特集

maruさんの「バッグの中身」見せてもらいました。

各々の“らしさ”が凝縮されている、バッグの中身を大公開。今回は、”おとなガール”のための遊び心のあるファッションアイテムを多数制作されているmaruさんのバッグの中身を見せてもらいました。

今回の語り手は

見ているだけで心が明るくなる色選びや大人でも気軽に身につけやすいナチュラルでガーリーな作品たち。「色はこころをまるくする」をテーマに、”永遠のおんなのこたち”に向けたコラージュバッグとものがたりブローチを多数手がけるmaruさんのバッグの中にはどんなものが入っているのでしょうか。

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わたしのバッグの中身を一言で言うと「色と手ざわり」です。好きな色を見ているだけで元気が出ますし、綿や麻、本革など手にとってホッとするようなやさしい素材を選ぶことが多いです。

ものを選ぶときにも、やはり色と素材感を重視します。そして、この先もずっとときめくことができるかな?という気持ち。できる限り良質なものを選びたいなと思っています。わたしは現在40代後半ですが、そのときどきのマイブームはあるものの10代の頃から好みが大きく変わっていません。自分の「好き」が一貫しているので、ものを選ぶのも早く、実際に10年20年と長く持ち続けているものもたくさんあります。

・お財布
・ハンカチ(ひびのこづえ)
・手ぬぐい(ミナペルホネン)
・ポーチ(ウサギプゥトワ&アンティパスト)
・文庫本
・メモ帳
・ボールペン
・鍵(月光荘の右手クリップをキーホルダーに)
・エコバッグ(ナタリー・レテ)
・スマートフォン

ものづくりがもっと好きになった、コラージュバッグ

こちらのバッグは少し前に自分のためにつくったバッグです。普段maruでは小さいサイズのコラージュバッグを制作していますが、ふと自分用に少し大きめのバッグをつくりたくなりました。気に入っているけれどなかなか出番がない素材や大きめのハギレを集めて、細かいことは気にせずにつくってみました。

いい意味で「てきとう」な気持ちでつくったので、とにかく自由で楽しかったことを覚えています!少し凝り固まっていた想像力がやわらかくなるのを感じ、実際使ってみたことで改善点もたくさん見つけることができました。たまには自分だけのために自由に制作するのも、結果的にmaruのものづくりに生かせるんだなぁと実感しました。

ちなみにmaruのバッグは表も裏も、そして中を見てもウキウキするような色と柄使いがポイントです!

荷物が少ないときにはmaruのコラージュバッグを使います。このバッグは「ミニバッグをつくろう!」と決めてから最初につくったバッグ。コラージュ部分の生地が丸まったり、ほつれたりといった経年変化も愛おしいです。だいぶ汚れてきてしまったので、汚れが落ちない部分は、つくろったり、コラージュを重ねたりして変化を楽しみながら育てていきたいなと考えています。

“一軍”がそろうお気に入りポーチ

ずいぶん昔の、たしか雑誌の付録だったがま口ポーチ。大好きな2つのブランドがコラボしたものでmaruのブローチをつけて今でも大切に使っています。

中身は、肌の弱いわたしにもしっくりきて機能性もよい、エトヴォスのファンデーションとリップ。長年愛してやまないヴェレダのスキンフード。のどが弱いので、オーガニックのマヌカ&プロポリススプレーも。生活の木のロールオンフレグランスは、短時間で自分だけにやさしく香るので、気分転換に使っています。

元美容師ということもあり、今までありとあらゆるコスメを使ってきました。フルメイクできるくらいの量を持ち歩いている時期もありましたが、今は自分にピタッとくる厳選したもののみ、ポーチに入れています。

手ぬぐいは必ず1枚しのばせて

かさばらずにすぐに乾く手ぬぐいは、日よけや寒さよけ、汗をふいたりものを包んだりと、1枚バッグにしのばせておくと何かと便利です。

ミナペルホネンのジェリービーンズのテキスタイルはブランド初期からの大好きな柄。20年以上前ですがこの柄のブラウスを持っていたのが思い出深くて。そんな思い出の柄がバッグの中にあるのは、とても気分が上がります!

ときめきが続くエコバッグ

20代で初めて出会ったときからずっと大好きなナタリー・レテ。エコバッグはその日によっていろいろと使い分けますが、最近買ったこのエコバッグが、今1番のお気に入りです。

使うたび愛着がわく、思い出のブックカバー

本の存在が大好きで、紙の質感やにおいも好きです。バッグに一冊入っていると安心し、文庫本には必ずこのミントグリーンのカバーをかけています。かなり使い込んでいるのですが、本革なので経年変化も愛おしいです。このブックカバーは大切な友人からのプレゼント。昔、下北沢のはずれにあったお気に入りのショップのものです。数えてみたらかれこれ17年ほど使っていますが、今でも見るたび色にときめいて、触るたび友人のことを思い出してはとても嬉しい気持ちになります。

目を惹く独創的なブローチたち

わたしならではの持ち物といえば、やはりブローチ。「maruのものがたりブローチ」と命名し、ちょっと不思議なものがたりに出てくるような遊び心あるブローチを制作しています。試作品がたくさんあるので、洋服にもたくさん重ね付けしたり、帽子やバッグにも付けてみたり!あちらこちらにブローチを身につけて歩いています。

人気シリーズがもっと身につけやすく

maruさんに新作もご紹介してもらいました。

新作は、ご好評いただいている「フサ子さんブローチ」シリーズの小さなサイズです。今回は、ナチュラルからカラフルまでたくさんの色をつくりました。遊び心満点のブローチです!

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編集 / 澤田芽乃華

【連載】バッグの中身
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