東京23区で唯一の、100年以上清酒を製造し続ける酒蔵「小山酒造」。今回は、そんな歴史あるお酒の造り手に「大人の晩酌をはじめるなら」というテーマで、minne作品の中からおすすめの「酒器」を選んでもらいました。
小山酒造
139年の歴史を誇る酒蔵「小山酒造株式会社」。代表銘柄である「丸眞正宗」(マルシンマサムネ)の名の由来は「商いは正直こそが基本である」という信念のもと、“まるまる本物”の意味と、名刀正宗になぞらえた“キレの良い後味”という意味が込められています。
酒器にこだわって日本酒を飲む楽しさ
1日の充実感を味わいながら楽しむ「夜の晩酌」は、まさに至福のとき。
そんな晩酌のおともにぴったりの酒器を、小山酒造さんに選んでいただきました。
桜ちらしの冷酒グラス
<選んだポイント>
桜の「儚い美しさ」が表現されているデザインに魅力を感じました。小山酒造の社屋裏に流れる荒川の土手にも、毎年たくさんの桜が咲きます。季節感のある酒器は自分用にはもちろん、お客様用にそろえてもみるのもおすすめです。形状も素敵で、清酒にぴったりの「ぐいのみグラス」だと思います。
富士山ぐいのみ
<選んだポイント>
青色の美しさと、かわいいフォルムがいいですね。晩酌用としても素敵ですが、つかわない時にも部屋に飾っておきたいデザインです。日本酒にぴったり。
酒造さんに選んでいただけるのは盃の作り手として大変光栄です。美味しい日本酒の持つ透明感を、ガラスでさらに引き立てることができればと思います。
ペアおちょこ 恋する蝶シリーズ
<選んだポイント>
食卓が「ぱっ」と明るくなるような華やかなデザインに惹かれました。ペアグラスなので家族や友人といっしょに楽しむのもいいなと思います。お酒の楽しみ方が広がりそうです。
日本酒好きが高じて制作したおちょこが、酒造の方の目にとまり気に入っていただけて本当にうれしいです。日本酒を楽しく飲んでいただく一役になればと思います。
おいしく飲むコツは?
空気に触れることによって香りや風味が少しずつ弱くなる日本酒は、直射日光を避け、温度変化の少ない場所で保管し、開栓後はなるべく早く飲むことが重要だそう。
お気に入りの酒器を見つけて「晩酌をはじめたい」という方はもちろん、これからのお花見シーズンは「マイちょこ」をみんなで持ち寄ってみる、というのもいいかもしれませんね。
上部では花びらを、下のスリガラスになっている部分では花びらを残して彫ることで、それぞれデザインしています。自分へのご褒美にもなる作品をつくろうと思っていたので、酒蔵の方に「晩酌におすすめ」として選んでもらえたことはうれしいですね。