前回の「Pop Up Asia 2023」の振り返り<1>では、minneブースに並んだ作品を一部振り返ってご紹介しました。ぜひ合わせてご覧ください。
台北中心地にある歴史と現代アートが融合された「松山文創園区」で開催
イベントは、台北市の中心部にある「松山文創園区」で開催されました。
松山文創園区は、かつてタバコ工場として1937年に建設された場所であり、現在はリノベーションを経て、台湾有数のクリエイティブな複合施設として人気を集めています。そんな歴史的な背景と現代のアートが見事に融合した空間で開催された「Pop Up Asia 2023」に、10名のminneの作家・ブランドが出展しました。
初日には台湾のメディアや影響力のあるインフルエンサーが集結し、会場は活気にあふれていました。
minneエリアには10名の作家・ブランドが出店
会場内のminneエリアでは、10名の作家・ブランドがお出迎え。
日本の伝統を色濃く反映した、煌びやかな切子グラスや金魚をモチーフにした作品、時代を超えて受け継がれるヴィンテージ着物がずらりと並びます。さらには、洗練されたアクセサリーから文房具・雑貨、鮮やかなインド刺繍の素材まで、幅広い作品が展示・販売されました。
言葉の壁を超えて熱気とエネルギーに満ちた4日間
会場には、台湾、タイ、日本、韓国、マレーシアなどを含むアジアの30都市から作家・ブランドが大集結し、多彩な作品を展示・販売しました。作家・ブランドのみなさまは、通訳者や翻訳アプリを活用し、国際的な来場者との会話を楽しまれていました。文化や言語の違いを超えたこのコミュニケーションは、本イベントの最も魅力的な側面の一つでもあります。
国際的なフォーラムでのスペシャルトーク
11月18日にはminne事業部 部長 新井も登壇し、「minne」の発展や日本のハンドメイド市場についてお話しました。
Pop Up AsiaのJerry Yen(顏瑋志)氏、韓国NoTagのAiden Ung Choi氏とのセッションでは、アジアのクリエイティブシーンについて熱いトークが交わされ、会場は大いに盛り上がりました。
4日間ありがとうございました
近年アジアをはじめとする海外で高まっている「日本のものづくり」への関心を背景に、「minneの海外進出」を望む声が数多く寄せられており、海外展開の可能性を検討しておりました。こうした中、初めてminneの作家・ブランドのみなさまとともに海外イベントへの出展を実現することができました。これも「Pop Up Asia 2023」にご参加いただいた作家・ブランドのみなさま、企業のみなさま、そしてご来場いただいたみなさまのおかげです。心からの感謝を申し上げます。
私たちはこれからも、「日本のものづくり」の素晴らしさをより多くの方々に知っていただけるような機会を提供し続けたいと考えております。
今後ともminneをどうぞよろしくお願いいたします。
撮影 / Pop Up Asia