2024年7月のおでかけ・ハンドメイドイベント

「まちを纏う」展　―都市型サーキュラーとまちづくり―

まちづくりのコミュニティを起点としたアップサイクルブランド「Ligaretta（リガレッタ）」。まちというコミュニティ起点のアップサイクルブランドであることの概念や、まちの物語が沁み込んだ素材の循環の仕組み、大丸有エリアで展開していく「都市のサーキュラー」についてなど、Ligarettaにまつわるストーリーを分かりやすく解説・発信していく展示になっています。実際にアップサイクルしたプロダクトも手に取ることができます。
まちで使った素材を循環させ、まちを纏う。まちが主役のファッションの形を見ることができます。

文化を味わうものづくり『にほんのさけ』展

衣食住の分野にわたる中で生活者の声や視点、先人や伝統から伝わる知恵、大いなる自然の恵みから学ぶことによって生まれてきた、無印良品のものづくり。
本展では、無印良品が共感するものづくりのひとつの例として、島根県出雲で日本の酒を造る出雲杜氏・小島達也さんの醸造・哲学が紹介されます。
小島さんは「なぜ人は酒を造るのか？」「なぜ人は酒を飲むのか？」「酒とは何か？」というシンプルな疑問に立ち戻り、独自に歴史、文化を深く突き詰めながら「にほんのさけ」を造り続けています。テクノロジーが進歩し続ける現代。新しい刺激を求めるのではなく、当たり前に満ちているすでにそこにあるものを掬い、原点を未来へ繋ぐ彼の活動を通して、無印良品の考えるものづくりの思想に触れてみてくださいね。

生誕130年　没後60年を越えて　須田国太郎の芸術――三つのまなざし

「東西の絵画の綜合」という壮大なテーマを追求し、骨太で生命感あふれる独自の油彩表現を切り拓いた画家・須田国太郎氏。本展では、油彩の代表作に加え、戦前の滞欧期に撮影した貴重な写真、また、能・狂言への造詣の深さを示すデッサン、そして、長年にわたって蒐集した「グリコのおもちゃ」のコレクションといった、意外な人物像を伝える資料も交え、須田国太郎の新たな魅力を紹介。
須田国太郎は2021年に生誕130年、没後60年を迎えました。これを記念し、全国5会場で開催する本展は、昨年より愛知、大分、兵庫、広島と巡回し、世田谷美術館がいよいよ最終会場となります。

水越智三 ＋ HEADQUARTERS 「A Few Cold Pizzas」

独自の感性で掬い取った、日常に起こる様々なシーンを、独特な配色の画面構成で描く作家・水越智三氏と、阿部隆太が幼馴染の友人と二人で2018年に鎌倉にオープンしたショップ兼スタジオHEADQUARTERSによる二人展。
今回は、二人がこれまで扱ってこなかった「友情」「リスペクト」を共通のテーマに作品を制作。これらのテーマから導き出された、二人の共通のワードでもある「ピザ」がコンセプトに加わり、それぞれが制作した作品とHEADQUARTERSが水越智三氏のイラストを使って制作したコラボレーショングッズが並びます。

最後の手段 : えんちゃん展

人々の太古の記憶を呼び覚ますチーム「最後の手段は」。手描きのアニメーションと大道具小道具を使ったストップモーションの手法などを融合させ、有機的に動かすアニメーションを制作しています。本展では、構想3年、作画3年、書籍化3年をかけてようやく書籍化できた漫画「えんちゃんち」の原画が紹介されます。

アート&クラフト市 at TOKYO SQUARE GARDEN

都会のオアシス「東京スクエアガーデン」で開催されるクラフト市です。毎回100店ほどのブースが連なり、毎月都内で行われるてづくり市では最大規模。会場は銀座線京橋駅から徒歩1分なので、お買い物ついでにぜひ足を運んでみてくださいね。

編集部へ感想を送る