リング」
sayes
ぽち袋などに熨斗の代わりに簡易的に付ける、水引を結んだものを「結び熨斗(のし)」と呼びます。その結びをモチーフにシルバーリングに仕立てた作品です。大切なものを包むときに使われる水引は、「人と人とを繋ぐ」といわれ、お守りの役割も果たします。水引のもつイメージや意味が、今回のコンテストのコンセプトにぴったりだと思い、応募させていただきました。
sayes
結び熨斗のデザインはリウマチを発症しやすいと言われる30代〜50代の方につけていただきやすいデザインです。水引の魅力である、線の重なりが美しく表現出来る方法で制作しています。軽くてつけ心地がいいので毎日お使いいただいてもいいですし、冠婚葬祭などの特別な機会につけてみる事で、指関節の変化に気付いていただけたらと思います。今回、このコンテストに応募するにあたって、私自身がリウマチのことを知り、考える大変いい機会になりました。そのようなコンテストでこのような素晴らしい賞をいただけたことを大変嬉しく思っております。ありがとうございました!
受賞理由(Ring Again・minne)
今回の応募作品の中でも一際目立つ和のデザイン。日本らしい水引のモチーフが美しく、応募コメントにもあった「冠婚葬祭などのタイミングで指輪を再度つける」というコンセプトがRing Againが伝えているメッセージと強くマッチしていると感じます。
アイテム部門・準グランプリ
ittensaさんの「リングボックス」
ittensa
気分やファッションにあわせて指輪を替えることを想定して、5本まで収納できるシンプルなデザインのケースをつくりました。
ittensa
日常の中で小さな変化に気がつけるお手伝いができれば嬉しいです。
受賞理由(Ring Again・minne)
シンプルなデザインと、リングが複数個収納できるという実用的なポイントに惹かれました。持ち運びもできるサイズなので、お気に入りのリングを収納して気分に合わせてリングを付け替えたり、毎日身につける習慣がつきそうです。指輪を引き立てるというより、BOXそのものが可愛く審査員からも欲しい!という声があがりました。
アイテム部門・準グランプリ
by shieriさんの「リースのリングピロー」
by shieri
リングピローが日常に寄り添った身近なものになるように、リースデザインに仕上げました。使用しているお花は長く飾ることのできるプリザーブドフラワーの紫陽花やかすみ草。どんなお部屋にも馴染むお色をベースに制作しています。
by shieri
すべてが埋まらなくても、かわいいリボンや大きなパールには大切な指輪をかけて、あなただけの特別なリースになりますように。そしてお部屋を彩るリングピローになると嬉しいです。
受賞理由(Ring Again・minne)
Ring Againのコンセプトに共感し、”関節リウマチの早期発見・早期治療の為のリングピローは何が良いか?”という観点で作品を応募して下さっていることが受賞につながりました。リングをリースにかける時にも、かけたリングを手に取って身につける時にも、笑顔になれる作品だなと思いました。
リング部門・佳作
ANNIKA Accessoriesさんの「桜蕾-tsubomi-リング」
ANNIKA Accessories
この指輪を制作したのは新型コロナが世界的に猛威をふるっていた2020年の春でした。それまで当たり前にできていたことが当たり前じゃなくなってしまった世の中で、「また再び立ち上がる」という前向きなメッセージを込めて桜の蕾をメインモチーフに選び作品をつくりました。
リング部門・佳作
atelier*mioさんの「選べるものと選べないものがある -私だけの指輪-」
atelier*mio
クレイストーンの指輪には「選べないものに遭遇することもあるからこそ、選べるものは好きなものを選んで楽しもう!」というメッセージを込めました。どんな日にもあわせられる最高のシンプルを目指してデザインしたので、日常も特別な日もお供させてもらえたら嬉しいです。
リング部門・佳作
ネコ耳しっぽさんの「newお手々リング」
ネコ耳しっぽ
つけたり外したりする際になるべく痛くないように、楽であるように…と考えて制作しました。サイズも微調整できようデザインしているので、当初より指が太くなったときにも比較的容易にサイズ変更することができます。指を見る・触るのが楽しいという気持ちになってほしい思いを込めて制作しました。
リング部門・佳作
Shioriさんの「KYASHARING.」
Shiori
KYASHARING.は着用時の違和感が少ない細みのスキニーリングを採用しています。どんなファッションの邪魔もせず、小ぶりなジルコニアがキラッと光るシンプルなデザインに。コンテストのテーマである関節リウマチの症状に気づくことができるような「毎日つけたい」と思える作品を目指しました。
リング部門・佳作
pepeさんの「マーメイドリング」
pepe
pepeのメインテーマであるマーメイドデザインのアクセサリーにこのような賞をいただき大変光栄です。毎日身につけたい!と思えるかわいいいデザインに制作しました。日々身につけることによって少しの変化にも気づけるようにと想いを込めた作品です。
リング部門・佳作
朱華屋【Hanezuya】さんの「「アフリカン・オパール」フリーサイズ 18*13 天然石 ファッションリング」
朱華屋【Hanezuya】
自分自身がリウマチであることが参加の大きな機動力でした。「諦めないで指輪を身につけてしてほしい!」という強い思いを込めた作品です。骨董品の象牙のような雰囲気がお気に入りの天然石を使用。リングはフリーサイズで石も縦18ミリと大きいので、関節が腫れていても気にせず使っていただけます。
リング部門・佳作
Yuj777(ゆじゅ)さんの「レインボームーンストーン・パールリング」
Yuj777(ゆじゅ)
日々の生活に追われる中でも、虹のように輝く指元を見るとき…ふと時間が止まり、指輪と一緒に自分の体や心を見つめることができるのではないか、という思いを込めて制作しました。関節リウマチは早期発見、早期治療が重要とのことです。虹色の指輪が異変に気づくきっかけになりますように。
リング部門・佳作
alpha Virさんの「真鍮 クォーツ×グリーンオニキス×白蝶シェルのトリプレットストーン リング」
alpha Vir
淡いグリーンとシェルの光沢感がきれいな大きめの石を真鍮の枠に留めています。年齢を重ね、経験を重ねた手をしっかりとした存在感で引き立ててくれる大きめの石を使いました。ナチュラルな真鍮の美しさを楽しむとともに、時間の経過による変化を感じ、リングをメンテナンスしながら自分自身も労わるきっかけにしていただければ嬉しいです。
リング部門・佳作
alpha Virさんの「真鍮 スカイブルートパーズ×白蝶シェルのダブレットストーン リング」
alpha Vir
「Ring Again」というテーマなので、普段から使いやすいカジュアルなデザインにしました。個人的にも大好きな水色などの寒色と金色の組み合わせが美しい作品です。真鍮そのままの枠なので、リングの変化を感じることで自分自身の変化にも気づく機会になれば幸いです。自分で枠をメンテナンス出来るように、磨き布を付けています。
リング部門・佳作
シオリビーズさんの「ミニブーケリング(シルバー)」
シオリビーズ
今回のコンテストのコンセプトを見て、私自身が関節リウマチ患者なので絶対に応募しようと挑戦しました。指輪は初めての制作だったので、試行錯誤の繰り返しでした。程よいボリュームで手元を華やかに、つけた方の気持ちを少しでも明るくすることができたら幸いです!
アイテム部門・佳作
CheChe -チェチェ-さんの「幸せを溜め込む ボタニカルリングピロー ~春夏カラー~」
CheChe -チェチェ-
リース刺繍で、古くからお守りや幸運をもたらすモチーフとして知られている馬蹄のかたちを描きました。伸びやかで生き生きとしたリーフとやわらかくふたりの幸せを祝福してくれるような明るい花々で包んだデザインです。人生の大切な瞬間に「たくさんの幸せがふたりを包み込みますように」と願いを込めながら制作しました。
アイテム部門・佳作
∞∞ 138 ∞∞ (ぱちぱちいろは)さんの「ぽわんとネコチャンのリングスタンド -ぼく、リング大切にまもってるねver.-」
∞∞ 138 ∞∞ (ぱちぱちいろは)
大切なリングこそ無意識にしまいがちになり、もったいなさを感じていました。リングをお部屋のインテリアやもっと身近なものにしてほしいという想いを込めた作品です。しっぽに見立てたワイヤーには花を挿すこともできます。リングを 「飾る楽しみ」として日常に溶け込ませ、指を見る・指への違和感に気づくきっかけになりますように。
アイテム部門・佳作
ANNIKA Accessoriesさんの「紫陽花のリングピロー」
ANNIKA Accessories
サムシングブルーの青い紫陽花を敷き詰めたリングピローです。八角形の土台は風水で八方位を表しており「全ての方角から幸せを引き寄せて邪気を払う」ともいわれています。パワースポットとして、お気に入りのアクセサリーをこの八角形の紫陽花の上に置いてお使いいただけると嬉しいです。
アイテム部門・佳作
Shacolonさんの「白鳥のリングスタンド」
Shacolon
病気や妊娠、出産などでサイズがあわなくなってしまった大切な指輪をそっとしまっておくだけなのはもったいないな...という思いから生まれたリングスタンドです。美や愛、幸福の象徴でもある白鳥とともに指輪を飾れるデザインで制作しました。またこの指輪を身につけるために治療を頑張ろう、とあなたを元気づけてくれる白鳥になれたら光栄です。
アイテム部門・佳作
モイポルクさんの「文学こぐまのリングピロー」
モイポルク
この作品は、実際に長くリウマチと付き合った、私の身近な人を思い浮かべてつくりました。本が大好きな人だったので、分厚い本をリングピローに見立てたデザインにしています。リラックスした雰囲気を出すため、ほおづえの加減やぶらぶらさせた足にこだわってかたちづくりました。陶土の風合いを生かした着色もポイントです。
アイテム部門・佳作
merendaさんの「かじりかけチョコレートの陶製アクセサリートレイ」
merenda
実は、わたしは10代の頃から原因不明の関節の痛みと闘っており、「関節リウマチ」と闘う皆さんの辛さや不便さは痛いほどわかります。辛いときも、見るだけでクスっと気持ちが明るくなる楽しいアクセサリートレイがあればと想い、この作品を制作しました。頑張っている人達に笑顔でいて欲しい、と想いを込めています。
アイテム部門・佳作
ネルネルテルネさんの「リングピロー№066 マリンブルー」
ネルネルテルネ
シンプルで無駄なく、デザインを引き算して生まれたしなやかな刺繍のライン。キラキラと輝く波、いつまでも終わりなく続く幸せ、縁起物の「束ね熨斗」からインスピレーションを受けた作品です。布は高級感があるしっとりとしたブライダルサテンを使用しており、大切な指輪をやさしく包み込みます。
アイテム部門・佳作
コイズミタダシさんの「ブレーメン ブレーメン」
コイズミタダシ
誰もが好きなブレーメンというモチーフも、リングスタンドも、それぞれ別のお客さまからのオーダーでつくり始めたものです。まさにこのブレーメンのように、いろいろな人の力を借りて作品は生まれていくのだと思います。これからも多くの人に頼りながら、誰かに寄り添える作品をつくれたらいいなあと思います。
アイテム部門・佳作
charme|シャルムさんの「花のリングピロー|#58ダスティブルー」
charme|シャルム
このたびは素敵な賞をありがとうございます!実際にリングピローを飾っていただく際、上からよりも横から眺めることの方が多いのでは?と思い、charmeのリングピローは正面だけでなく、側面にもこだわって制作しています。植物のさまざまな表情を、手にした方に楽しんでいただけましたら幸いです。
アイテム部門・佳作
ぴょんの助さんの「ここに置いても良いぞ!三毛猫様の指輪置き💍」
ぴょんの助
「あなたの指輪をお守りいたす!」大切なリングを三毛ネコちゃんがぎゅっと包み込んでくれているような“お守り感”を意識してデザインしています。今回の企画に感銘を受け、目があうとホッコリ癒してくれて、ニッコリ笑顔が溢れますように♪と願いながら楽しくつくった作品です。
受賞作品をぜひあなたの暮らしに。
今回の「指輪で気づくきっかけ リングコンテスト by Ring Again」のコンテストでは、作家さんそれぞれの「関節リウマチ」への想いとアイデアが詰まった作品がたくさん集まりました。素敵な思いが詰まった受賞作品たちは全てご購入が可能ですので、ぜひ暮らしの中に取り入れ、関節リウマチの早期発見にご活用ください。
今後もminneでは、作家・ブランドの皆さまにご参加いただけるものづくりの企画を実施してまいりますので、楽しんでご参加いただけたら嬉しいです。
文 / 澤田芽乃華 撮影 / 真田英幸
企画・ディレクション / 中村瑛美里