おでかけ

​​2024年12月のおでかけ・ハンドメイドイベント

12月に開催されているイベントの中から、展覧会や個展などアートにまつわるものを中心に、おすすめのおでかけスポットをご紹介します。

土井沙織 個展
MOTHER’S HAND

土井沙織さんは山形を拠点に平面作品、立体作品、壁画、インスタレーションなどの制作を行い、国内外で精力的に発表を続けているアーティスト。動物や人間の生きる姿を呪術的・神話的な視点から本質的に捉え、表現しています。木パネルに寒冷紗を張り石膏で塗り固め、岩絵具や顔料、弁柄、水干などを用いて描いていく過程で、幾重もの修正を経て当初とは全く違った構図やイメージに変化していくことも多く、作家の思考の変化や身体的所作の流れの中で作品が立ち現れるという有機的・人間的な制作過程を持ちます。土井沙織さんが生み出す、独特の濃密で不思議な崇高性を感じさせる豊かな世界をぜひご覧ください。

土井沙織 個展 MOTHER’S HAND
場所:ARTDYNE/東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル2C
期間:2024年11月23日(土)〜12月15日(日) 12:00〜19:00
定休日:月曜、火曜、水曜
入場料:無料
HP:https://www.art-dyne.com/exhibitions/836/

真田英幸 写真展「またね、きっと。」

「minneとものづくりと」で作家の制作シーンや作品を撮り続けてきたフォトグラファー “真田英幸“の初個展を開催。約5年間撮りためてきたポートレート写真をメインに、彼らと共有した時間と成長していく姿を感じられる写真が並びます。minneでも活躍するイラストレーターのharuさんとコラボレーションした作品も登場し空間を彩ります。
また写真展に合わせて、初の写真集も発売決定。18人の彼らとの時間を、89ページの紙の上で移り変わるように表現しています。この機会にぜひご覧ください。

真田英幸 写真展「またね、きっと。」
場所:platform3/東京都中野区東中野1丁目56−5 ホシノビル401号室
期間:2024年12月5日(木)〜12月11日(水) 平日 14:00〜22:00、土日 12:00〜22:00
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://www.instagram.com/snd_noko/

ヘルミッペ個展「スイングバイ」

ヘルミッペは、ピクセルアートを主軸とした、新しさと懐かしさが共存する緻密でユニークな作風で知られ、イラストレーションやミュージックビデオ、VJなど、幅広い分野で活躍しているアーティストです。本展でヘルミッペは、「視覚表現の美学」の追求よりも、「内省的な思考」を重視した新たなピクセルアートのアプローチを試みます。宇宙船が天体の重力を使って燃料を消費せずに軌道変更や加減速を行う技術「スイングバイ」から着想を得たこの展示タイトルが示すのは、何気ない日常の観察や偶然の出会いから受ける影響を「内省」へと結びつけ、そこから新たな方向に飛び立つような創作プロセスの追求です。本展ではリソグラフや木版画を中心とした作品を発表します。日常の何気ない行動や普段見慣れた景色の中から作家は何を感じ描き出すのか。注目です。

ヘルミッペ個展「スイングバイ」
場所:亀戸アートセンター (KAC)/東京都江東区亀戸9-17-8 KK ビル101
期間:2024年11月29日(金) 〜12月11日(水) 平日16:00〜22:00、土日13:00〜19:00
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://kac.amebaownd.com/posts/55800887

Narcolepsy1999 7th SOLO Exhibition 「à volonté〜ア ヴォロンテ〜」

ナルコレプシーは、美人画に漫画やアニメのデフォルメ表現、現在のメイクやファッション、価値観をも取り込んだ“今の美人画”を一度完成までデジタルで描き上げ、それを元に油彩、アクリル絵具、ガッシュ、アクリルマーカー、メディウム等を使用しながらキャンバスに描き写していく手法で作品を制作しているアーティストです。本展では、発表と同時に即完売となる西洋絵画と美人画を接続させた人気の「暗黒シリーズ」を含めた、新作約25点を展示。“描き上げたばかりなのに、ずっとずっと前から息をしていたような趣きを絵に宿したい”という想いが込められた作品の数々を楽しんでくださいね。

Narcolepsy1999 7th SOLO Exhibition 「à volonté〜ア ヴォロンテ〜」
場所:阪神梅田本店8階 ハローカルチャー1/大阪府大阪市北区梅田1-13-1
期間:2024年12月4日(水)〜12月10日(火)  10:00〜20:00(最終日は17:00まで)
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://website.hanshin-dept.jp/hshonten/bizyutsusanpo/

ひらかた手芸展 Vol.5

ニット作家の東海えりかさん、羊毛フェルト作家のMEBARUさん、刺繍作家のCANCANさん、スウェーデンドール作家のツムギコウボウさんの4人が参加し“動物”をテーマにした作品を展示するほか、作品や手芸キット、関連書籍などが販売されます。4人の作品世界に触れられる貴重な機会をどうぞお楽しみください。

ひらかた手芸展 Vol.5
場所:枚方T-SITE 4F/大阪府枚方市岡東町12-2 枚方 蔦屋書店
期間:2024年12月6日(金)~12月15日(日)  10:00~19:00(最終日は17:00まで)
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://store.tsite.jp/hirakata/event/t-site/43808-1035461107.html

大河原愛「静けさの内に留まる羊は、いかにして温もりを手に入れたかⅢ」

これまでは主に人物の背中を描くことで、皮膚から浮かび上がる骨格の美しさを表現していましたが、近年はフォルムが美しいと感じる動物をモチーフにしたシリーズも制作している大河原愛さん。自身が幼少期に受けた心の傷を癒すように、弱い者や傷ついた者に寄り添いたいという願いから描かれる作品には、どんな中にも光や希望があることへの祈りが込められています。人間や動物の肉体からあふれる生命力と、自身の感覚を表現した鮮やかな色彩が交わることで、抽象と具体が混ざりあう独特な作品世界が生まれます。本展では、新作を発表します。

大河原愛「静けさの内に留まる羊は、いかにして温もりを手に入れたかⅢ」
場所:京都 蔦屋書店 6F アートウォール/京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
期間:2024年11月30日(土)~12月24日(火) 10:00~20:00(最終日のみ17:00まで)
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/43463-1627571022.html

タイラハジメ干支張り子絵付けワークショップ

北九州市在住の張子作家「タイラハジメ」さんによるワークショップです。来年の干支「へび」とねこがダンスしている形をした、真っ白な張り子に絵付けをしていただけます。見本と同じようにする必要はなし!ねこの部分をほかの動物にかえたり、へびを違う色にしてみたり…想像を膨らませながら絵付けしてくださいね。11:00からと14:00からの2部制。お茶とドリンク付きなので、みんなで楽しくおしゃべりしながら絵付けを楽しみましょう! 完成した作品は、その日のうちにお持ち帰りいただけます。定員に達していない場合は飛び込みでも参加いただけます。福岡県糸島市は海沿いの観光地。ドライブついでにいかがですか。

タイラハジメ干支張り子絵付けワークショップ
場所:Shop & Gallery QUQUQU/福岡県糸島市志摩小金丸1906-1
期間:2024年12月7日 (土)  11:00〜、 14:00〜 ※所要時間約90分
料金:3000円/1人1体(ドリンク1杯とお菓子付)
お申し込み方法:下記インスタグラムのDMから
HP:https://www.instagram.com/quququ_itsm/

編集部へ感想を送る

  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする