目次
ファーストアートとは?
ファーストアートとは、子どもが生まれて初めて描くアート作品のこと。子どもが自由に絵の具を伸ばして描く作品を指します。手形や足形をとったものや、指に絵の具を付けて自由に描く「フィンガーアート」などもファーストアートと呼ばれます。できあがった作品だけでなく、子どもが自由に描く様子を撮影して思い出に残すのもファーストアートの楽しみ方。子どもの成長の記念をおしゃれなインテリアとして残せることから近年人気が高まっています。
ファーストアートはいつ行う?
ファーストアートは、生まれてから6ヵ月記念をお祝いするハーフバースデーや、1歳の誕生日に行うことが多いようです。いつ行うかはとくに決まりがないので、自由に好きなタイミングでファーストアートを楽しみましょう。ファーストアートは、子どもがお絵描き好きになるきっかけになるかもしれませんよ。
ファーストアートのやり方
ファーストアートには、手形や足形をとったり、指で描いたりといったさまざまな方法があります。今回は、手や家を汚さずに楽しめるジッパー付き保存袋を使ったファーストアートのやり方をご紹介します。
・アクリル絵の具(3~5色がおすすめ)
・ジッパー付き保存袋
・重曹(必要に応じて)
1. キャンバスにアクリル絵の具をのせる
用意したキャンバスにお好みの色のアクリル絵の具を点状にのせます。色数に決まりはありませんが、3~5色程度がおすすめです。子どもに色を選んでもらうと、さらに子どもの個性が光る作品に。厚塗りにしたい場合は絵の具の量を多めにするとよいでしょう。
漆喰のようなざらっとした質感に仕上げたい場合は「重曹」を使った方法も。紙コップなどを使い、重曹1:絵の具2の割合で、すこし粉っぽさが残るくらいに混ぜ合わせるとベスト。おしゃれな質感を楽しめるファーストアートに仕上がりますよ。
2. キャンバスをジッパー付き保存袋に入れ、しっかり閉じる
アクリル絵の具を置いたキャンバスをジッパー付き保存袋に入れて閉じます。これで手が汚れる心配はありませんが、不安な場合は袋を二重にするとさらに安心です。
3. 袋の上から、自由に伸ばしたり叩いたりして絵の具を伸ばす
ジッパー付き保存袋に入れたキャンバスを子どもに渡して、自由に遊んでもらいましょう。袋の上からキャンバスを叩いたり、絵の具を伸ばしたり、足で踏んでみても◎。最初にお父さんやお母さんが、叩く真似をしてお手本を見せてあげると子どもも触りやすくなりますよ。
4. 絵の具をしっかり乾かして完成!アレンジを加えるのも◎
袋からキャンバスを取り出したら、直射日光の当たらない涼しい場所で絵の具をしっかりと乾かします。ひび割れを防ぐためにもよく乾かすことが重要です。乾いたらお好みでアレンジを加えてみるのもおすすめ。金箔をのせたり、日付や名前を書いたりしてより思い出に残る作品に仕上げましょう。子どもの名前や生年月日入りのアートタグを取り付けると、ぐっとおしゃれな印象に。
ファーストアートの色選び
ファーストアート作品の印象を左右するのはやっぱり色選び。ルールはないので自由に好きな色やインテリアに馴染む色を選んでみましょう。お父さん、お母さんがお気に入りの色を選んでもいいですし、子どもに選んでもらうとさらに“らしさ”の詰まった作品になるかもしれませんね。あらかじめどんな色選びをするか考えておけると◎。赤やオレンジ、黄色などの暖色系でまとめよう、くすみカラーにしよう、シルバーやゴールドでアクセントなど、ぜひ楽しみながら色選びの方向性を考えてみてくださいね。
ファーストアートに使えるおしゃれな作品12選
minneで見つかるファーストアートで使える作品や、アレンジに使えるタグ作品を集めてみました。子どもや作品の雰囲気にぴったりなものをぜひ探してみてくださいね。
作品に温かみをプラス
ヌメ革のファーストアートタグは、経年変化とともに温かみのある深い色合いに。名前や記念日を文字入れ可能で、作品の雰囲気にあわせてフォントを2種類から選べますよ。
黒のレザーが高級感を演出
タグのデザインとフォントの組み合わせが種類豊富なアートタグ。ブラックレザーにゴールドの箔押し文字で、まるで一流画家の作品のように。
必要なもの全部入り
キャンバスや重曹、アクリル絵の具、アートタグまで必要なものがすべてそろった「おうちアートキット」。ペインティングナイフやコームでユニークな模様も描けますよ。
アート素材にすっと馴染む木製タグ
どんな雰囲気の作品にもスッと馴染む木材のアートタグ。キャンバスとセットでの購入も可能です。兄弟でタグをおそろいにして飾ってもおしゃれですね。
イーゼル付きで写真撮影にも◎
アクリル絵の具、キャンバス、ポリ袋、イーゼルがセットに。イーゼルはできあがった作品をおしゃれに飾れるだけでなく、アートの様子を写真や動画に収める際の小道具としても活躍します。
色選びもおまかせ
「ブルー系」「ピンク系」など指定して絵の具をオーダー可能なキット。色選びに迷っているというお母さん、お父さんにもおすすめです。
ハイセンスなクリアボードで
キャンバスではなくクリアボードを使ったセンスあふれるファーストアート。特別感のある名前入りボードに絵の具を置き、定規などで伸ばすことで模様を描いていきます。
丸いタグで優しい印象に
やわらかな筆記体フォントと木製の丸いタグがやさしい印象に。主張の強すぎない小さめのサイズも魅力的です。
インテリア性の高いアート作品
ファーストアートや子どもの普段のお絵描きなどをタペストリーに印刷できます。流木とセットになっているのでナチュラルな雰囲気で飾り付けることが可能ですよ。
柄が選べるツインテールデザイン
ふくふくとした丸い頬っぺたにキュン。女の子のファーストカットを残すのにぴったりなツインテールデザインで、ヘアゴムの柄も選べます。
お花いっぱいの足形アート
子どもの足形をデータで送って押し花アート作品に。クリアボードなのでリビングや玄関にも飾りやすく、「こんなに小さかったんだね」と成長にあわせて家族で会話が弾みそう。
ユニークな手形アートポーチ
ポーチに刺繍されているのは、手形を使った象のイラスト。子どもの成長を身の回りのアイテムに残したいという方におすすめです。おじいちゃん、おばあちゃんへの贈り物にも◎
ファーストアートのよくある質問
最後に、ファーストアートに関するよくある質問にお答えしていきます。ファーストアートの準備にぜひ参考にしてみてくださいね。
ファーストアートの絵の具の色はどんな組み合わせがいい?
ファーストアートの絵の具の色にルールはないのでお好みの組み合わせでOK。色数は3~5色くらいがおすすめです。綺麗に混色するよう、赤やオレンジの暖色系、青や緑の寒色系など色の系統を合わせるとよいでしょう。飾ることを考えて、お部屋のインテリアに馴染む色合いに組み合わせるのもおすすめですよ。
ファーストアートで必要なものは?
家や手を汚さずに行える代表的なファーストアートには、キャンバス、アクリル絵の具、ジッパー付き保存袋を用意します。キャンバスに点状に絵の具を置き、ジッパー付き保存袋に入れて子どもが触ることで模様を描く方法です。立体的で漆喰のようなおしゃれな質感に仕上げたい場合は、重曹を用意し絵の具と予め混ぜておくことで表現することができます。
ファーストアートの飾り方は?
キャンバスに描いたファーストアートは、額縁に入れて壁に飾ったり、イーゼルに立てかけて棚の上に飾ったりするとインテリアとしてお部屋に馴染みます。完成したファーストアートに子どもの名前や生年月日の入ったアートタグを取り付けると、まるで一流画伯の作品のような見栄えに。より特別感のある作品に仕上がります。
子どもの成長をおしゃれなファーストアートで残そう
minneには子どもの個性が光る素敵な作品やアレンジに使えるアイテムがそろっています。子どもの初めての作品づくりをぜひご家族みんなで楽しんでくださいね。