自然光がたっぷりと入る作業部屋
いつから、この作業部屋を使われていますか?
ami
今年の1月に引っ越しをして、この部屋で制作するのは2ヶ月目くらいです。
ami
刺繍ミシンは2018年あたりから使い始めたものです。
白くて明るい室内に色とりどりの刺繍糸やワイルドなミシンが映えますね。作業環境のこだわりはありますか?
ami
自然光が入る環境です。以前までは部屋が北向きだったので常に室内が薄暗かったのですが、南向きの部屋になったことで糸の色合いや光沢感が自然光で確認できるようになりました。
ami
光によって刺繍色の見え方が全然違うので、光には気をつけています。
美しさと機能性を兼ねそなえた収納
作業部屋で特にお気に入りのスポットはありますか?
ami
壁面につくった有孔ボード板の刺繍糸立てです。前まで市販のミシン糸立てを使っていたのですが、糸がどんどん増えていくので、色番号と色味がひと目で確認できる、壁面に直接糸を刺し込む収納壁をつくりました。
amiさんの作業部屋を見てまず視界に飛び込むのが美しく並んだ刺繍糸たちですよね。作業机もとてもきれいに整理整頓されていますね。
ami
作業机の整理整頓には、ミシン台に取り付けたデスクシェルフを重宝しています。
ami
刺繍しながらどんどん糸を変えていくので、大量の糸を刺繍枠の移動範囲外かつ手の届く場所に置いておけるのは助かります。
作業机はフラット&シンプルに
作品制作にはミシンや布、刺繍枠など大きな道具たちが必要ですが、作業しやすい環境づくりのポイントがあれば教えてください。
ami
作業机はフラットかつシンプルにしようと心がけています。洋服などを刺繍するときはそれなりのスペースが必要です。ミシン台も縫製作業の机も、フラットな板だけのシンプルな作業机が今のところ使い勝手がよいと感じています。
作業机の上に必ず置いているアイテムはありますか?
ami
iPadです。刺繍前のラフスケッチや参考資料を常に映しながら作業しています。
最後に、作品制作で大切にしていることをうかがいました。
ami
制作の姿勢で大事にしているのは「トキメキ」と「止めどき」です。「トキメキ」は、モチーフに興味や憧れを抱いて自分の心が動かないと作品も魅力的にならないと考えているからです。つくりたい!と思えるものに全力を注いでいます。
ami
もうひとつの「止めどき」は刺繍の終えどき、という意味です。 楽しさのあまり糸を刺しすぎてしまうと作品に重厚感が出過ぎてしまいます。特徴を余すことなく表現しながらも、インテリアやファッションアイテムとして取り入れやすいポップさや親しみやすさを感じるのはここがベストだと手を止めるのも大事かなと考えています。
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文/澤田芽乃華 撮影/真田英幸
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